表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
17/19

新しい帝

全員がソファに座り、ランクについて話す。



「レンちゃんのランクはX、神だから神帝ね」


「異議なし」


「異議あり!」



異議なしじゃねぇよ、このオネエと愚兄が。

殺気を放って睨むと青ざめたので、少しスッとした。



「何でいきなり帝なのさ」



帝なんてめんどくさい予感しかしないのに。

しかもXランク…。

どう考えても他の帝に喧嘩売られるだろうが。

殺気を仕舞うこともせぬままでいたら、クロムさんが苦笑する。



「全帝に勝った時点でXランクだよ?それに、神級を無属性の結界で防いでいたしね」



そうだった……。

少し本気でやったのが理由か…。

どうやったら帝にならずに済むかな?

本気で考えていたら。



「帝の依頼ってかなりのお金が手に入るよ」


「………………帝になります」



生ぬるい視線をやめろ、ユーリと全帝。

仕方ないじゃないか。

街にいるならばお金は必要だ。

学校に通うのだってお金は要る。

それを考えると普通の反応だ!

ため息を吐き出しつつ、検索で帝の仕事について調べる。

書類仕事は無く、帝専用の依頼をすること……か。

なるほど、そういう仕事内容なら大丈夫だ。

他の帝に喧嘩売られたら、買い取って丁寧に返せばいい。

よく携帯小説で見かける、勇者が帝になってるように御堂もなってたら手合わせで倒せばいい。

ふふ、楽しみだね。

まぁ、生活費はすぐに貯まりそうだからってのが一番の理由だが。

初めての報酬はエリクさんやフローラさん達に、プレゼントを買うお金だ!


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ