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そのごじゅうよん
すっきりした表情で、彼女は浴室から出てきた。そして濃い目のカフェオレを用意する。こくり、と一口。
「なんだか、すっきり起きられたな。早起き、頑張ってみるものだね、気分が良いや。あ。でも、独りより、誰かと一緒に過ごしたいなぁ・・・」
彼女はぽつりと呟いた。
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ゆっくりとカフェオレを飲む彼女を、彼は影からそっと見つめていた。彼の口元は柔らかく弧を描き、瞳は優しく細められている。その穏やかな表情の下で、彼は己の愛するお嬢様の為に最良の策(勿論、彼の練る策はお嬢様が幸せになる事が前提で、且つ、自分の都合が良い策である。 By 作者)を練るのであった。
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・・・。
慈愛に満ちた表情をしている筈なのに、何故だろう。寒気がするよ?雰囲気が怖いよ?てか、ストーカーちっくだよ、執事君。。。
あ。ごめん。ちっくなんかじゃなかったね。立派なストーカーだったね、君。 おかーさんは悲しいよ・・・
彼らの世界の外側で、息子のストーカー具合を嘆く作者が居たとか居なかったとか。
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