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ドラゴンプラネット  作者: 級長
第一部
47/123

ナンセンス劇場2

 今回はゴールデンウイーク特別編! べ、別に予定きつきつで書けなかったからじゃないんだからねっ!(ツンデレ)

 〇言い訳

 級長「まさか書けないとはねえ……」

 クイン「そんな忙しくなかっただろ?」

 級長「いや、かなり忙しいぞ!」

 クイン「何してた?」

 級長「まず宿題だろ?」

 クイン「順当だな」

 級長「その後ポケモンのダイアモンドできのみの様子見と蜜塗った木の確認だろ?」

 クイン「そのくらいは多めに見よう」

 級長「次にネットで死神さんの実況動画見るだろ? マインクラフターの日常とIB実況だな」

 クイン「おい」

 級長「次にりんご雨さんの実況見るだろ? あの人のゲーム選択センスはいいぜ」

 クイン「をい」

 級長「そんで再びポケモンできのみと蜜の木を確認するだろ? これにプラス他の用事熟すと書く時間ないじゃん」

 クイン「いやその理屈はおかしい」


 〇黄金厨

 煉那「出番無い!」

 涼子「ネットじゃ休みに入って、マナーを守らない新参者の黄金厨が大量発生したね。だから暇」

 煉那「黄金厨がいると動画とかランキングが荒れるから、ニコニコも見にくいな」

 涼子「かといって、こうして外を歩いてもリア充がいつ爆発するか戦々恐々だし……」

 謎の集団「妄想に生きては日本は衰退する一方。我々リアリティマジョリティーに協力し、アニメや漫画を滅亡させなければ日本は滅ぶ!」

 煉那「あれは黄金厨か? リアルの」

 涼子「ただの怪しい宗教。現実世界のマナーを守らないって、黄金厨よりタチ悪いじゃない」


 〇インフィニティ

 佐原「インフィニティ同士、こうして話すのは始めてだな」

 遊人「勝手に俺を人外にすな。いつからこの小説は異能バトルになった」

 佐原「何もインフィニティ能力の全てが私の様に荒唐無稽なスキルばかりではないよ? それに、シャーペンの音で何書いてるか解るのもなかなか人外だ」

 遊人「で、他にインフィニティは何人いるんだ?」

 佐原「私の知る限り、ここにいる二人だけだ。覚醒の可能がある人間は数人いるが、元々はただ遊人出生の理由程度の設定だからな」

 遊人「出生の理由付けだけに壮大な設定作り過ぎだ!」

 佐原「作者は切り裂き魔事件終わったら、世界大会編とかしたいらしいな。設定は広大に限る」


 〇放送の後

 これは、熱地の会見を掻き乱した総一郎が娘に電話をした時の話である

 総一郎「え……」

 理架『いきなり画面切り替わって、中継切られちゃったの。私はテレビ見ないからよく知らないけど、アレってよくあることなの?』

 総一郎「昔はよくあったが……」

 理架『じゃあ、テレビ局は何十年も成長してないのね』

 宵越スタッフA「グサッ!」

 理架『あ、でも機材自体は高性能になっただろうし……もしかして人材の劣化?』

 宵越スタッフA「バタッ!」

 順「天然って怖いな……」

 宵越スタッフB「いやまだだ! これは上層部の指示、俺は悪くない!」

 総一郎「そうか、あの放送事故は上層部の陰謀か!」

 理架『政府とか強大な権利に立ち向かうのがマスコミなのに、その手足であるスタッフが身内の権力に負けちゃね……』

 宵越スタッフB「ズギャアアン!」

 順「図星か」

 総一郎「ちょっと上層部叩いてくる」


 〇総一郎の怒り

 総一郎「宵越社長! 話がある!」

 社長「話があるのはこちらも同じだ! あんな勝手な真似……」

 総一郎「娘に私のカッコイイとこ、見せられなかったじゃないか!」

 社長「ひでぶ! 今殴ったな、親父にもぶたれたことないのに!」

 総一郎「せめていいとこ見せようと頑張ったのに、これでは私が痛い奴みたいじゃないか!」

 社長「ぎゃあああああああ!」

 その日、宵越テレビ本社に宵越社長の断末魔が響き渡ったとさ。


 〇地獄の方が……

 社長「くそっ、真田め! 本来ならこの救急車で轢いてやりたいところ……」

 愛花「なら望み通りにしてやろうじゃん?」

 社長「なっ……?」

 癒野「一名、地獄の一丁目にご案内〜」

 社長「え?」

 愛花「え?」

 癒野「え?」

 愛花「まあ、俺はお前に個人的な恨みがあるから、殴らせろ。お前らんとこの誤報で、死人が出た。そいつは俺の親友だった」

 癒野「味方の敵は敵の理論で、私も怪しいお注射しても構いませんよね?」

 社長「ちょっ……、まっ……」

 社長はその後、廃人になりました。


 〇椿の呟き

 順「エディが倒れたから、ちょっと兄さんに伝えてくる」

 佐藤「お気をつけて」

 椿「佐藤」

 佐藤「なんでございましょうかお嬢様」

 椿「エディがいなくなった隙に遊人奪えないかな?」

 佐藤「発想が人で無し過ぎる……!」

 椿「だって、そろそろ黒羽の後継ぎのことを考えなきゃいけないでしょ?」


 〇佐奈の呟き

 佐奈「先生! それは本当ですか?」

 森川「ああ、エディが倒れた。お見舞い行って仲良くなるなら今のうちだ」

 佐奈「この隙に直江くんを奪って……」

 森川「発想が人で無し過ぎる!」

 佐奈「え? まあ略奪愛ものの官能小説はハッピーエンド少ないですけど……」

 森川「そんな観点から?」

 佐奈「ガンダムも全部見て記憶したから、直江くんに話合わせられます!」

 森川「絶対記憶の無駄遣い!」

 佐奈「まずは私の唇を強引に奪って、『お前の始めての相手は、この直江遊人だぁーッ!』してもらいます!」

 森川「何をするだーッ! 直江が人間やめちまう!」

 佐奈「そして無理矢理押し倒して、剥いてもらいます!」

 森川「何を宣言してるんだ! 正気か?」

 佐原「いやー、彼女は至って正気だよ?」

 森川「東京から瞬間移動してきた!」

 佐原「佐奈くんの個性をコピーしたのは絶対記憶欲しさだったけど、後悔したね。あの個性はコピーするんじゃなかったと。生憎コピーした個性は消却が出来ないから、今も苦しんでいる」

 森川「佐原にここまで言わせるとは……!」


 〇夏恋とマルートの楽しい韓国語講座


 遊人「今日は、大人気韓流グループ『ベックベン』と『鱈子』の皆さんに来ていただきました!」

 夏恋「初耳ね」

 マルート「余程局地的なのですわ、きっと」

 夏恋「そんなもんをハイテンションで恥ずかしげもなく、よく大人気って言えたわね白髪廃人」

 遊人「俺への批判はお門違いだ。俺は台本を読んだだけだ。ああ、あと、この二つのグループは本国でも大人気だと台本にあるな。しばらく日本で活動するそうだ。だから日本も一年かけて勉強したらしい」

 鱈子A「ワタシタチ、ニホンヲゲンキニスルタメニ……」

 夏恋「おっとこれは酷い片言。韓国語の関係で『J』を発音出来ないのは仕方ないとしても、これは酷い」

 マルート「私は日本に留学しようとして三日前に日本を習い始めた友人がいますが、それより出来てませんわ。本当に勉強したのですか?」

 遊人「おいおい。それ以上いうと面倒なファンが喧嘩しにくるぜ?」

 ベックベンA「歌は聞いてくれましたか?」

 遊人「さっきはたまたま下手な奴に当たっただけか。こいつは普通に喋るな」

 級長「いや、いちいち入力モードをカタカナに切り替えて打ち込むの面倒で。ほら俺携帯で書くし」 遊人「作者がメタ発言したぞ。そうそう、お前ら楽屋にあったこいつらのCD聞いたか?」

 夏恋「2秒聞いて投げた」

 遊人「おい」

 マルート「愛犬のジョンも大喜びでしてよ」

 遊人「よかった、ちゃんと聞いてる奴がいて。犬が喜んだか。多分チワワとかそんなんだろうな、ジョン」

 マルート「よく飛びますわ、あのCD。ニホンオオカミのジョンもしっかり運動出来ました」

 遊人「こいつは物理的に投げた! そしてそのCDはくわえた瞬間に砕けたと容易に想像できる!」

 夏恋「あー、内容が軽いから飛ぶのね」

 遊人「ほらほら、夏恋の毒舌は心が壊死してる俺しか耐えられないから。鱈子とベックベンの人達沈んでるよ?」

 マルート「早く仕事済ませてお食事にしましょう。近くに美味しい台湾料理のお店があるんですよ」

 遊人「韓国料理ディスったー! まあ、そうだな。夏恋、何か例文言えよ。それを韓流の人に訳してもらうからさ」

 夏恋「じゃあ……『竹島は日本の領土です』」

 遊人「いきなりヘビーなのキター! 領土問題まで引きずり出して苦しめに来た!」

 夏恋「『独島どくとなんて存在しません』」

 遊人「さらに追い撃ちだ!」

 鱈子B「あの……独島は韓国りょ……」

 夏恋「さあ、言わないと干されるぞ☆」

 遊人「☆っていうな、お前鬼だな」

 マルート「そういえばかなりごり押しされてますからたまに耳にするのですが、ベックベンの皆さんは田中丸より下手ですね、歌」

 ベックベンB「そりゃ日本語慣れてないから……」

 マルート「プロなのですから、慣れてないと言い訳はしませんわよね?」

 ベックベンB「ぐっ……!」

 遊人「もうやめて! 韓流アイドルのライフは0よ!」


 〇半額戦争

 遊人「なんと! あの肉が半額だ!」

 愛花「行け遊人! インフィニティの力を見せてやれ!」

 遊人「まずこの混雑を抜ける。俺の観察力なら人混みを避けるのもたやすい!」

 愛花「するする抜けてく!」

 遊人「殺到する人だかりも余裕の回避だ!」

 愛花「なっ! あれは噂の半額ハンター達だ! 半額の商品を根こそぎ掻っ攫う、傷害罪ギリギリの厄介な連中だ!」

 遊人「だが、観察すれば問題はない! 右5cm、前7cm。そこに移動すれば……」

 半額ハンター「ぐわああ!」

 遊人「俺に飛び掛かったこいつらは全員相打ちになる!」

 愛花「よく考えたらすげー能力の無駄遣い」

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