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ショートショート3月~エッセイ特化編~

大人のサークル活動がわりとキツイ…

作者: たかさば

 どうも、どうもどうも。


 ぼっち属性空気読めない民のくせに定期的にサークル活動に積極的になる前向き姿勢が暴走しがちな者です。

 本日は、同じ志を胸に共に愉快な時間を過ごそうと集う事に関して思うところをまとめてみたいと思います。よろしければお付き合いくださいな。


 私は基本的に何事にも独りで没頭するタイプなのですが、ボチボチ集団の中に飛び込んでいきがちではあります。

 というのも、非常にアホというか考えなしというか気軽というか節操なしというか、躊躇しないタイプでしてね。なんか面白そうと思ったらすぐに手を出して、ノリと勢いで参加しちゃいがちなんですよ。

 とはいえ…、もともと飽きっぽい上にガサツで全般的に仕事が早いので、わりと早々に楽しみ終わってサクッと満足してシレッと退室して即帰宅というパターンが多いんですけれども。


 なんていうんですかね…、大人になってからのサークル活動というのは、わりとこう、思いがけないカウンターパンチを喰らいがちという印象がありましてですね。


 社交辞令で誘われて気軽に顔を出したり、人員不足だから来てくれないかと言われて顔を出したりしていますと、ボチボチ微妙に、うん……?と思う場面があるんですよ。


 気軽にノー準備で全くの初心者がホイホイと首を突っ込んだせいで、ダメージを負ってしまうといいますか。

 本気で取り組んでいる人の集団に、ぺらっぺらのうっすい人間が混じろうだなんてとんでもねえことなのだなと…、しみじみ学ばせていただくようなパターンもありましてですね。


 基本的に、大人になりすぎてからのサークル活動ってのは…、忖度だらけと言いますか。

 すばらしい指導者はいますが、すばらしくないサークル参加者も珍しくないという印象が強いんですよ。

 褒めて当たり前、褒められて当然、褒め称えなければならない、褒め称えないあなたはなんなんだというような空気を感じたことは一度や二度ではなくてですね。


 しかも、忖度ありきになっているから、一部の人間の気がでかくなりすぎてて、近寄りがたくなってるパターンがあるんですよ。あの自信満々な感じはどうやったら身につくものなのかと、恐れ戦くような瞬間もボチボチ少なからずございましてですね。


 初めて入ってきた人というのは、初めてチャレンジする人ってのは、明らかに未熟であって……、格下に属しているわけじゃないですか。

 たまに指導したり手助けしたりしない人がいるのは、なんでなんですかね……?


 先輩風を吹かせてみたり、小ばかにするようなパターンは…サークルの発展を望んでいないということ?

 嫌な気分を味わってなお、そのサークルに所属したいと思わせるような魅力があると自負しているということ?


 興味がない事がバレバレだから冷たくされている/なんかダサくてモサイ人が来たからいじり倒しておきたいというパターンもあるかもですけどね。

 それにしても、もうちょっとこう…気遣いのようなものがあってもいいんじゃないのと思う事があるんですよ。


 フラワーアレンジメント教室に参加しては遠巻きにくすくす笑われたり、ヨガ教室に参加しては体が柔らかくなってからまた来てねと笑われたり、料理教室に行ってはお菓子は繊細さを持ち合わせないとダメなんですよと笑われたり…、おかしいな、なんで私はしょっちゅう笑われているのだ。

『あなたはみんなを笑顔にする素敵な人ですね』的な声をぼちぼち聞きますが、なんか違う気がするんですけど…、私が卑屈すぎるんですかね…?


 斜に構えた捉え方をして勝手にふてくされてはいますが、中には本当に穏やかで癒し系なサークルもあります。

 でもなんていうか、よろしくない出来事ってのは本当にこう、平凡でのどかな日常に茶渋のようなくすみを残しがちと言いますかですね。


 私には大勢の人と和気あいあいと楽しむ事が、本当に…難しいんだなあとですね。

 今後もぼっちの心地よさにどっぷりと浸り続ける予感しかしないわけですよ……。


 という事で、人とのかかわりって難しいねというお話でした、ハイ……。

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