18 ジャグジーとお土産(7日目)
本日は6時過ぎに起床。
ルームサービスが来るまでに支度ができました。
今回はパンの他にペイストリーも注文しました。
パンもぺイストリーも1個ずつ注文したつもりですが2個ありました。
食べきれないのでぺイストリーはおやつにとっておくことにしました。
この日の天気は曇。やや海が荒れているのか少し揺れが感じられました。
私のいる船室はデッキ5。乗客の船室の中では一番低く、中央に近いところにあります。実は船は低い場所、中央に近いところが揺れにくいそうです。つまり揺れにくい船室だったのです。それもあって船酔いに苦しむことがなかったのでしょう。
いい船室に恵まれたのかもしれません。
それでも揺れるのですから、上や前後にある船室は揺れを強く感じたかもしれません。
さてこの日の午後、私はジャグジーに入ることにしました。
プールに入るために水着を用意してきたもののプールが結構深いのです。1.5メートルとか。アンサーブックを見ると2メートル以上のところもあります。しかも監視員がいません(お子様連れは要注意です)。
ちょっと怖いのでジャグジー一択でした。それにジャグジーは温かいし。
場所はデッキ16(スポーツ)の後方です。デッキ14のジャグジーはホライゾンコートが近いので人の往来が多いのです。それどころかプールの横にテーブルがあって、食事している人から丸見えです。実際私も食事中に欧米系のふくよかな御婦人が入るのを目撃しました。あんなふうに堂々と入れればいいのですが、さすがにそこまでの勇気がありません。
というわけで下見がてら少し人気の少ないデッキ16の後方に行ってみました。
デッキチェアにはタオルにくるまって眠る御婦人がいました。あまりにも動かないのでもしやと心配しましたが、動いたので安心しました。
ジャグジーは空いていました。曇っているせいもあったのでしょう。
よし。
船室に戻り水着に着替えその上にワンピースを着てデッキ16へ。タオルはジャグジーのそばにあります。
ジャグジー周辺には誰もいません。
さあ入ろうと思った時なんだか風が強くなってきました。構わずそろそろと入りました。あったかい。独り占めです。ああ来てよかった。満足と思っていると髪にポツリ。雨です。
これまで雨が降ったことなかったのに。なんで……。
慌てて上がりました。タオルで身体を拭いて服を着ようとしましたが、強風が邪魔をします。服の襟ぐりに首を通そうとしても風に吹かれてうまく入りません。ここはデッキ16。上には17と18があるだけ。海面からかなりの高さがあるのです。
なんとか服を着て部屋に戻るまでの道中の長かったこと。
ジャグジーに入っていた時間より往復の時間のほうが長かった……。
ぺイストリーとホライゾンコートから持って来たコーヒーがなかったらへこんだままだったでしょう。
気を取り直してデッキ6へ。ここにはブランドのショップや船のオリジナル商品が売っているショップがあります。
クルーズも後半です。そろそろお土産を買っておきたいところです。最後の終日航海日には買う人が多いでしょうから。
オリジナル商品を扱う店の前には衣料品が吊るしてあります。はっきり言って巨大です。日本人でも体格のよい人でないとぶかぶかに見えそうな衣類です。中に入るとお菓子や色々なグッズが並んでいます。マスコットの熊のぬいぐるみには心動かされましたが、荷物になるし欲しいお子様もいるだろうからと思い諦めました。
結局お菓子を買いました。缶入りのミントキャンデーとビスケットです。後で夫の姉にミントキャンデーを差し上げたら喜んでその場で食べてました。
私も後にこのキャンデーに助けられることになります。
5時過ぎにテレビで船の位置を確認すると対馬と九州の間でした。
ここからさらに西の済州島へと進むのです。
この日は夕食後ショーは見ませんでした。
さすがに毎日濃厚な演目を見続けるのは疲れます。
それにシアターに行かなくても船室のあるデッキ5の吹き抜けになっているグランドプラザでは毎日ピアノの演奏やバンドの演奏、ダンス等が行われていて、周囲のソファに座って気軽に音楽を楽しめます。
不思議なことにわりと近いのに、船室にプラザの音は聞こえません。
クルーズもあと四日、荷造りをしておかなければなりません。
フォーマルで着た服などをスーツケースにしまいました。
明日は済州島。オプショナルツアーは7時50分集合です。
早めに床に入りました。
この日の歩数6,799歩(スマホによる計測)
D・Pだからこの程度で済んでいると思います。もっと大きい船だったら10,000歩は軽くいくと思います。