タケルの章1ー4
城タケルと精霊のカンティーナ。タケルの生後の物語は雲の上のギルドから始まった。自分の開発した人間型ロボット、クローンの権利を取り戻す為、田辺アキホを操った精神の黒幕を探す旅路だった。スパイダーハイム。それが黒幕の名前だった。
[カンティーナ。武器とかはどうしたら良い?][武器?扱えるのかよ。慣れるまで居てやるしかないだろ?僕が出来そうなクエスト。それについてくれば良いだけさ。良いか!何もするなよ!][まあな。まだ状況が判らない。今日は色々あったな。亡くなったり、空、飛んだり、秘書に裏切られたり………][マスター。何か手頃なクエストは無いか?初心者なんだよ。コイツ][ンア?ルーキー?ハッハッハッ…………カンティーナ。お前が弟子を持つとはな。で、どんな用だ?ルーキー][実は…………]タケルは断片的に話始めた。[ハハーン。つまりお前も今、混乱している。違うか?][ヘェ。マア………][カンティーナ。昔からの付き合いで教えてやろう。置いてくんだな。今からこんなんじゃ身が持たないぜ。他のパーティーを探すんだな][気にするな。カンティーナ。どうせ足手まといだ。ギルドのおっさんの言う通りだ…………][………そうか。なら好きにするよ。ここに居なよ。いずれ誰か物好きが通るさ。いずれな][オウ。任せときな。タケルだっけか?そのスパイダーハイムの情報も入るさ。ここにいな。ホレ。俺の奢りだ。好きに飲みな]マスターは裏口から樽を1つ出してきた。
…………霊界か。悪く無いな。どうせ今さら出てきても化け物扱いされるだけだ。結局、死んでるんだろ?俺は。不思議な感覚だな。だが、俺の研究は別だ。クローンは人の為に開発したのだ。人の未来の為に。一人の人間の出世や欲の為の研究ではない!…………
タケルは掲示板を眺めた。[まだ無いようだな。依頼は。それまでどうするか。実戦経験が欲しいな…………]
[ジャーな。タケル。じっとしてろよ][わかってるよ。道中、情報があったらくれないか?][アア。期待はするなよ]
カンティーナはクエストにでかけた。
ギルドのマスターはタケルの目を見てため息を吐いた。[行くんだろ?止めやしないよ。子太刀持ってきな]マスターはカウンターに麻袋を投げた。タケルはキャッチする。赤く光る子太刀。[ウオッホッ!霊剣か。スンゲー霊気だ][霊気?マスター。何だ?それ][霊気だよ!つまりソウル。想いだよ。イメージ][霊気………これが俺の武器か!][そうだな。まずは使い慣れる事だ。霊気は鍛練すれば鍛えられるぜ。まあこの辺からだな]マスターがクエストを指指す。[ナニナニ。オオカミ討伐?ヨシ!行くか]フシュルッ
後ろから殺気を感じて避けるタケル。[悪いな。予約済みだ]見るとクエストにダーツが刺さっていた。[またあんたか!クエストあらしのジャック・ジョー!][ジャック・ジョー?マスター誰だコイツ][クエストあらしだよ!根こそぎ刈っていくハンター。新入りクエストなんか介入して何になる!][介入?オイオイ。見えねーか?俺のダーツ。予約済みなんだよ][………まあ良いよ。他の探すから。エットー…………オオカミ、オオカミ][坊主。パーティー組んでやっても良いぜ。どうだよ。やりてーんだろ?][パーティー?マスター。組むよ。コイツと][マジカ!知らんぞ。好きにしろ]
こうしてタケルと無法者ジャックのオオカミ討伐が始まった。
タケルの章1 完結




