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満ちていく月 欠けていく月  作者: 長谷川るり
16/30

第16話 誕生日


 いつも通りの業務が、いつも通りのペースで進んでいく職場で、今日も夏子は仕事をしている。村瀬にちょっとした仕返しのつもりの意地悪心で、ふいにあんな事実を打ち明けてしまったけれど、意外に 村瀬も慎二もあの事に触れて来ない。夏子が勝手に一人で村瀬との関係を永久に切ってしまったんだと落ち込んだ位で、周りは変な位静かだ。村瀬との過去を勘ぐっていた由真でさえ、何も言ってこないのだ。よく『嵐の前の静けさ』と言うが、『嵐の去った後の静けさ』に感じる夏子だ。ここ最近は、あの話をした事で 由真も慎二も、夏子が村瀬とは何かありようがないと思ってくれたんじゃないか、等という都合のいい解釈にまでなってきてしまっている夏子だ。


 そんなある日、カウンターで接客していた山本が夏子を呼びに来る。

「夏子さん、お客様です」

僅かに緊張してカウンターに顔を出すと、そこには雪子と守屋が立っていた。

「雪子ちゃ~ん!来てくれたの?」

隣の守屋にも、夏子は笑顔で会釈した。

「お二人、お揃いで」

「今日は・・・ダイビングの体験ツアー申し込もうと思って」

「え~っ?!」

途端に夏子の顔に花が咲く。

「守屋さんも一緒に行ける事になったんですか?」

「今年は、一日だけ連休もらおうかなと思って」

「じゃ、一泊二日のツアーですね?」

夏子は手元のパンフレットを選びながら言った。

「来るなら、言ってくれたら良かったのに~」

すると、守屋が雪子の顔を見てから言った。

「突然行って、驚かせちゃおうって」

「な~んだぁ、そうなの?」

嬉しそうに話す夏子が、張り切って雪子達の初めてのダイビングツアーをプランニングする。

 申し込み書類などへの記入を終えた雪子と守屋を少し待たせて、夏子は奥へ引っ込む。すると、それと入れ替わる様に慎二が顔を見せた。

「どうも」

「おお、慎二君」

「こんにちは」

三人が顔を合わせるのは、海に行った時以来だ。あの時の楽しかった記憶が蘇って、皆が自然と笑顔になる。

「夏のツアーですか?」

「うん」

「絶対楽しくてはまっちゃいますよ」

「・・・ドキドキする」

少しだけ目を見開いて、雪子は笑顔を浮かべてそう言った。

 するとそこへ、若い男女のカップル客が来店する。その接客に慎二がすぐに対応すると、頃合いを見て夏子がカウンターに戻って来る。

「今日は二人ともお休みでデート?」

雪子が守屋を見る。そして守屋がそれに答えた。

「ユキは休みだけど、こっちは夜勤なんで、この後仕事」

「夜勤ですか・・・大変。雪子ちゃんも寂しいね」

雪子ははにかむ様にふふふと控えめに微笑んだ。

 その時、隣で接客していた慎二が立ち上がって 奥に向かって声を掛けた。

「店長!」

その声に反応した守屋の目は、奥から出てきた村瀬をじっと見つめた。慎二と村瀬の二人のやり取りが行われる。専門的な言葉が合間に挟まるから 素人には良く理解出来ない所もあるが、その様子から守屋は、先日夏子が慎二に自分の過去を話さない事を決めて正解だったんだと実感する。

 守屋が店長の方をずっと見ているから、夏子と雪子達の会話も途切れる。雪子は立ち話のまま難しい話を続ける村瀬と慎二を見上げて、こそこそっと夏子に聞いた。

「あの人が店長さん?」

「あ・・・うん。なんで?」

夏子まで雪子の質問に警戒して、思わず守屋の顔を見る。守屋が雪子に気付かれない程度に ごく小さく首を横に振った。もちろん そんな素振りに気付く事なく、雪子は明るい口調で返した。

「海の人って感じ」

夏子と守屋の神妙な頭の中とは対照的な雪子のその一言に、守屋が思わず吹き出した。しかしそこまで笑われた事に驚いた雪子は、守屋の方へ視線が釘付けになる。

 そんな所へ、さっきまで難しい顔をして慎二と話していた村瀬が、夏子に声を掛けた。

「青柳さ、こちらのお客様先日バリに行かれたそうなんだけど・・・」

今度は夏子が元彼と話している横に、それを何も知らない今彼の存在を見ながら、守屋はその三人から目が離せなくなっている。

 聞かれた質問にあっさりと答えた夏子が、雪子達の方へ向き直った。

「夏子ちゃん、やっぱりかっこいいね」

「そんな事ないよ」

そう返事をしながら、夏子は守屋の顔を見た。守屋が慌てて笑顔に戻すと、雪子が隣を向いて同意を求めた。

「今の、凄くカッコ良かったよね?」

頷く守屋を見ながら、夏子が言った。

「この前私が同行したツアーの案件で、同じ様なケースがあったから。ただそれだけ」


 ショップを出た雪子に守屋が言った。

「本当に予約しちゃったね」

「出来るかなぁ、本当に。ドキドキする・・・」

頷きながらにこにこしている守屋に、雪子が首を傾げた。

「守屋さんもドキドキしてる?」

守屋が更に大きく頷いた。

「やった事ないからね」

そこで雪子の笑顔がすっと消えた。

「守屋さん・・・本当にお休み取れる?」

「何としても取るよ。もう予約しちゃったからね」

心配そうな雪子の顔に、守屋がもう一つ笑いかけた。

「ユキと初めての旅行だし」

そして、梅雨のうす曇りの空に二人の笑顔が交差した。


 次の日、朝から雪子の働く厨房の職員達が賑やかだ。

「来週の水曜日、所長のお誕生日なので、厨房の皆さんで花束を贈りたいと思います。一人500円ずつ集めたいと思いますので、ご協力下さい」

厨房責任者の安達が、そう皆にアナウンスする。

 皆が財布から500円玉や千円札を取り出している所へ、安達が更に声を上げる。

「どんなお花が好きか、知ってる方いますか?」

誰も言い出す者はない。すると、やはり岡田が雪子の後ろからひそひそ声で聞いてくる。

「ねぇ、知ってる?」

「・・・知りません」

知る訳がない。来週の水曜日が守屋の誕生日だって事すら知らなかったのだから。

「じゃ、好きな色とかは?」

その岡田の声が安達の耳に届く。

「そうだね。好きな色とかでもいいかもね。誰か知ってる人いたら、教えて」

誰も言い出さない代わりに、隣同士では小さなやり取りがあちこちである。すると、岡田の様子を見て 安達が雪子に質問する。

「星野さん、詳しいの?」

慌てて雪子は首を大きく振るった。誰が見ても分かる程のオーバーリアクションだ。ちらほらとくすくすっと笑い声が聞こえる。

「誰からも何も案が出ないと、私が勝手に見繕っちゃう事になるけど・・・いいの?」

皆が賛成の合図で、頷く顔が多数だ。雪子も当然、その中の一人だ。すると後ろから岡田が、再び耳元で囁く。

「言わなくて良かったの~?」

恐る恐る雪子が振り返ると、岡田はもう向きをくるりと変えて洗い場の方へと去って行った。


 仕事を終えて、日課となった守屋との電話の時間を待つ雪子だ。早番だった雪子が、今日は守屋からの連絡を待つ。掛かってきた電話に飛びつく様に出たのに、雪子は冷静な声でそれをカムフラージュする。

「守屋さん、来週の水曜日、お誕生日なの?」

「あぁ・・・そうだよ。誰から聞いたの?」

「今日、仕事場で・・・」

電話の向こうではっはっはっと笑う守屋の声。

「その日・・・仕事?」

守屋が手帳をペラペラっとめくる。

「8時までだ」

早番の雪子が少しがっかりしたのを隠して、勇気を出す。

「少しだけでも会える?」

「もちろん」

「じゃ、その日空けといてね。どこ行くかは、考えとくから」

嬉しそうな声が電話からも伝わって、守屋の疲れを癒すのだった。


 誕生日当日、昼食を食べ終えた守屋を待ち構える様に、厨房の職員が集まる。先頭は当然責任者の安達だ。

「お誕生日おめでとうございます」

後ろ手に隠していた大きな花束を守屋に渡すと、職員達から拍手が起こる。雪子は人の陰に隠れる様に立って、そっと手を叩く。その場に居合わせた他の職員達からも、皆笑顔で拍手の輪が起きる。少し照れた様に笑う守屋が、何度も何度も皆に頭を下げた。そして厨房職員へ向きを直した。

「30代最後、働き盛りなんで、頑張ります」

すると安達がそれに返す。

「お体にはお気を付けになって下さい」

「ここで、毎日栄養バランスの取れた美味しい食事を頂けるので、健康でいられてるんだと思います。これからもよろしく」

すると安達が冗談を飛ばす。

「その役目はそろそろ奥様にバトンタッチしないと。良い方とご縁があります様に」

“痛い所を突かれた”というゼスチャーをしてみせると、食堂から笑いが起きる。お陰で、雪子の近くでひそひそ聞こえるが、内容まで聞こえずに済んだのだった。


 早番組が白衣から私服に着替える。岡田達数名がこれから食事に行く話題で盛り上がっている。その傍で、雪子は黙々と身支度を整える。その時岡田が雪子に声を掛けた。

「これから皆でご飯食べに行くんだけど、星野さんも一緒にどう?」

「いえ・・・予定があるので・・・」

とっさにそう答えて後悔する。こんな言い訳をしたら、噂話の良い鴨だ。しかしもう遅い。相手の思うツボだ。

「だよね~。どこに行くの?」

「あ・・・いえ・・・そんな大した用事じゃないんですけど・・・」

雪子のその言葉の後の笑いが、それを全く信じていない事を物語っている。

「じゃ、良い夜を」

そう言い残して行こうとした岡田が、雪子の猜疑心の塊の様な瞳に気付き立ち止まった。

「お互いにね」

そうごまかした岡田の後に、くすくすっと笑う数名の仲間達。その場に一人になると、雪子は大きく長い溜め息を吐いた。


 雪子が指定した 職場から離れた駅のターミナルに、約束の時間より少し遅れて守屋の白い車が滑り込んでくる。

「ごめんね、待たせて。出掛けにバタバタ色々あって・・・」

雪子が助手席に乗り込みながら、笑顔で答えた。

「全然、平気」

「ユキ、何か食べた?」

「うん。大丈夫」

雪子がシートベルトを締めた音を聞き終えると、守屋が再びハンドルに手を掛けた。

「で?どこに向かえばいい?」

雪子が照れ臭そうに微笑んだ。

「守屋さんコーヒーが好きだから、美味しいコーヒー飲める所調べたの」

「へぇ~、楽しみ」

車が進み始めた頃、ふと雪子の鼻にユリの香りが届く。後部座席には今日職場で贈られた花束や包みがあった。

「凄いね・・・お花」

「こんなにしてもらって、有り難いよね」

雪子が守屋の横顔を見つめる。前の職場での変な噂を聞いたけれど、お誕生日にこんなに祝ってもらえるこの人の人望を思うと、きっとあの噂もごく一部の限られた人だけのものと確信が持てる。ほんの少し軽くなった雪子の心に、守屋の声が届く。

「皆あまりにも立派な花束だからさ、一つは事務所に飾って置いてきた」

朗らかな会話が続く車は、雪子の指定したホテルの地下駐車場入り口へと吸い込まれていった。


 都内の一流と名を馳せるホテルのレストランで、女子会プランのディナーを楽しんだ岡田ら数名がエントランスを出る。いつもは白衣に帽子 マスクと、お洒落とはかけ離れた世界で働く女子には、きらびやかな雰囲気が乙女心をくすぐり、一気に竜宮城へと連れて行ってくれるのだ。いつもよりも数ランク上の洋服に身をまとった女子達のテンションは高い。ホテルから現実の世界へ出ても、岡田達の滑らかな口は止まらない。その時一台の車とすれ違い様に宮森が声を上げた。

「あ!今の!」

振り返るから、岡田をはじめ皆が振り返る。その白い車の後ろ姿を見ながら、宮森が思わず興奮して隣の岡田の肘の辺りを引っ張った。

「星野さん!星野さん、乗ってた!」

「え~っ?!」

すると岡田が冷静な声を上げた。

「ナンバー、所長のだ」

「え~、やっぱり~!」

皆は地下駐車場の入り口に入って行く車の後ろ姿を見送った後、そこにそびえ立つ さっきまで自分達が利用していたホテルを見上げた。

「誕生日デートは、ここでお泊まりかぁ・・・」

「後ろに花束乗ってたね」

「完全に決まりでしょ」

「星野さんかわいいけどさ・・・歳の差あり過ぎじゃね?」

「なんか・・・所長、顔に似合わずエロイわ・・・」

お酒の入った女子達の噂話は止まる所を知らない。皆口にブレーキがかからなくなったかの様に、言いたい事を言いたいだけ言い始める。

「どこの部屋に泊まるのかなぁ。やっぱさぁ、最上階のスイートとかかなぁ?」

「明日、どんな顔して出勤してくるのか楽しみじゃない?」

「いや~、こっちが勝手に想像して笑っちゃうんだけどぉ」

勝手な妄想を膨らませ、ゲラゲラと下品な笑いが夜の街に響いた。


 カフェで案内されたテーブルに着くと、雪子が背もたれに寄り掛からずにキョロキョロした。

「何だか・・・こういう所、緊張しちゃう」

「そうだね」

窓際に向かい合った席で、そこからは新宿の夜景が綺麗に見渡せる。

「今日、雨じゃなくて良かった。雨だったら、きっともっと煙ってて見えにくかったよね」

話題の豊富でない雪子にも、夜景がある事で間が持つ。そしていつもは店の奥や目立たない場所にしか座れないが、今日は外から見られる心配もないから、大好きな窓際に座れる嬉しさに、いつしか雪子の緊張もほぐれてくる。

 注文したコーヒーが運ばれてくると、かぐわしい香りが守屋の鼻をくすぐった。

「あ~、本当いい香りだ」

するとそこへ、happy birthdayと書かれたデザートのプレートが小さな花火の演出も乗って、守屋の前に差し出された。

「お誕生日、おめでとうございます」

ウェイトレスの上品な声と共に、守屋が驚きの顔を雪子に向けた。

「ごゆっくりどうぞ」

再び二人だけの空間になると、花火が消えるのを待って雪子が小さく拍手をした。

「お誕生日、おめでとう」

「ありがとう」

驚きと嬉しさの混じり合った表情に、雪子はホッとする。

「一緒に食べよう」

守屋が二人の真ん中にその皿を出した。

「いいよ。守屋さんが食べて」

「せっかくだから一緒に食べようよ。俺、ユキの美味しそうに食べる顔、好きだし」

コーヒーを飲んでも、デザートを口に入れても、一つ一つに嬉しそうな顔を見せる守屋だ。

「ここね、夏子ちゃんが教えてくれたの」

「そうなの?」

「守屋さんがコーヒー好きだって言ったら、じゃ、ここがお薦めだよって」

「じゃ、夏子ちゃんにもお礼言っといてね。すっごく喜んでたって」


 再び車に乗って、雪子の自宅方面に向かう。

「遅くなっちゃって、お母さん心配してるかな?」

守屋が気遣う。

「大丈夫。ちゃんと言ってあるから」

自宅の近くまで来ると、守屋が雪子の様子を見ながら言った。

「家の前じゃない方がいいのかな・・・?」

「・・・・・・」

正直、迷っている雪子だ。すると、守屋が遠慮がちに言った。

「もし次にお会いしたら、お母さんにご挨拶しちゃ駄目かな?」

「・・・・・・」

「きっと心配だろうし・・・」

どんどん伏目勝ちになる雪子に、守屋の声も小さくなる。

「紹介しづらいか・・・俺」

雪子の家から少し離れた路肩に車は停まる。そして雪子が申し訳なさそうに話し始めた。

「うち、お父さんが単身赴任で居ないから、お母さんとの距離が近くて・・・」守屋はハンドルから手を離して聞く。

「お母さん、勝手に思い描いてたりするし・・・」

その言葉が引き金となり、守屋の頭に中にも母親からの忠告が思い出される。

「きっと親って、そういうもんなんだよ」

「そうかな・・・」

「焦っちゃ駄目だね・・・。ごめん」

もうあと一年で40歳になる男の人の気持ちを 雪子は想像も出来ないが、きっと将来の事を考えたりする時間は、自分よりもはるかに多い筈と雪子は思う。

「今日はありがとう。凄くいい誕生日になったよ」

「おめでとう」

もう一度雪子が守屋の顔を見て、そう微笑んだ。すると、守屋が苦笑いをした。

「人生80年だとすると、もうそろそろ折り返し地点だからね。そうそう手放しで笑ってもいられないんだけど」

急に、そして無性に悲しい風が雪子の胸を通り過ぎる。油断したら涙が零れそうな程だ。笑わない雪子に、守屋が自分の言った言葉を茶化した。

「おじさんぽい事言っちゃったね。ごめん、ごめん」

あと何年守屋とこうして居られるのだろう・・・そんな疑問が、雪子の胸に湧き上がる。寂しい顔をした雪子をなんとか笑顔にさせようと、守屋が言葉を探した。

「ユキの誕生日、早く来ないかなぁ」

雪子が不思議そうな表情を浮かべる。

「だって、歳の差がもっと開いちゃうから」

薄っすらと雪子の口元に笑みが戻って、守屋が安心した顔になる。


 車を降りて家まで歩きながら、雪子はふと思う。人生の折り返し地点を迎える人と、こんなペースでつき合っていていいのだろうか。一体あと、どれくらい一緒に居られるのだろう。一体・・・いつまで一緒に居たいのだろう・・・。雪子の手には 守屋が花束から抜き取った黄色いバラがある。雪子が『私、黄色いバラ 綺麗で好き』とポロッと言ったからだ。帰り際に守屋が花束から3本抜き取ったのだ。そして、こんな言葉を添えた。

『こうやってユキとはずっと、幸せとか喜びを分け合っていきたいと思う』

雪子が見上げた夜空には、梅雨の貴重な晴れ間に輝く三日月がくっきりと浮かんでいた。


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