玉止め、というものが信用できない。
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実は少し針と糸を使ったりする(裁縫というほど上等なものではない) 下手なりに布を縫って切ったり貼ったりしている。最近ではアルミシート70*180を縫い合わせ120*180とした。フローリングに敷く布団の下に敷くものである。ダイソーの偉大さについては別で語ろう。そこでひとつ問題を抱えているのである。
玉止め、と言うものが信用できない。
これは裁縫において縫った糸の最初や最後をスーパー固結びみたいなので玉を使って固定する、布から外れてほどけないように玉をつくる、というものであるが、ちょいと力を加えると布の穴をすぽっとしてしまいそうに見えるのである。というか実際に何度か外れている。まだ最初に元側を指でくしゃる玉はでかくできるのでマシとしても、最後に輪を作り針をくりくりと絡めて作る止めが非常に危うい。玉もなかなか大きくできないし、上手な人の真似をしても最後に通した穴の根元にぴしっとまとまらぬ。少し間をあけてマヌケな止め方となるのである。私の中の玉止め株は暴落しきっているので、最初も最後も何度か差し戻して刺し通す元側と先をガチ固結びを繰り返して止める。それでも最後に玉止めの作法で締めくくるのは何かの呪いである。これを始めてから玉止め部分から無様に外れることはなくなった。しかし、これがまた大変に手間がかかるので、必ず突破口を見つけてやろうと思っている次第である。 お わ り
もっとバカな文章を書きたいものである。まあ600字。




