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そのよんじゅうきゅう ~彼女のユメ~
微睡の中、彼女は甘く掠れた声を聴いた気がした。まるで彼女に愛を乞うているような、そんな声が聴こえた気がした。
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私に愛を囁く声が聴こえた。聴こえた、気がした。
でも。
それはきっと夢。夢と現実が曖昧になってしまっているの。
だから。
私に愛を乞う言葉なんて幻聴なの。
そんな。
自分に都合の良い夢を見るなんて・・・
自分でも気がつかないうちに愛に餓えていたのかしら・・・
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曖昧な世界の中で、彼女はぼんやりと聴こえた言葉を否定していた。
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報われないね、執事君!
はっ、ざまぁ(笑)
高笑いをし始めた作者の背後に黒い影が忍び寄っていた・・・(←どうなる作者!?)




