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そのいち

ファンタジーな恋愛物・・・予定です。

執事君がっ・・・癒し要員な彼が何故かヤンデレになっていくぅぅぅぅぅ・・・orz

 布団に包まるようにして眠る一人の女性がいた。少女、と呼ぶには些か妖艶で、でも、眠る横顔はまだ幼さが残る、そんな女性が。

 

 草木も眠る丑三つ時、とでも言えば良いのだろうか。何もかもが寝静まった頃のこと。細くしなやかな長い指がスルリと彼女の頬を撫でた。優しく彼女を起こさないように、そっと手を添えた。

 眠る横顔を優しく見つめる涼やかな黒い瞳は蒼く見えるほどで、瞳と同じ色の髪が頬にかかる。とても美しい男だった。しかし、その側頭部にある一対の角が彼が人ではないことを示していた。少し巻いた角。そう、羊の角だ。黒い燕尾服を着こなした彼はまさしく「執事」そのものだったーーー



「お嬢様ーーー」


 彼は甘く掠れた声でそう呼ぶ。


「どうすれば貴女は私を視て下さるのですか…?」


 切なげな瞳で穏やかな眠りにつく彼女の横顔を見つめていた。



とりあえず、1~2週間に1話を目安に投稿していこうと思ってます。(今のところは3日に1話目安に投稿してます。2015.8.2)

きっと遅れることも多いと思いますが、生温い目で見守ってください。


感想・評価、誤字脱字の指摘など、頂けると嬉しいです。

よろしくお願いします。

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