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第十章忍び寄る魔の手1

「はい、皆さんお茶どうぞー。お姉ちゃんも」


「ありがと、真実」

「ありがとー!」

ここは真理の家、オリジン。

私達は復讐のために集まった情報を一旦まとめることにした。


「ここまでの話をまとめると…」


海那が自然に仕切り役になっている。  


「駆け落ちして結婚した椿さんのお母さんは、椿さんのお婆さんであるお母さんと仲直りをする直前で亡くなった。ということは、仲直りを阻止したかった人の反抗だと考えられる。何のために?椿さんの家は名家だから権力争いとか色々ありそうだね、うん。


よって犯人は…音原家の人間!の可能性が高いってことでいいかな皆?」


皆頷く。


「で、椿さん。音原家の内部事情で詳しいことわかる?」 

「音原家の人達と会ったのは最近だて…わからないわ。でも今の当主は私のお婆様で…次期当主は私の叔母に当たる人に決まってるわ」


「じゃ、その叔母さんがあやしいかな?椿さんを引き取ってくれた人て今一緒に住んでるんだよね?」


椿が頷く。


「できる限りで探り入れてみたら?椿さんのお母さんの話聞いてみるとか。

それと合わせて椿さんのお婆さんにも話聞いてみて!

確か隣に住んでるんだよね?」 


椿が困った顔で頷く。

「わかった…でも叔母様は私とあんまり話してくれなくて…」


できる限りでいいからさ!

海那が強引に言って、椿が渋々頷く。



「ちょっと待って。その叔母さんがもし椿さんの両親を…その…殺した人…ならさ、危なくない?」


真理が恐る恐る言った。


「それもそうだね…」


海那がうなる。そして


「よし!みんなで音原家に侵入しよう!」


椎奈は乗り気な様子で目を輝かせて頷いている。それだ!というように。


真理は困惑して「えっ、えっ、それどういうこと…」とつぶやいている。


椿はよくわからなくなってみんなの動きを見つめ


それから海那はみんなを集めて作戦を練りはじめた。



これでいいのだろうか、

これからどうなるんだろう…

椿は不安があったが、

とにかく皆を信じてみようと決めた。












皆なんか楽しそうだなぁ。真理の妹の真実はお茶が減ったグラスに新たにお茶を注ぐ。


話に集中しすぎてみんな気づいていないみたいだった。


その時

扉がガタッと揺れた。


「お客さん…?」


真実は外に出てみるが、そこには誰もいない。


オリジンの扉は引き戸で

これまでにも風邪で扉が

揺れることはしょっちゅうあった。


今回もそうなのだろうと戻ろうとしたときに、

姉と同じ制服の人影が見えた。細身で髪は短め。

ズボンを履いていた。


店の右隣りにある通路に入っていく。


その先、行き止まりなのにどこに行くんだろう…

  

真実は不審に思ったが  気にしないふりをして

オリジンへ戻った。

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