閑話休題~帰り道のお喋り~
久しぶりの投稿です!
間が空いてしまい、話がまとまらなくなってしまったので、
ここで休憩です。
今回は話は進まないので、次回に期待していただけたらと思います。
部活見学後、椎奈も合流して一緒の帰り道。
「カナ、椿さんに聞きたいことあるんだけどいいー?」
見て回った部活の話をしていると、海奈が突然聞いた。
「何?」
「復讐って、具体的には何するの?」
「復讐…えっと、復讐は…犯人を探すのよ。」
「犯人を見つけたら、そのあとどうするの?」
「見つけたらって…えっと…見つけたら…うーん、見つけたらどうしよう。真理?」
「私に聞いてどうする!
もしかして、椿。そこまで考えてなかったの?」
「うん。犯人見つけることしか考えてなかった」
私が苦笑しながら言うと、真理が、どーすんの、それ。と困った顔をして、
椎奈が、まあ、犯人見つけるまでにゆっくり考えればいいよ。と笑った。
夕暮れに染まった自分の影を見つめて考える。
本当に何も考えてなかったな、
私はどうしたいんだろ…
「今まで集まった情報とりあえず整理してみようゼ」
海那が私の顔を覗き込んで言った。
顔を上げると海那のいつもの悪戯っぽい笑顔。
みんなが頷く。
そうして、私達は 真理の家、オリジンへ向かった。