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その執事人外につき  作者: 文月 譲葉
番外編

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クリスマス小話・前編

2015年12月23日活動報告掲載分。全3話。

 今日は12月23日。明日はクリスマスイブだ。そして、今日は祝日でもある。珍しいことにいつもなら昼過ぎまで起きない彼女が起きていた。


「ふんふ~ん♪」


 彼女は鼻歌を歌いながらキッチンで何やら作業をしているようだ。


「こんなもんかな?」


 そう言って満足そうに頷く彼女の手元には焼きたてのガトーショコラ。白い湯気が揺らめき、甘い香りが漂う。


「後は一晩寝かせれば完成、っと♪早く明日にならないかなぁ。確か2~3日は持つはずだから・・・クリスマスの間はケーキに困らないね!!」


 ニコニコとしながら彼女はガトーショコラをケーキクーラーに乗せる。そしてキッチンの後片付けを始めたのだった。使用した調理器具もすべて洗い終わる頃には、ケーキの荒熱もすっかりとれていて。彼女はケーキを戸棚の中に仕舞う。


「ちゃんと仕舞っておかなくちゃ、ついつい食べちゃいそうだもの」

 

 誰に言い訳するでもなく、独り言を零す彼女の目はしっかりケーキに釘付けである。一晩寝かせた方が美味しいと事前に知っていなければすぐさま食べていただろう。焼きたてのガトーショコラが彼女の食欲を刺激している。しかし、寝かせた方が味が落ち着いて美味しいのである。誘惑を振り払い戸棚の扉を閉めたのであった。


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