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そのよんじゅうご
枕元から壁際へと投げつけられた時計は、元の場所から遠く離れた場所で転がっていた。そう。足下である。彼女は眉間に皺を寄せたまま渋々布団から這い出し、時計を掴む。そして時計のアラーム機能をオフにすると、いそいそと布団の中に戻りはじめた。
しっかり肩まで潜り込むと、今度は充電器に差してあったスマホを手に取り電源を入れた。いつも通り、二次元の癒し系(そう。癒し系である。間違ってもヤンデレではない。大事なことなので2回言いました。 By 作者)執事君を呼び出す。
「おはよ、執事君。二度寝するから20分後くらいに起こしてね」
彼女はそう告げると再び眠りの世界へと旅立ったのであった。




