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モノローグ

優しく揺れる木漏れ日。

暖かな風、気持ちの良い日だ。

「んーーーーっ」

店主の男は店の扉の前で背伸びをした。

少し癖のある黒髪に奥二重な双眼。

がっしりとした腕は健康そのものだ。

背丈は低くもなく高くもない。

白いTシャツに濃い色のジーンズ、黒のエプロンを首から掛けている普通の青年だ。


彼のお店は木が生茂る山の中にある。

そのお店の周りだけが拓けていて、気持ち良さそうに草花が風にあたりゆらゆらと踊っている。

草原の先には街が拡がり世話しなく車が動いているのが小さく見えるが、この辺りには関係ない。

ただゆったりとした時間が流れている。

こんな辺鄙な所でも不思議とお客は来るもので、いつも誰かが何かしらを求めて店の扉を開ける。


ここは【お可笑屋 おかげさま】

あなたのご希望に出来る限り寄り添って、あなたの望むお菓子をお届けいたします。






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