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そのきゅうじゅうろく
それは、ホームで電車を待っている間の出来事だった。いつもと違う駅のざわめき。そして、何か 警告をしているかのような悲鳴がそのざわめきを切り裂いた。
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何が起こったのか判らなかった。
ただ。
それは本当に一瞬の出来事だった。
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何か大きな影が辺りの人にぶつかりながら進んでいる。ぶつかった直後に響く悲鳴。そして、その影は彼女の方へと向かってきていた。彼女は、その影が鈍く光るナニカを握り締めているのを見た。咄嗟のことで動けず硬直する彼女の腕を誰かが掴み後ろへと引っ張った。
サーバー落ちで仕上げられなかったので時間をずらしての投稿です。
何事も無ければ次話は9/6の10時に投下します。




