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試験監督業務を楽にしてほしい

まぁ試験監督業務は渡されたマニュアルを見ながらやればなんとかなる。細かく書かれているうえに、よく意味がわからない動作にもありがたく文科省先生から「この動作を怠ったため問題が起き再試験が行われました」みたいな注釈があるため—――例えば主任とタイムキーパーが並び立たずに指示を行ったため正規の試験時間が確保できなかった、など—――まぁそれに従っていれば脳死で(古代MMO語法)できる。が、やはり一時間以上黙って何もしないというのは苦痛だ、聞くところによると禁錮刑を受けた人は何もしないということの苦痛に耐えかねて労務に志願するという。大学教員は回遊魚のように何かしていないと気が済まない気質の、まぁアレな人が多いだろう、試験監督のようにじっと静かにしていないといけないという業務に本当に向いていない。私たちの働きやすさ改善の観点から受験生からのカスタマー・ハラスメントをはねのけて内職をできるように戻すべきである(別にずっと注視してなくても諸々の理由でカンニングに関しては見破ることが可能だと思う、むしろ内職してたほうが気づきやすいのではとすら思う)。また、試験時間も六十分を越えない程度にするのが適切だろう、自分が受験生の頃はどれも十分から二十分で解き終わって暇を持て余していた。

そういえば、とても面白い苦情が私の大学でかつてあったらしい。予備監督の部屋に向かう途中に旧所属が同じ先生にあって世間話をしていた。その人によると「監督の見た目が怖いから変えてほしい」というクレームがあり、実際に変えるということがあったらしい。私はそれはモンスター・クレーマーであり、労働者はモンスター・クレーマーに屈してはならない、また正当な理由がないのにそのようなことを行うと受験生間の公平さに支障がでることが将来起こりうる、などと長々と意見を言った。


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