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【第六部】庭。(人間)
庭は、かなり熱中していた。
司の作った世界にハマってるようだった。
「こんなに熱中しているお姉ちゃんも珍しい……」
でも。ノンビリしている訳には行かなかった。色喰らいの浸食は、思っているよりも遙かに強力だった。
勿論、庭の能力だったら、宇宙に滞在している波多野町の人々の何百倍も効率が良いだろう。それも判っていた。
「ストップ!」
熱中は収まらない。
たまらず、司はゲームの中断ボタンを押した。「何をするのよ!!」
「ねぇ。テストプレイはこのぐらいにしようよ。後は波多野町の人々に任せて」
「うーーーん」
この手のゲームは辞め時が難しい。作者も公式の奴をDLして何時間も遊んだもんだ。
「判ったわ。」
「納得してくれて助かる。今度、ぶろっくくらふとの歌姫バージョンが手に入ったら、真っ先にあげるからね」
「当然ね」
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というよりも、そろそろ視点を切り替えないと、波多野町の人々が手持ち無沙汰(笑)




