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インパクトファクター、百合になる

昔、何かツイッターのほうでのスクショで見たが医者二人が相対し争っているところに両者に戦闘力の値のようにインパクトファクターと書かれた謎の数値が付記されているものがあった。調べたところ「ブラックペアン」というドラマらしい。ClarivateのImpact Factorの項についてみてみよう、ある雑誌に掲載された論文夫々が引用された数の和を、その雑誌に掲載された論文の数で割ったものである。基本的には引用数および論文掲載数に対して期間を定めたものが用いられることが多いだろう。

かつて「虎に翼」というドラマが放映されていたとき、公式のページに「虎に翼」は韓非子を出典とする言葉ですと書いてあって閉口した覚えがある。周書寤儆解が出典でありそもそも韓子の難勢にも「周書曰」と書かれているはずだ(人の言うところの逸周書は最近まで後世の書物に引用の形でしか存在していなかった、戦国時代に作られた逸周書の竹簡が発掘されたのは二十一世紀になってからだ。そのため古い辞書には韓非子を出典とするとしてある可能性があるかもしれない)。ただ、インパクトファクターについては強ち間違っていないのかもしれない、なんとなく検索したところ「白い巨塔が真っ黒だった件」という連載小説でも同じ語法が用いられている。そして、その作品の著者は医者らしい。つまり、医者の業界ではその人が出した論文が掲載された論文誌のインパクトファクターを合算したものをインパクトファクターと称する俗語法があるのだろう。その無頓着さは学者というよりは職業人である彼ららしいとも言える。

そういえば「百合になる」みたいな語法がなんとなく苦手だ。私は恐らく百合という言葉を関係性を表す語だと思っている、つまり主体は関係であると考えている。そのため人が百合になる、というのはどうも違和感を覚える。ただ、日々変りゆくオタク語法だと言われたら人が使う言葉である以上仕方ないかと返すしかないだろうが……。


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