第30夜 狛犬
賛月が五色に拾われて1ヶ月経つ頃には、荷物見張りの仕事をするようになった。
五色曰く「大人をハッピーにする石」を、盗まれないように見張るのだ。
五色の突然開催される誕生日パーティーで「大人をハッピーにする石」を渡したら、とても喜んでもらえた。
この石は、子供もハッピーにする石なので、ちゃんとそういう名前にした方が良いと思った。
それから3ヶ月目には見張りの他に弁当運びの仕事をするようになり、昼休憩の時間になると賛月は『6.66』のみんなに弁当を届けるようになった。
この仕事はいっぱい食べ物がもらえるので好きだった。
初めに弁当ごと賛月を蹴った人達は、出世してお空の国に行ったらしい。
6ヶ月目には大人しく椅子に座れるようになったので、五色の会議にくっ付いて資料を渡す仕事をするようになった。
会議の内容をしっかり聞いて、ボスが欲しいだろうタイミングに資料を渡すのがポイントだ。
この仕事は他の仕事と兼業して、5年ほど続いた。
1年経つ頃には身長以外は標準体型になり、重い物も持てるようになった。
ようやく、ボスの犬としてボスを守れるようになった。
賛月は雨が降ると傘をさして、ボスを守った。
その間に賛月の世話係をしてくれた親父(旧 おにぎりミント)は『6.66』のNo.2になった。
その日は、みんなでお祝いした。
賛月は金色のリボンが付いた似顔絵をプレゼントした。
親父はNo.2になった事で、
「やっと変な名前から解放された……!!!」
と、泣いて喜んでいた。
似顔絵より喜んだ。
それから何年も経って、賛月はボスの役に立てるように、もっとたくさん勉強をした。
危ないから駄目だと言われていたので、武器の取り扱いは独学で覚えた。
あと、出来る男は言われなくても仕事をするもんらしいので言われてない仕事もたくさんした。
そして、賛月はボスが見せたがらない部分を知った。
光の国の堕児。
欠けた味覚情報とバッテン。
薄明の6番街で行われる実験。
七角形恐怖症。
骨折りの仕事。
競蛇と地下道の蛇。
怖くて涙をこぼす賛月を、親父は痛ましい表情で見ていた。
なかなか仕事から帰ってこない賛月を迎えに来た親父は、冷たくなった小さな体を抱き締めた。
加齢臭のするシャツで鼻水を拭いて、大きい手にガシガシ頭を撫でられる。
俺はボスとは違う次元で、甘やかすだけじゃなく叱ってくれる親父を本当の父親みたいに思っている。
きっと親父もそうだ。
少なくとも、弟分くらいには大事にされてると思う。
だから、大丈夫だ。
俺は『6.66』で、ちゃんと生きていける。
俺が泣き止んだのを感じて、親父の手から力が抜けた。
「少し買い食いしたら、戻ろう」
「ずび……。うんっ」
家に帰る前に寄り道をして、人通りの多い場所へ歩いていく。
「なぁ、親父。俺、ボスみたいになれるかな?」
「なるな!アレは人間がなるものじゃない!!」
「え?」
「頑張れば出来る」みたいな言葉を期待していた俺は、厳しい声で怒鳴られてポカーンとした。
親父は口が滑ったみたいにハッとして、辺りを見回してから
「言い方を間違えたな。俺は他人の真似をするんじゃなくて、お前らしさを大事にしろって言いたかったんだ」
と言った。
一瞬、叱られたと思った俺はドキドキしながら頷く。
「なぁ、賛月。俺はお前を本当の息子のように思っている」
「!」
俺だけでなく、親父も自分と親子のように感じていると知って嬉しかった。
繋いだ手を引いて、自分の喜ぶ顔を親父にアピールする。
「お前ももう大人になったと思ったけど、まだまだ子供だったみたいだな」
「俺、今年の3月14日で10歳になるんだ!もう大人だぜ!」
「10……歳か?お前が拾われたのが6歳……。とすると……4×3の12。18!お前、成人するのか!」
「成人まであと8年あるよ」
「ああ、そうだ。ここでは、そうだ。でも、そうか!その時が来ちまったか……」
「親父?」
親父はとても興奮してるようで、何かをずっと考えていた。
そして買い食いをするはずのアイスクリーム屋さんを通り過ぎてしまった。
「親父、チョコミント売り切れちゃうだろ!!」
買い食いをする時は、ボスの好きなものを買って帰らないといけないルールだ。
ボスは大人なので、チョコミントのアイスが好きなのだ。
大人がみんなチョコミント好きなら、早く買わないと売り切れてしまう!
賛月の分からない事で興奮する親父を引きずって、アイス屋さんの方へ戻っていく。
「アレはチョコミントじゃねーんだ!青っぽいチョコアイスなんだよ!」
「何、言ってんだよ?」
「ボスに味覚情報は無いだろ!!」
「ぁ…………。」
なんで、今まで気付かなかったのか。
ボスに好きな食べ物なんてあるはずが無かった。
6番街に住む人間が共通して『食』を大事にするのは、唯一変わらないものであるから。
6番街のものは全てボスの主観で変質するから、ボスの主観では変えられない、味覚だけを頼りに6番街の人間は自分を保っていた。
「?????」
じゃあ、どうしてボスは好きな食べ物を買ってきて欲しがったんだ?
ボスの嫌いなナスを頑張って食べた苦労は……??頑張ったのに???
頭がこんがらがって「???」する賛月を肩車して、親父はアイス屋へ戻っていく。
「今は分からなくて良い。俺は本当に、お前の事を息子だと思っている。お前が成人した時に全部話すから、その時には俺に着いて来てくれ」
「それって、俺が親父の直属の部下になるって事か?!」
親父は曖昧に首を振って
「3月14日の夜に、全部話す」
と言った。
「マジか!8年後が楽しみだなーー!」
_______
約1ヶ月後の3月14日
ボスが『海底探査記』を読んだせいで、6番街が海に沈んだ。
「楽しいか?」
窓から垂らした釣り糸で、俺を釣り上げたボスがそう言った。
「よく分かんないです」
ちょうどボスに会おうと思っていた俺は、窓からそのままボスの部屋に入った。
今日のボスの部屋は、海賊船の中みたいな空間になっていた。
「失礼します」
紫色のカニを踏まないように大股で窓枠から飛び降りる。
カニは大急ぎで、部屋の隅の巣穴に帰った。
五色の横を通り抜けようとした賛月の首輪が締まる。
振り向くとそこには、賛月と同じ顔のボスがいた。
「お前、最近やれって言ってない事までやってるらしいな?」
「まぁ……」
床がぐつぐつ沸騰する。
カニ、大丈夫かな……?
この頃思春期に突入していた俺は、
「ボスの為にお仕事頑張ったよ!ほめてほめて!」
なんて言えるはずもなく、黙って撫でやすいように首を傾けた。
「勝手なマネをするな。お前は世界の犬だろ」
ちょうど良い位置にある頭を、ペチンと叩かれる。
犬ってなんだ。
今更の事だが、反抗期の賛月は、ボスの言う『犬』の意味に疑問を持った。
賛月が見た犬は、捨て子屋のクズオヤジに可愛がられていて、悪い事をした子供を噛み殺す存在だった。
「俺は仕事してます」
「世界の手を離れて行動するなって事!命令してない事まで仕事されると、管理が面倒なんだよ!」
「そう……だったんですか?」
褒められると思ったのに……。
もうそれなりの年齢なので泣く事はなかったが、賛月はしょんぼりした。
「そーいう顔、ズルいだろ!世界が本当に言いたいのは……」
「くぅぅうううん……」
自然と甘える犬みたいな音が出てしまう。
情けない。
出さないように頑張っても、喉を絞るほど出てしまう。
「そんな顔しても、今度という今度は許さないからな!」
「きゅうぅぅぅん……」
「ぐっ!世界は間違ってない。けど、賛月も頑張った」
ボスの両手が頭に乗っかった。
そのまま犬を撫でるみたいに、頭をワシャワシャかき混ぜられる。
「世界が本当に言いたかった事は、勝手に怪我するなって事」
ボスは心配してくれたんだ!
五色の言う通り、賛月は解体の仕事で怪我をした。
火傷、骨折、切り傷も、全ては男の勲章だ。
「怪我くらい平気です!」
賛月はワザと、割れガラスで刺された腹を叩いた。
痛みで肩がビクリとしたが、背筋を伸ばして痛くないふりをする。
俺はボスの犬なので、ちょっとの事じゃ、泣き言は言わない!
俺の気持ちを分かれよと、五色に視線を送る。
「バカか。そんなお前が好きなんて、世も末だな」
「へへっ」
いきなり現れた灰色のタコに腰を絡まれ、オクトパスッと椅子に座らされた。
ボスは窓の外を泳いでいたワニを釣り上げ
「あーん」
と言って口の中に手を突っ込む。
「帰って良いぞ」
ワニをキャッチ&リリースしたボスは、賛月の見慣れた絵本を持って隣に座った。
『爆裂ヒーロー⭐︎キメスギくん』
魔法の薬を飲めば、1時間だけ不思議な仲間を喚び出して、戦えるヒーローのシリーズだ。
「ボス、まだ寝る時間じゃありませんよ」
「お前に読んでほしい訳じゃない」
ボスが持ってきた本は、キメスギくんシリーズの『6.66の悪魔』という本だった。
この話はまだ読んだ事がない。
「6.66の悪魔って、ボスの事ですか?」
ボスならキメスギくんの本に出てきてもおかしくない!
賛月が尊敬の眼差しでボスを見ると、五色は苦い笑みを浮かべて口の両端のバッテンを擦った。
天井から落ちてきたクラゲが、ボスの頭にくっついて髪の毛みたいになる。
「6.66の悪魔は世界じゃないし、キメスギくんの敵なんだ」
別に敵でも良いから、早く絵本を開いてほしい。
賛月はボスを催促するために、白いスーツの上着を引っ張る。
「今日は世界が読んでやろう」
「久しぶりですね。俺は大人なので絵本に興味ないですけど、ボスが読むなら仕方なく聞きますよ」
ボスは嬉しそうに笑って、俺の頬をビンタした。
「俺がお前のボスだ」
「いって……」
頬を抑える。
頬が痛いので、ボスの腕にくっつけて、絵本を覗き込む。
ボスの低くて甘い声が、題名を読みあげる。
「『爆裂ヒーロー⭐︎キメスギくん と 6.66の悪魔』。
キメスギくんの住む街に、雪が降りました。
こんなふうに、寒い日が続くと、陽が昇らない日が続きます。」
ボスが本のページを叩くと、冷たい雪が部屋の中に降って来た。
「太陽が昇らないと、街にカゲがあふれます。」
部屋が夜のように暗くなり、ツノの生えた丸い生き物が俺の膝に集まってきた。
俺の膝に乗り切れなかったカゲが、「あーれー」と落ちていく。
実際のカゲはこんなに可愛くない事を、俺は知ってる。
「そこで、街のみんなは太陽の代わりに自分達が光を燃やし続けようと考えました。
それが、『極夜祭』のはじまりです。」
部屋が色とりどりのランタンに照らされ、昼のような明るさを取り戻した。
『極夜祭』は12月の下旬に行われるイベントで、太陽の登らない日を作らない為に1週間昼にあたる時間にランタンを灯し続ける祭りだ。
この日は昼も夜も出店で街が賑やかになるから、とても楽しい。
そして、年末のカゲの襲撃を乗り切ったら、新年が来る。
新年祭では、極夜祭で使ったランタンに願い事を書いて空へ飛ばす。
天空城よりも飛んだランタンは持ち主の願いを叶え、全てのランタンは『世界の果ての滝』に流れ着くらしい。
俺の身長がなかなか伸びないのは、きっとランタンが天空城より飛んでないからだ。
「コン、コン、コン。キメスギくんの家のドアをノックする音がします。
「どなたでしょうか?」
「ボクです。きつねのアレンです。」」
頭に葉っぱを乗せたキツネが、部屋のドアから顔を覗かせていた。
「アレンくんの急ぐ声を聞いて、キメスギくんはドアを開けます。
「助けて下さい。いもうとが殺されました。」」
また、アレンくんの妹が殺されたらしい。
アレンくんには1000匹の兄弟がいるらしいけど、何で彼の妹ばかり殺されるのだろう。
それをボスに聞いたら、
「アレンくんはキメスギくんに会いたかったんじゃない?」
と言っていた。
ぜんぜん、答えになっていない。
「泣きじゃくるアレンくんを慰め、キメスギくんはアレンくんと、お約束をしました。
「犯人は絶対にぼくが捕まえてみせるよ!」
「ありがとう、キメスギくん!ボクが頼れるのは君しかいない!」」
2人のこの会話もお約束のパターンだ。
「「さっそくだが、アレンくん。犯人の目星はついているのかな?」
「もちろん!6.66番街に住む悪魔が怪しいよ!」」
毎度思うが、アレンくんは犯人が分かってるなら、自分で何とかすれば良いのに。
それから2人は、チョコちゃんやアイスくんに聞き込みをして、あんぱん爺やのアドバイスをもらってから、いつものマジックショップに向かった。
謎のイケメン、マッシュルームくんの『奇想天外マジック✴︎マッシュルーム』はキノコのマッシュルームと部屋をかけた不思議なお店だ。
ここで売られている“魔法の薬”と“新商品のアイテム“が、毎回敵を倒すキッカケになる。
「「やぁ、今日もお困りごとかな?」
と、マッシュルームくん。
「マッシュルームくん、いつものください。それから、新作はありますか?」
と、キメスギくん。
いつもの青い瓶から薬を出したマッシュルームくんは、
「今日の新作は間に合わなかったよ」
と言いました。」
それじゃあ、今回の敵はどうやって倒すんだろう?
ボスがページをめくると、俺達は家の前にいた。
門の前には見張りがいて、窓からは部下と打ち合わせをする親父が見える。
でも、みんなボスに挨拶をしない。
もしかしたら部屋の中に、6番街の風景を持ってきたのかもしれない。
「キメスギくん達は、6.66番街に住む悪魔の元へ辿り着きました。
悪魔の住む城には、見張りの大きな犬がいます。」
ジシーンッ……ジシーンッ……
と地面が揺れて、大きな犬が門から顔を覗かせた。
「この大きな犬には、大・中・小3つの首があり、1番大きな首がキメスギくんに話しかけました。
「わんわんわん!」
キメスギくん達は犬の言葉が分かりませんでした。」
キツネのアレンくんとは喋れるのに?
自分と同じ犬が出てきてワクワクしていたのに、全く喋れなくてガッカリした。
「…………ボス?」
ボスが続きを読まない事に焦れて、顔を上げる。
開いたままの窓から、ポツポツと濡れた地面の匂いがした。
ボスは5色に変わる目を絵本に落としたまま、動かなくなった。
絵本を読んでるだけで、悲しくなる事はない。
この雨は、たまたま降ったんだろう。
「しょうがない人ですね」
難しい言葉が出てきて読めないのかもしれないので、代わりに続きを読んであげることにした。
音読をする前に、そのページの内容にサッと目を通す。
「キメスギくんは、門番の犬とおしゃべりをする為に魔法の薬をのみました。
「ヨウホウ、ヨウリョウ、は、キチンと守りましょう!」
魔法の呪文で、キメスギくんの不思議な仲間達があらわれます。」
俺が音読をしても、ボスみたいに景色が出てくる事はない。
「今日の仲間は、『バット×バット×コウモリ男爵』です。
彼は、門番の犬の育ての親でした。」
ページをめくる。
「……しろ?かしわ、いぬ?」
なんだ、これ?読めない。
隣のボスは、思考の渦に呑まれてるのか体がぼやけてグニャグニャ回っている。
読めない部分は飛ばして、先の展開を確認した。
コウモリ男爵に説得されて、キメスギくんの仲間になるかしわ?犬。
コウモリ男爵はかつての仲間を次々倒しながら、ラスボスの6.66の悪魔の元まで辿り着いた。
コウモリ男爵により明かされる、6.66の悪魔の悪行。
光の国の子供の誘拐、情報を抜き取る実験、蛇のエサ。
いざ 勝負!というところで、キメスギくんの薬の効果が切れてダウンしてしまう。
「ボス……ページが濡れて、先が読めません」
さっきからずっと寒い。
窓から入る雨が激しくて、風もビュービュー吹いてくる。
無駄だと思いながら
「ボス、この字はなんて読むんですか?」
と聞いてみた。
「狛犬」
ボスの目に光が戻って来た。
グニャグニャの体も安定して、元に戻る。
「狛犬って何ですか?」
「番犬の中でも、1番すげー奴だ。お前は、それになれ」
「珍しいですね。俺に『なれ』って言うのは」
ボスが望めば、何でも叶うのに。
わざわざ頼むって事は、ボスは俺に期待しているのだ。
嬉しくって、ボスの頬に口枷を押し付ける。
ボスはいつものボスに戻って、鬱陶しそうに笑って口枷を外してくれた。
「『狛犬』は世界から、お前への餞別だ。」
「せんべつ!」
つまり、プレゼントだ。
今日が俺の誕生日だから、ボスがプレゼントを用意してくれたのだ!
「お前がこの先、ひとりぼっちにならないように絵本と同じ狛犬がお前を助けてくれる」
「えー!嫌です!!この犬、自分の飼い主を裏切ります!そんな犬、嫌です!」
この犬がいかにダメな犬なのか力説すると、ボスは腹を抱えてヒーヒー笑う。
「コイツをあんまり責めるなよ。お前と一緒で、バカで何もわかってないんだ」
俺は算数出来ます。
子供っぽいので、小さな事には言い返さない。
でも、絵本の犬にボスを取られた気がして、なんだかムカムカしてしまう。
「狛犬もコウモリ男爵も、裏切りたくて裏切った訳じゃない。それが分かってたから、6.66の悪魔も許したんだと思うぜ」
「みんな最後は友達になったんですか?」
絵本が濡れて読めないので、ハッピーエンドかはボスに聞いてみる。
「いや、6.66の悪魔は死ぬ」
バッドエンドの日だったか……。
『爆裂ヒーロー⭐︎キメスギくん』は、子供向け絵本のくせに8割バッドエンドだ。
「そんな事より、『狛犬』の使い方を覚えろ。まず、怪我をした時には……」
この時、この絵本をちゃんと読んでれば俺がボスを殺すなんて事にはならなかったのかなって……。
俺がヒーローだったら、もっと良いハッピーエンドを作れたのかなって……思う。
「聞いてるか、ハチ?」
※ アレンくんの妹が毎回殺される理由は、キメスギくんに会いたかったから。
つまり犯人は……分かりますね?
【五色 天罰と6番街】
五色 天罰の能力は、『考えた事が全てその通りになる』能力です。
6番街は、五色のイメージによって姿を変えます。
建物、人、空、知人の性格。
6番街に住む人が自我を保つのは難しいです。
それでも6番街に多くの人が住むのは、五色に気に入られれば、酒池肉林や不老不死さえ叶うからです。
ただ、彼の気が変われば世界から消えます。
世界から消された人は、五色の能力の範囲(6番街)外に出るか、五色が死んだ場合に能力を解除され元に戻ります。
うーん、阿鼻叫喚。




