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第28話【 のんびりした訓練方法 】



次の日にはドラッグらにコツを尋ねたが、魔物とは性質がそのものが違う感じであり、魔物に近いフォルトに頼んだという話をされた。


だが、別の視点から考えさせて見る事も良いのではないかとガーベラが提案したのだ。


魔物は弱肉強食の世界でよりより強くなる為には魔力を変化させて強くなる【変異個体種】が希に産まれる事がある様に人の言語を理解できるミックスとエレーナには【肉体強化】と【武装強化】の魔力操作をさせるよりも魔法そのものに関わる事を経験させるのも一つの手だというのだ。


・・・だからって土魔法と火の魔法が付与されいる【付属魔法印(エンチャント)】の戦斧(バトル・アックス)が使えるからって土で竈を造って火を起こして料理する意味はなんでしょうか?


「いや、だってね。リザーナとエレーナ料理腕ダメなのよ? だからミックスが料理を覚えれば長旅でも美味しいご飯が食べられるでしょ?」


「ドラッグ、フォルト。これって意味あるのかよ?」


「あるに決まってるだろ?要はあれだよ。魔力で生み出すエネルギーに触れて学ぶって事だ。火も水も土も風も世界を造る上で必要な力だからな・・・」


「まぁ、魔物視点だと難しいが、火は人々の生活を発展させ水や土は作物を育てたり、建物の壁に使われる。そして風は水や土の影響を糧にやがて種を飛ばし草木を増やして行く。

そうやって世界は出来ているんだ・・・」


つまりは魔力で産み出せる系統でできる事に触れて物質そのものを理解するというワケか?


まぁ、土魔法も壁くらいしか造れんし、いい訓練にはなるだろうが、エレーナは横になって火を見つめてリザーナはフェローラが見守りながら湖に使っているのだ。


エルフは本来土魔法と水魔法を得意としている為にリザーナには水魔法の適性があるから試しているというのだ。


魔法も組み合わせ次第で様々な事ができるそうで・・・


水+土=【樹木】水+風=【氷結】水+火=【生命】


風+火=【雷鳴】風+土=【砂嵐】土+火=【爆発】


と今わかっているだけでも6つはあるそうだが、そもそも2種の魔法を習得できるというのだ。


そこで料理を覚えてその必要性を学ぶって事になったが・・・。エレーナはただ火を眺めているだけで飽きて来てる。


リザーナに至っては大丈夫だろうか? 魚の魔物に食われてしないだろうか?


ドラッグは倒れた樹木に腰をおろして煙管で一服していた。 試験をする冒険者の装備や連れていく問題児の親の許可書や防具や武器を揃えるのに期間を儲けたという。


それまでは暇である為にフォルトの方を手伝いに来てるのだ。


冒険者のB階級(ランク)は功績さえ残せばこの辺りを収めているフェンナント王国から招集が掛かり国の護衛(ガード)として雇われるか聖騎士団に入り、聖魔法を習得する者もいる。


だが、差別国家であり、ドラッグは王様やその連中を毛嫌いしている為にB階級(ランク)であるが、少なくともオルティガンやセルマとパーティー組んだ方が強いと言い切るくらい弱かったらしいのだ。


ドラッグはブロンテスがいっていた事が本当であればかなりヤバいと思っているからだ。

巨人族が魔族と手を組んだとなるとこちらから攻め込む事は出来ないからだ。


「攻め込む事は出来ないってどういう事だ?」


「巨人族は大昔に神々に喧嘩売って地上からも神界から追放になって雲の上に巨大な大陸が合ってそこにいるって話だ・・・」


「けど、ブロンテスが地上にいてワタシの同胞を滅ぼしたぞ?」


「巨人族は魔法を使えなくされているからな。おそらくは魔族の誰かが転移魔法(テレポート)を使って地上に送り込んだのだろう・・・」


大昔に神々に闘いを挑んだ巨人族は神界と地上の間、雲の上に暮らしていた大陸を浮かばされ孤立させられたという伝説があるというのだ。


そして、魔族は地上の下である魔界という場所に縛り付けられている。だが、人間の【欲】を糧に地上に現れるようになった。


ガーベラを召喚した【悪魔の書】が人間の【欲】が産み出されたモノであるが、ドラッグはサキュバスを惚れさせてものにしている。


少なくともリザーナも規格外な事をしているのであろうが、先にドラッグという規格外な人間がいたお陰で今の生活が成り立っているのでたろう。


だが、魔族と巨人族が手を組んだとしても特段に焦っているようには見えない。


そういえば、ドラッグは魔王・レッドクリムゾンの復活方法とフェンナント王国の真後ろにある山脈に封印されているのを知っているのであろうか?


「ドラッグ、そろそろいい感じに出来たんじゃねぇ?」


「エレーナよ。酒だろ?夜も飲むから飲みすぎるなよ?」


「おー・・・ミノタウロスに料理教えてこれとは・・・」


「教えて貰ったら楽しくて気が付いたから・・・」


ガーベラに料理の基本を伝授して貰い造り始めたら色々と造りすぎてしまっていた。


スープに串焼き、パンまで竈を作って焼いてしまっていた。


材料さえ魔核収納(コア・ガレージ)に用意しておけば取りあえずは2人を食わせる事はできるが魔物が料理っていいのか?


何よりもエレーナ、リザーナが料理ダメって何をどうやったんだよ?


逆にこんな手順通りに作るだけでいいなら誰でも出来るだろう?


ただこれは絶対にいってはいけないというのだ。色々とアレンジしてレシピ通りに作れないのが料理が作れない女の特徴であるとガーベラは言い切ったのだ。


つまりはエレーナとリザーナに料理を期待するなと言うことだ。


そんな2人は自分が作った飯を旨そうに食べていた。

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