そのごじゅうなな ~いざ!覗き見するぜ★ By 作者~
そっと寄り添う『彼』に、彼女は気付かない。しかし微かな温もりが彼女を包んでいるのもまた事実で。彼女は柔らかな温もりと共に休日を過ごす。
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寄り添う彼は、心なしか嬉しそうな表情をしているように見える。愛しいお嬢様と二人きりで、ゆっくりと過ごせる時間が普段は少ないからだろうか。
彼女も社会人。平日は仕事で、ゆっくりできるのも夜しかない。しかし、彼が彼女に触れられるのは、彼女が眠りの世界に旅立った後である。それがどうだろう。今日は触れられぬとは言え明るい時間の、しかも彼女が起きているのである。嬉しくなるのも頷ける。
・・・。
段々覗き見しているのが申し訳ない気分になってきた。駄菓子菓子。(だから違う!なんでそう変換するんだ!)じゃなくて、だがしかし。それが私の仕事なのである。
申し訳ない?まぁ、息子の恋愛に首突っ込んで見守ってる(注:かなり意訳)んだから多少は思うよ?でもそんな事思って躊躇ってたら進まないから気にしない!
ふははははは!!(イった目をした作者が高笑いをしている。)
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彼女のアパートの直ぐ近く、何処からともなく高笑いが響いてきていたらしい。暫く通行人が少なくなったと、その謎の高笑いを運悪く聞いてしまった人が証言した。
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