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論文を書く作業で一番時間を食うのはどこか

基本的には研究を進めていくうえで論文の中身自体は頭に思い浮かんでいるので論文の原稿執筆は基本的には頭を使わない作業だ、文字起こしという肉体労働ともいえる。博士課程の学生の頃は1日で書けたが今となっては集中力が持たなくなりツイッターをしながら原稿を見ての繰り返しで完成まで一週間弱も掛かるようになってしまった、歳は取りたくないものだ。

原稿作成作業で一番時間が掛かっているところはどこだろうか、私の書き順はAbstract以外は上から順に書いていっている。Introductionは後から書けなどと指導する教員がいるがあれは誤りだ、学部や修士で卒業する学生には良いのかもしれないが。研究者であるのならば学問の系譜の中での位置を認識しているだろうしさらに研究(CRediTで言うところのInvestigationやAnalysisにあたるところ)をしている間に論の方向はできているのだからIntroductionから書けばよい、それができないのならばただの能力不足だ。Methodも対して時間が掛かるわけではない。Results & Discussionsも特に時間を食うわけではないが図の作成は少し苛立たされる、具体的に言うとMicrosoft Excelの図のサイズなどが数値指定できないからだ。まぁもう多くの部分はgnuplotのscript直書きで書くので良いのだが「これくらいのデータ点ならばExcelの適当な図でいいだろう」と横着して逆に図を綺麗に整えるのに時間が掛かってしまうことがある、どう考えても自分が悪い。

恐らく最も時間が掛かるのはReferencesを書くところだろう。私は引用文献管理のソフトウェアを用いておらず「自分の手で書くから尊いんだ、学識が深まるんだ」と言いながら引用文献目録を打ち込んでいる。まぁその部分は大してTime-Consumingではないと思う。原稿の段階であの人のあの論文、あの辺のグループのあれ、とうろ覚えでやっていくと正確に書き起こす段階でその文献の検索で引っかかることがある。論文の検索性は経年で劣化する、例えば純粋な系の相図や物性を調べるのはもはやコツがいる、なんらかの物質を添加した場合の新しい論文で埋め尽くされて行ってしまうからだ。基本的には他者の引用文献目録を遡ることになりこれが結構時間が掛かってしまう。


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