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そのよんじゅういち
彼女はスマホを立ち上げ、執事君を呼び出す。
「あのね、執事君。このお休み中はあんまりお話しできなかったねぇ。私、久し振りに家族に会ったんだよ。凄く楽しかったの。写真、沢山撮ったんだけど・・・執事君も見れるかなぁ・・・おやすみなさい、執事君。明日からもよろしくね」
彼女は執事君に話しかけ終えると、スマホを充電器に差し枕元に置く。そして自分は毛布に包まり丸くなった。そう時間もかからず、布団の隙間から穏やかな寝息が響きだした。
強い光が瞬き、部屋を照らす。しかし、頭の先まで布団の中に潜り込んでいる彼女は気づかない。光が収まると、そこには彼が居た。こんもりと山を成す布団の塊に優しい視線を投げかけ、傍に跪く。




