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トロピカルサマー・イン・ザ・シー

君は覚えているだろか

あの語り明かした夏休み

そしてキザな俺のことなんて

グラスの縁にのっかった

レモネードの破片と一緒に

海に捨ててしまったんだね




そうさあの日はフェミニスト




白いつば広ハットの貴方は

真夏の日差しのハレーション

おかげで俺の胸は蜂の巣さ〜〜〜




蜂に刺されちまった8月に

一人静寂に辿り着く




熱帯夜の中見下ろすは

ヒートでデンジャラスな街並に

ほんの一滴涙さえ

焦げたコンクリ蒸発し

決して残る筈もない

貴方のビートが叫んでる

誰に聴こえる筈もなく

想う術など微塵にも

貴方のハートに届かずに

コンクリートのジャングルで

溶かされたのさアヒージョさ




あんなに焼けた肌なのに

どうして君はいつまでも

あの太陽の刺激さへ

俺の切ないソウルさへ

海に流してしまう夜に

酔いどれ天使の戯れに

浅き夢見し酔ひもせず

抜ける銀河のホライズン

クールに髪を撫でてゆく

流星まぶたにしたためし

咽び泣くよな時間さへ

貴方の色に変えてゆく




今日からオイラはストレンジャー

星から星へと渡っては

貴方の残した砂浜の

白き足跡辿りつつ

きっと水面のハレーション

目に突き刺さり熱視線

嘯くフリも今いずこ

胸に刺さりし豹変の

あの投げやりなセリフさへ

スパイスだったと懐かしむ




そうさ貴方はビューティフル

いつまで経っても色褪せず

夏の日差しに焦がされて

此処はヒートなアイランド

一つダンスと行きましょか

もっと可憐なステップで☆





胸につかえた悲しみは

海に放して上げましょか

カモメのジョナサン笑ってる

白い帆を張り棚引かせ

マリンブルーとセレナーデ

あの海原が呼んでいる

ジリジリ真夏に焦がされて

溶けて流るるアイスさへ

貴方のクールさ叶わずに

口笛吹いて通りゆく




来てよかったねマリンブルー

おかえりなさいストレンジャー

きっと帰って来るだろと

あの灯台から照らしては

貴方の足跡訪ねては

夏の日差しに遮られ

命からがら逃げ出した

ヒートアイランドも遠ざかり

静寂の波の磯伝い

燦々凜々神々しい

貴方は海の女神様

それでは一緒に踊りましょう

そっと軽いステップで

貴方は帰ってきたんだね

高気圧に乗っかって

渡り鳥なの女神様

俺のハートに火をつけて

罪な娘さサーフィン・ガール







〜☆〜☆〜☆〜Fin///
















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