転生者狩りの騎士と奴隷の少女

昔ある1人の青年が居ました、その青年は突然来た異界の地に戸惑い絶望しました。


家に帰れない、家族と会えない、友達とも遊べない……そんな世界でも必死に生きようと努力をしました、そしてその努力が実りある一国の騎士団長になりました。


その青年は国を努力から身につけた力で守り通し国民から愛され異国の者とは思えない程人気になりました、そして最愛の人も見つけました。


それから1年、国はある人物達に滅ぼされました、不思議な力を使う者。


青年の努力もを掠めるほどに強い力、その力にして愛する国、愛する国民、最愛の人を全て一夜にして奪われました。


復讐の為に青年は努力しましたがやはり自力では限られている、そして絶望していた青年に女神がそっと囁きました。


「力が欲しいか」


その問に青年は勿論首を縦に振りました、だがその代わりに一つの課題と一つのある物を失いました。


それは他者を愛す事、異世界人の青年はその感情を失ってしまいました。


そしてそんな青年に女神は言いました。


「転生者は増えすぎた、第1世代でも最も怨みが強い貴方に第2世代の転生者を狩ることを命じます」


そして青年はとてつもない力を手に入れました、それから5年、青年はずっと女神の命を忠実に守り自分と同じ転生者を狩り続けました。


そして青年は黒い鎧に鎌の武器という見た目から転生者からは死を呼ぶ黒騎士とそしてこっちの住人からは無情の人形と呼ばれ恐れられました。


そんなある日青年は街中のショーで奴隷となった魔女の末裔の少女と出会い彼女を買う。


これはそんな奴隷だった少女と愛する事を忘れた黒騎士の物語。



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