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日本国憲法の問題点。憲法栄えて?日本滅ぶ?  法が先か?人間が先か?(私の法哲学)

作者: 舜風人





法が先か?

人間が先か?  


と、、、問われたら?

私は人間が先だ、と当然のように答えるだろう。

そもそも実定法としての法とは、人間のそれまでの慣習や習俗、民族の伝統的な倫理規範などを、

総合的に、文章化しただけのものなのである。


まず人間がそこにいて、その総合的な規範がすでに、伝統倫理としてあり、

それをやがて文章化して「法」となったのである。

極端な話、もし人類が、、人間がそこにいなかったら?

「法」なんてないのである。

人間がまず、先に、そこに存在する。

そしてそのあとから、、法が編み出された。という事実を決して忘れてはならないだろう。

法が先ではない。

あくまでも人間が先なのだ。


だから当然、今現在の人間に合わないような時代遅れの法律であるならば、、

とっとと、法改正すればいいだけのハナシである、


つまり「法」とは人間の  「はしため」  「召使」  だということである。


ところがやがて法こそが先であるという

法こそが絶対であるという、誤謬が蔓延する。


一旦、実定法が策定されると人は往々にして、それを金科玉条として崇め奉り

法律が、、どんな法律でも、、そこの今現在其こにいる実在の人間よりも優先するという

「人の支配ではなく、法の支配こそが最良・絶対」という誤った観念に陥りやすいのである。

つまりどんな法でも、それが最上であり人はその悪法に屈従しなければならないという、

法が人を「はしため」、にするという事態が起こるのである、

もともと人の安全や権利を保護するための法であり、それが、、逆に人が法のために害されるのである。

そんな悪法なら、、とっとと廃止すれば済むハナシな、、ハズなのにである。


それが例えば日本国憲法という「法律」「最高法規」にも、端的に表れている。


ある派の人たちはこう言っている

この憲法は100年変えてはいけない??

日本人はこの憲法を未来永劫に死守しなければいけない、

日本国憲法は日本の宝?世界に誇る最高の憲法??

日本国憲法はノーベル平和賞に値する

ぜったいに1000年でも死守しなけらばならない???



ちょっと待っていただきたい、今、私は「法の支配は誤っている」、、といったわけではない。

法の支配は良いだろう、だがその法なるものはあくまでも「人間の召使」だということが大前提だということを言いたかったのである。

たとえどんな立派な憲法か知らないが、憲法でも50年もたてば時代の激変に合わなくなるって、当然だと思う。


その大前提の上での「法の支配」はまあ、現状ではベストではないがベターだと、私も、とりあえず思っている。

人間はどんどん変わってゆく、100年前の人々の思いと今の人間の思いは全く別物だろう?

社会のモラルだってどんどん変化する。

国際情勢だって激変だ。日本国憲法ができた当時まさか、北朝鮮が核ミサイル50発持つなんて誰が予想しただろうか。

日本海に向けて威嚇発射をくりかえすなんて、、、、。

中国が尖閣に露骨な侵入をするなんて、、、、。


それでもまだ、「諸国民の平和を愛する誠意に信頼して日本は軍備ナシ、自衛権もなし」ですか?

もうこうなると正にブラックジョークですよね?ことが憲法ですからとても笑い話じゃあ済みませんけどね。


これって、、、、

例えば、、、、

極端な例え話で恐縮だが

大宝律令を今現在、施行したらどうなるだろう?

養老律令を今日本で施行したら?武家諸法度を?


全くと言っていいほど、アナクロニズム?ですよね。

話になりませんよね。それと同等じゃあないですか?


ではここで現実に帰って、日本国憲法をさらに、見てみましょう、


70年前に、当時はそれでよかった?のでしょうけれども、

施行された「日本国憲法」を70年間ただの一言一句も変えることなく

全くそのまま70年間も、維持?し続けたこの日本国って、果たしてそれで、

良いのでしょうか?


というかどんな素晴らしい万古不易の憲法か知りませんが。

70年という長い時間の中で、社会の激変や国際情勢の激変に、

果たして今でもこの憲法は、適応しきれているのでしょうか?

ここで世界に広く目を転じても、

70年間全く一字一句もそのままな憲法って世界のどの国にあるというのでしょうか?

まず、、ありえませんね。


日本と同様に敗戦したドイツは西ドイツとして独立して

「ドイツ基本法」(これがドイツ憲法です)を制定しましたが

その後今までで,50回,字句の修正や条項の修正をしています。

それに対して70年間全く一字一句も改正したことすらないという「日本国憲法」とは

そんなにも一切一字一句も改正する必要がないという「完璧無比」な憲法だとでもいうのでしょうか?


まあ常識的に考えてもあり得ないですよね。


所詮憲法といえど人間が当時の世相?に合わせて作ったもの、いわば憲法ですら「時代の産物」という制約から決して自由ではないのですからね。

その時代にはそれでよかった?

だが70年も過ぎた今世界が激変して、、、それでもまだ大丈夫なのか?

と問われれば、、疑問だらけでしょう。


というかこの憲法は70年の時を経てあちこちにほころびや時代とあわない矛盾が露呈しているというのが偽らざる、事実なんですよ。それを誰しもうすうす?わかっている?が、、じゃあ、、と言って憲法改正もまあそのままでもとりあえずいいんじゃない?という独特の日本人のアバウトスタンスでしょう。


とりあえずまあ別に日常生活に支障もないし、みたいな、、。

まあそういうアバウトなアイデンティティが日本人なのでしょうね?

そういう日本人の心性の底流にあるものとは

「法律なんて所詮、間に合わせのもの」「法律なんてどうせ役立たず」?という根本的な意識があると、私は見抜いています。

つまり大方の日本人は法律なんて「まやかし」だとしか思ってないということです。


以前、、もどこかの都知事が、「法的には違法ではないが、不適切な支出だった」ということで辞職に追い込まれていますよね。

ほんとに法的に正当なら、一切辞職する必要はないはずですよね?

でも彼は辞職に追い詰められた。

これっていったいなぜ?

つまりそこには法以前の、人間としての、存在のモラルが問われたということです。

法的に正当なんて言ったって、そんなの、だめだよという意識、

つまり人間が先であり、法律なんてそんなもの、あとからくっつけたオマケみたいなものにすぎないという潜在意識です。

法体系なんていかにも壮大な規範と人倫の「神器」みたいですが

ざっくり言っちまうとですね。

「法律なんてものは、人間が後付けで、とりあえず、くっつけてみた間に合わせの絆創膏」?みたいなものにすぎないということです。

人間が先です。法律は間に合わせの絆創膏にすぎません。

そもそも法の淵源とは「自然法」です。

「慣習法」といってもいいでしょう、


これは文章として書かれていませんが、その民族古来からの、何千年前から受け継いできた。人倫であり、社会規範です。

ここに実定法の淵源があるのです。

そもそも実定法が法としての権威と実行力を持つのはなぜだと思いますか?

つまり我々が法律を守るべき意義と権威と強制力を持つその、「根拠」は何でしょうか?

法律だから守るのは当然?ですか?

そうじゃないでしょ?

実定法が法としての権威をもつのはそれが「自然法」に基づいているからなのです。

「汝殺すなかれ」「汝盗むなかれ」というわれらの心性に根付いている「自然法」意識の

定言命題が、実定法の正当性の唯一の根拠なのです。

誤解を招くかもしれませんがあえて言い切るならば、

「法の淵源はわれらの心性の奥に潜む「神性」からの定言命題名」なのです・

これが実定法の正当性の唯一の根拠なのです。


もっとはっきり言っちゃえば

実定法なんてどうでもいいのです。実定法は欠陥だらけです。

所詮人間が間に合わせに作っただけの法律(実定法)ですから完全な法律なんでできるはずがないのです。そんなものよりも、

われらはいつだって心性の底流の神の自然法意識で自らの行動を規範しかつ、検証しているのだから、

でもこういう目に見えない「自然法」ではさて実際の事件や裁判がさばけないですよね。

で、実定法があるのです、というか作ったのです。


実定法は「自然法」のゆがんだコピーでしかありません。

というか自然法の深い崇高な淵源のほんの、間に合わせの「写し」でしかないのです。

だから時として「悪法」が存在するのです。

実定法が自然法をゆがめてコピーした結果ですね。

悪法を人はなぜどういう根拠で「悪法」と思うのか?

それは自然な心情でその法を見たときどうしても納得できない違和感が起こるからです。

それはみんなの心の奥にある「自然法」意識が、この実定法って変じゃないかしら。と

直感的に断ずるからなのです。

つまり法(実定法)が先じゃない。人間(自然法)が先なのです。

自然法に反した法律(実定法)は、権力者が力づくで一時的には通用するでしょう。

しかしそんな実定法はやがて必ず廃止されるしかないのです。

自然法の神聖で豊かな世界を愚かな実定法が力づくで一時的に捻じ曲げようとも

それは必ず自然の神聖な心の奥にあるそれだけが法としての唯一の正当性を持つ「自然法」によって

無効とされるだろう。


法律が先ではない


人間が先なのだ、



自然法に淵源(根拠)を持たないような、


時の権力者が力づくで作ったような悪法(実定法)は


必ず崩壊する、


あるいは時代に完全に合わないような古い憲法を死守している?この日本国の日本人は

実は

まったく日本国憲法なんて信じちゃあいないっていう恐ろしい現実なのだ、


でも?諸般の理由で?なおこのお花畑平和憲法な存在し続けているという事実、

でも法哲学的はこの「日本国憲法なるもの」は完全に死文化しているという事実です。

なぜなら時代の国際情勢の激変に応じて

自衛権も軍備も放棄して『諸国民の平和を愛する誠意」に「信頼した」はずが

実際には自衛隊が存在しるわけですからね。

それを憲法解釈?というこじつけで?糊塗して?世界標準に合わせた、という事実です。

国連憲章には、加盟各国が国の基本権である自衛権を発動して自衛する権利を公認しているからです。

日本も加盟していますから、当然自衛権があるわけです。ここに憲法との齟齬?があるのです。

もしも日本は憲法で自衛権を放棄しているのなら国連から、直ちに脱退すべきでしょうね。




この矛盾とはつまり、抑々国の基本権である自衛権がない?等と妄論を述べている日本国憲法がいかに、

非現実(夢想・幻想)かという事実でしょうね。


だが現実には日本は国連に、いけしゃあしゃあと加盟しているという事実です。

それは人々の心底には法が先ではない。現実の人間が先だ」という共通意識があるからです。

とうぜん国家として日本が自衛権を保持してるのは当たり前だという自意識があるからです。




それが法哲学のはじき出した真理だから。


さらにもっと言い切るならば


人が、先なのか


法が先なのか、

ということだろう。

70年前にGHQの強い意向で作らされて発布された日本国憲法など

今では矛盾だらけで誰も信じちゃあいないって事実なのだ、

中国が核弾頭700発位持っていて日本の主要ターゲットに照準を定めていて

更に北朝鮮までもが各ミサイル50発持っていて威嚇発射を繰り返して、、

それでも、、日本は「平和を愛する諸国民の誠意に信頼」???って

武器も、、自衛権も放棄で、、、自衛戦争もしてはいけない。侵略にたいしても無抵抗・交戦権も放棄って??


どこまで、、おばかなんだよ、って言いたくなりますよね。



開いた口がふさがりませんよね?


例えば同じ敗戦国であるイタリアの現行憲法にはこういう条文があります。

『祖国の防衛は市民の神聖な義務である』


同じくドイツの現行憲法には

「18歳以上の国民には兵役の義務がる」と

ハッキリと、書かれています


で?

日本国憲法は、、国を守る義務なって一切なんにもかれていません。

そうです。日本人は自国が侵略されようが、家族が侵略者に殺されようが

何もする義務なんてないのです

こんな異常な憲法日本だけです。

世界のほぼすべての国の憲法にはハッキリと

国防の義務が明記されいるのです。

中国も、ロシアも、フランスも、ドイツも、イタリアも、、、

アノ永世中立国もスイスも「国民皆兵」です。


で?

日本は????



まあ、そうですね。

憲法にも賞味期限があります

まして当時の日本国民が国民投票で認知したわけもない

一方的な、GHQ のそのままの発布された憲法です

それが一切一字一句も改正されないで、ゾンビのように死文化しつつも、いまも生きているという

その異様さでしょうね。


さすがに憲法以外では日本でも、

そこらのつまらないお役人がやっつけ仕事で作ったような間に合わせの、古い実定法なんかはどんどん改正されてはいますけどね。


だがこと憲法は、一切一字一句も改正されない。


法は人の召使である。

法はいま生きている人間を守るためにある

時代遅れの法ならばとっとと変えればいいだけの話である。

仮にも「憲法栄えて?日本が滅んだら」

おバカの極みだろう、



今の日本人の安全や平和をまもれないような

あまりにも非現実的な


自衛権放棄

自衛戦争放棄

武器は持たない・作らせない、

へいわを愛する諸国民??

侵略されても無抵抗?

日本人は侵略されても国を守らなくてよい?

家族が侵略者に殺されてもボーっと、見てるだけ???


こんなふざけた憲法はあってはならないだろう、







もう一度言う


法(実定法)が先なのではない。


人間が(自然法)が先なのだ。


今生きてる日本人の安全と平和が守れないようなそんな法律は存在してはならないのだ。



それは憲法であっても全く同様である



















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