夢魔(インキュバス)を拗らせまくったので、ハーレムは結構です
10歳を迎える少年少女が、先祖返りの資質を見抜くために施される『帰先易』で、夢魔(インキュバス)の適正を見出されたレノは、幼くして多くの差別・迫害に遭っていた。
15歳を迎えたある日、なんとか生き延びていたレノは冒険者として生計を立てていたのだが、何度目かになるパーティからの「置き去り」を食らっていた。
眼前には強大な魔神。そして眼下には、自分と同様に置き去りにされた少女リリアの姿があった。
なんとかともにダンジョンを抜け出した二人は、迫害のない世界を求め、
先祖返りや亜人の集まる、精霊国を目指すことするのだが…
これは、「ハーレムを作ることしか能がない」と揶揄されるインキュバスの少年レノが、
不幸な過去を拗らせまくった挙句、決してハーレムを作らず生きる物語、のはずである。
15歳を迎えたある日、なんとか生き延びていたレノは冒険者として生計を立てていたのだが、何度目かになるパーティからの「置き去り」を食らっていた。
眼前には強大な魔神。そして眼下には、自分と同様に置き去りにされた少女リリアの姿があった。
なんとかともにダンジョンを抜け出した二人は、迫害のない世界を求め、
先祖返りや亜人の集まる、精霊国を目指すことするのだが…
これは、「ハーレムを作ることしか能がない」と揶揄されるインキュバスの少年レノが、
不幸な過去を拗らせまくった挙句、決してハーレムを作らず生きる物語、のはずである。