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転生したら最悪の領主で破滅寸前の領地を押し付けられたので内政チートで立て直します  作者: レモンティー


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12/31

第十二話:火は経済を焼き、恐怖は統治を試す――治安崩壊工作

夜だった。

乾いた風が吹き抜けた直後――

最初の炎が上がった。

「火事です!!市場の南区画が――!」

鐘が鳴り響く。

怒号、悲鳴、走る足音。

俺は即座に立ち上がった。

「被害範囲は」

「三区画に拡大中!同時発火の可能性あり!」


・ 緊急事態発生

* 同時多発火災

* 倉庫焼失

* 市場機能 一時停止

「……経済を止めに来たな」

俺は短く吐き捨てた。


・ 初動対応

「エリス、指示を出す」

* 井戸の開放、消火ライン構築

* 住民の避難誘導

* 兵の半数を消火、半数を封鎖へ

「封鎖……ですか?」

「放火犯はまだいる」

▶ 被害拡大 抑制

▶ 統治度 -5(混乱)


・ 第二波

火が収まり始めた頃――

「報告!」

兵が駆け込む。

「北側で暴動が発生!食料倉庫が襲撃されています!」

「連動しているな」

俺は迷わなかった。

「鎮圧に向かう。ただし――」

「殺すな」


・ 鎮圧フェーズ

現場は地獄だった。

「食料を寄越せ!どうせ燃えるんだろ!」

「領主は俺たちを見捨てた!」

恐怖が、怒りに変わっている。

「違う」

俺は前に出た。

「食料は配る」

ざわめきが止まる。

「明日、全員にだ。だから――今は下がれ」

一人が叫ぶ。

「信用できるか!!」

俺は、剣を抜かなかった。

代わりに――

「倉庫を開けろ」

エリスが息を呑む。

「ですが、それでは……」

「いいからやれ」


・ 決断

* 食料倉庫:一部開放

* 無償配布(制限付き)

▶ 暴動:沈静化

▶ 統治度 +7(信頼回復)

・ 真相


翌日。

捕らえた男が吐いた。

「金を貰った……」

「誰からだ」

「……ギルドの残党と、外(他領)の連中だ」

やはり、来たか。


・ 対応フェーズ

選択肢:

1. 強硬粛清(恐怖支配)

2. 放置(再発リスク)

3. 分断と吸収(高難度)

「3だ」


・ 分断戦略

「全員が敵じゃない」

俺は言う。

「利用された奴と、仕組んだ奴は分ける」

実行

* 扇動者:公開処罰

* 参加者:労働刑+再雇用

* 内部告発:報奨制度

▶ 内部崩壊(敵勢力)

▶ 統治度 +10


・ 結果

数日後。

市場は再び開いた。

焼け跡の上に、新しい屋台が並ぶ。

「……戻りましたね」

エリスが静かに言う。

「前よりも強く、だ」

俺は答える。


・ 数値更新

* 統治度:88 → 95

* 治安:大幅改善

* 経済:完全復旧+成長補正


・ だが――

夜。

一通の報告書が届く。

「……?」

エリスが顔を曇らせる。

「周辺領地が……動いています」

* 軍備増強

* 情報収集強化

* 外交圧力の兆候

「内政で勝ちすぎたな」

俺は小さく笑った。

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