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悟機嫌鳥ども

「ああ 良き天気 心安らかなり 日本の夏 蝉の声

いま静かにして 木の下に宿れるなり 我が心 その宿れるなりと同じき 安き心にある」


「紗南ちゃん!かっこいい!」


外へ出た瞬間に紗南と未来が何か言い出した。

何やってんだ?こいつら?


「最悪〜汗でメイク溶けた〜ヤニ吸いて〜暑い〜」


私の隣では琴葉が何かぼやいていた。


多分、というかコイツら事件解決の手伝いする気ないな。

全員が全員「自分以外の誰かが解決してくれる」とでも考えているのだろう。

数日後にはエアコンが直っていると考えてるのが手に取るようにわかる。


「一応言っとくけど、そろそろ(うち)出禁にするからな?お前ら」


「「「え?」」」


「いや他人の家だぞ?エアコン壊れたのも元はと言えばお前らのせいだし、お前らが家の物を壊したのも7回目だし、全部私の金で直してるし」


日夏の言い分を聞いて自分達の悪行を思い出す3人。

それぞれの頭の中に浮かぶ数々の蛮行。

三者三様。それぞれ迷惑のかけ方は違えど、出禁になるレベルの事は多々してきたと今になって自らを省みた。


渡された資料を読み出した日夏の背後で3人は出禁にならない為の作戦を立て始めていた。


「今回はやばい…。日夏、怒ってない」


「日夏ちゃんが感情の色を見せなくなってる時は本当にそう考えてるってことだよ!?」


「このまま日夏に事件解決されたら私達本当に出禁になる。つまるところ、私達はやらなくちゃいけないってことね」


「「「日夏/ちゃんより先に事件を解決するしかない!」」」


その号令と同時に3人は駆け出し、街の中へと消えていった。

日夏はその勢いに呆気に取られ、3人の背を眺める事しか出来なかった。


「え?」

そろそろ書くか……♤


充分遊んだのでそろそろ書きます。

始めの投稿の際は文字数が少なかったり内容が薄いかもしれませんが、後日手直しして話のボリュームが倍になってるみたいな事もあると思うので改稿のマークが出ていたら同じ話でも是非もう一度見てみてください。

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