【第四部(4)】「虹色の戦士 vs サイバーロード」改訂ルール
「虹色の戦士 vs サイバーロード」改訂ルール
## ゲーム概要
「虹色の戦士 vs サイバーロード」は3〜6人用の協力型対戦ボードゲームです。1人がサイバー世界を支配する「サイバーロード」を演じ、残りのプレイヤーは「虹色の戦士」となり、協力してサイバーロードに立ち向かいます。
## ゲームの新コンセプト:データ通信と回路
サイバー世界は「電気回路」として表現されています。プレイヤーはデータ(情報)を送信するために以下の要素を扱います:
- **ケーブル**:データが流れる経路
- 細いケーブル(データ転送速度:低、コスト:低)
- 標準ケーブル(データ転送速度:中、コスト:中)
- 太いケーブル(データ転送速度:高、コスト:高)
- **抵抗**:データの流れを妨げる障害物
- 小抵抗(データ速度-1、除去コスト:低)
- 中抵抗(データ速度-2、除去コスト:中)
- 大抵抗(データ速度-3、除去コスト:高)
- **ゲート**:サイバー世界と現実世界を繋ぐ入出口
- 基本ゲート(エネルギー消費:中)
- 高速ゲート(エネルギー消費:低、建設コスト:高)
## ゲームコンポーネント
- ゲームボード(現実世界マップとサイバー世界の回路図)
- キャラクターコマ
- ケーブルタイル(細/標準/太の3種類)
- 抵抗トークン(小/中/大の3種類)
- ゲートトークン
- データトークン
- 仮想通貨コイン
- スキルカード
- エンカウンターカード
- ダイス(6面ダイス×4)
- タイムトラッカー
## ゲームの準備
1. ゲームボードを中央に配置
2. プレイヤー間でサイバーロード役を決定
3. 残りのプレイヤーは虹色の戦士となり、キャラクタータイプを選択
4. 各プレイヤーは初期リソースとして、細いケーブル3本、仮想通貨10コイン、基本ゲート1つを受け取る
5. 全プレイヤーのコマを「虹の町」のスタート地点に配置
6. サイバーロードは第三階層に自分のコマを配置し、初期抵抗トークンをサイバー世界各所に配置
## ゲームの進行
### 現実世界フェーズ
1. **資源収集**: 虹の町や各拠点で仮想通貨やアイテムを集める
2. **装備購入**: ケーブル、ゲート、ツールなどを購入
3. **スキル修行**: 各種スキルを習得
### サイバー世界フェーズ
1. **ゲート構築**: 電脳スキルでゲートを開く(基本ゲートは3ターン持続)
2. **ケーブル設置**: ケーブルを接続してデータの経路を作る
- 細いケーブル:データ速度1、HP3
- 標準ケーブル:データ速度2、HP5
- 太いケーブル:データ速度3、HP8
3. **抵抗除去**: ツールを使って抵抗を取り除く
4. **データ転送**: データをサイバー世界の次の階層へ送信
### サイバーロードフェーズ
1. **抵抗設置**: 新たな抵抗を経路上に設置
2. **攻撃**: ケーブルやゲートを攻撃し、損傷や切断を試みる
3. **ウイルス放出**: エンカウンターカードをサイバー世界に配置
## 修正されたゲームメカニクス
### データ転送システム
1. データは「パケット」として表現され、データトークンとして扱う
2. データ速度 = ケーブルの基本速度 - 経路上の抵抗値
3. 1ターンに移動できるマス数 = データ速度
4. データが第三階層までたどり着くと、サイバーロードのシステムを攻撃できる
### 戦闘システム
1. **対抵抗戦**: 適切なツール(電子ドライバー、コードブレイカーなど)を使用し、除去判定を行う
2. **対ウイルス戦**: ファイアウォールカードやアンチウイルススキルを使用
3. **対サイバーロード戦**: チーム全員でデータ攻撃を仕掛ける必要がある
### 癒やしの歌エリア
1. 地下一階に位置し、サイバーロードが侵入できない安全地帯
2. ここでは以下の行動が可能:
- 損傷したケーブルの修復
- キャラクターのエネルギー回復
- 新しいデータパケットの生成
※サイバーロードは第三階層に配置していますが、テキストAIの状態によって、生成されたリプレイが途中で切れるという事もあり、この点には注意が必要かもしれません。




