ゾウリムシくん
とある池の中、様々な生物が沢山います。
この子の名前はゾウリムシくん。
池の中を、泳いでいます。
∞∞∞∞∞
「今日も良い天気♪」
ゾウリムシくんは、ミカヅキモくんを見つけました。
「ミカヅキモくん、おはよう。」
「やあ、ゾウリムシくん」
ミカヅキモくんは、何だかモゾモゾしている。
「ミカヅキモくん、どうしたの?」
「そろそろ分裂が近いみたい。」
「そうなんだ。僕は、この前分裂したよ。」
ミカヅキモくんは、さっきよりも、モゾモゾしている。
「分裂キター!」
ミカヅキモくんの、モゾモゾがピークになり、分裂した。
元のミカヅキモくんの、モゾモゾが治まる。
「分裂完了♪」
いつの間にか、分裂したミカヅキモくんは、無言でどこかへ行ってしまった。
「ミカヅキモくん、小さくなったね。」
「まあ分裂したからね。」
ゾウリムシくんが、繊毛がピクピクさせている。
「そろそろ行くよ。」
「うん、ゾウリムシくん、またどこかで…。」
ゾウリムシくんは、繊毛を動かして、池の中を泳いで行きました。