幕間 デューク復活
やっと冬休みです。何とか、話繋げられるように頑張ります。
その首飾りの真ん中の部分に数珠で繋がれた黒曜石は、大変美しく輝いていたのであった。ヴォージスは、その黒曜石を睨み付けると重々しく口を開くのであった。ヴォージスは、魔剣を取り出すと剣を抜くのであった。
「デュークだと、、そんな訳があるか??
何故、バルトアの森にいるはずの死の神がヘルヒュート大陸にいるのだ。まさか、、貴様らは、、私をはめる為に、ヴィッテルスバッハが死んだ今、貴様らに勝ち目はないのだ!!!!」
ヴォージスは、そう言うともう一つ曜石を取り出したのであった。宝石箱の中に青い耀石が入れられていた。サファイヤのような美しい輝きを保っていたその宝石こそ、大地の神ロナークが封印されている碑石であった。ヴォージスは水晶を自身の装束から出したのであった。青紫に輝く、その水晶を自身の所持する布で拭き取ろうとした。その瞬間、デュール王国のファンセンドルフ率いる白装束の男達は、所持する銃を構えると水晶を破壊すべく勢いよく引き金を引いたのであった。凄まじ勢いで弾丸が、発射されてゆく中、ヴォージスは、防衛魔術を唱えた。すると青白いシールドが形成され弾丸は全て跳ね返された。詠唱を唱え始めた。
「La dio de la tero, kiu dormas en miaj ne-pozitivaj plumoj. Mia birda popolo volis tiun potencon. Nun, ĵuru al Dio, kaj malkaŝu ĝin de la monumento. Jurase, la dio de la universo, bezonas sian potencon. Por la fino de la mondo kiam ĝi venos! !! !! !!
《我がノーポジフェザードに眠る大地の神よ。其方の力を我が鳥人族は欲してきたのだ。さあ、、神に誓い、、碑石からその姿を現すのだ。宇宙の神、ジュラーセは、其方の力を必要とする。来る時の世界の終末の為に!!!!》
さあ、、甦れ!!ロナーク!!!」
すると、まるで生き物のように青白い光を放ちながら、碑石は輝き始めたのであった。それだけではない、ファンセンドルフが所持する首飾りの黒曜石も同時に黒く光始めたのであった。そんな中、鳥人族の兵士達は凄まじく銃撃を放つデュール王国の男達の銃撃にやられ深手の傷を負ったのであった。そればかりか、フィオクラシアの管制室にある電子機器は、凄まじい銃撃により、画面は破壊されて激しく爆発していく。
青い曜石が光出した瞬間、巨大な蛇が姿を表した。しかしその蛇は、管制室を破壊するだけでなく周囲の壁をも破壊してゆく。ガラスが割れてドアも破壊されるとフィオクラシアは横に傾き始めたのであった。
「ヴォージス様!!!!危険です!!!今、、ロナークが復活させたが為に、奴は不完全な姿で暴走しています!!!!」
「えーい、、騎士団は、、どうなっている??ネルディバードは????」
「危険だ!倒壊するぞ!!!えーい、元老院本部に告ぐ、、直ちに、緊急要請を要求する!!
増援を要求する!!!何故だ!!!何故???繋がらん!!!!」
「無駄だ!!!貴様の陰謀には、もう乗らんぞ!!!!碑石さえ手にすれば、、こちらのもんだ!!ヴォージス!!!!」
周りが凄まじい勢いに包まれる中、鳥人族の貴族でネルディバードのドスティア・スィーナルディ伯爵が管制室に姿を現した。ドスティアは、詠唱を唱えると、ドスティアの身体が赤黒く燃え始めたのであった。そして一気に身体を巨大化させると20m以上ある大型の鷲のような姿に変化したのであった。ネルディバードの一味含めて、鳥人は本来の姿へと変化してゆく。
「あれが、、奴らの本当の姿か、気を付けろ、、、両翼を広げた姿は、20mをも超える!!翼を撃て!!!」
デュール王国の槍騎兵らは艦隊内部から、機関銃を出し照準を定めるのであった。本来の鳥の姿になったネルディバードら鳥人に向かい、機関銃の引き金を引くのであった。しかし、鳴き声をあげて、感情で我を失ってしまっている鳥人らは、槍騎兵に噛み付くと腕を切り裂いてゆくのであった。
「リュオデンフィークスの慈悲」の第21突撃隊の一味であるモーゲルマンが操縦する戦闘機は一気にモーターエンジンを全開にして、急旋回をすると、トマホークを連射するのであった。凄まじい勢いで連射されたトマホークはフィオクラシアの艦底に激突して、爆発してゆく。
碑石から復活した蛇は、凄まじい咆哮をあげたのであった。やがてファンセンドルフが所持する首飾りの黒曜石も一気に光出すとどす黒い閃光を上げながら、6つの顔を持つ大型龍が姿を現したのであった。
「ぎゃあぁぁぁぁ、、、デュークが!!
奴が復活したぞ!!!!
しかも、ロナーク、、、」
そしてロナークとデュークが一斉に咆哮を上げた時、2体は激しくぶつかり合った。ロナークは口から破壊力抜群の破壊砲を放ってゆく。その破壊砲は、デュークの6つの首の内の一つにぶつかってゆくのであった。そんな中、ロナークは激しく怒り狂いデュークの首に噛み付くと、フィオクラシアの壁を突き破り、上空に追いやったのであった。2匹は、お互いの首に噛み付いた状態のまま、一気に地面へと落下した。
そんな中デュール王国の巨大艦隊も一斉に100発以上のミサイルを放ってゆく。すると飛行している戦闘機にミサイルが激突してメシアの菩提樹の戦闘機は、撃墜されてゆくのであった。そして、鳥人族の航空要塞、フィオクラシアは凄まじい爆発音を上げて完全に爆発した。
tー32に搭乗していたマレク・ナダータルは、ほっとするのであった。
「こちら、、マレク!!!フィオクラシアが爆発!!!これで、鳥人族は、、、え????」
その時であった。
ヴォージスは、死んでいなかったのであった。巨大な羽が生えると1匹の鳥人が、上空まで滑空してゆく。そしてヴォージスは一気に全身の炎を引き立たせると一気に、力を解放したのであった。そして爆発したフィオクラシアの破片は、燃え尽くすヴォージスの身体に集まると、ヴォージスの身体に金属の装甲が形成されて一点に集約するのであった。
「ぐわぁぁぁぁぁぁぁ!!!!
しまった爆発だぞ!!!!!
パラシュートの用意だ!!!」
「うわぁぁぁぁ、、、落ちる!!!
助けてくれーーー!!!!」
フィオクラシアの内部にいたギラとバヒュリガルトは地面へと落下してゆく中パラシュートを一斉に開いた。一気に上空の凄まじい風が2人の顔に押し寄せてゆく。すると、そのパラシュートをすかさず見極めたのか一機の小型飛行機が、2人をキャッチしたのであった。それは、マードルの小型飛行機であった。
「厄介だね。ヴォージスがあの姿になれば、、世界はお終いだよ。」
「鳥人が、、本来の姿を取り戻しって事かよ、、、何なんだよ。あの巨大な鳥は、、どう見ても、機械での鳥型ロボットじゃねえか、、、」
「くそ、、アラードは死んじまった。俺がもっと強ければ、ちくしょう!!!無駄な犠牲を出すなって、、師匠の遺言だったのに、俺は、、師匠の為に何もできなかった!!!」
ギラは悔しさの余り、小型飛行機の壁を殴りつけたのであった。その様子を見たバヒュリガルトは、ギラの背中に担いである無残を取ったのであった。バヒュリガルトは、ギラに質問した。
「アラードの息子、、なんて名前だ??」
「確か、、ガルドとか、、、俺と同じくらいの餓鬼だって言ってたぞ。なあそれよりあいつは大丈夫なのかよ??あのくそでけえ鳥はよ????」
「ヴォージス、、奴は、、鳥人じゃない、、、奴は、、ジュラーセの姿を模倣して作られた人造生命体だ!!!機械が生命体の振りをしていたという事だ。俺は、、アルデバラン連合会の連中から聞いてな。やっぱり碑石の最後の1つは奴らが持っていたのか、なああんたら、、メシアの菩提樹、、それの本当の意味は聞いたよなあ。奴らの星、ノーポジフェザードに生えていた不死の樹液を持つ、菩提樹。もうすぐ、、デュークがゲルシュカルトに進化をする。それが奴らの狙いだぜ!!!」
マードルは、情報を2人に流すのであった。このままでは大変な事態になるのだけは避けたかったのであった。ギラは疑問に思った意見を言うのであった。
「なあ、まだ仕事終わってねえよなあ。。デュール王国の奴らをバルトアの森までお引き寄せんだよ!!!そいつらを暗殺するのさ。俺の剣客としての初任務さ。いや森は危険だ。なんなら、メーデル高原がいいんじゃねえか!!!なあバヒュリガルト!!!!」
その時であった。戦闘機が激しく行き交う中、何機もの戦闘機が、ギラ達の乗る飛行機を追ってきたのであったあった。右翼目掛けて放たれたトマホークは、小型飛行機の右翼を吹っ飛ばした。その破片が飛び散る中、ギラは外に放り出された。
「ギラ!!!!ちくしょう!!!」
その時であった。ギラの身体に向けて一気に銃が連射されてゆく。銃が一気にギラの身体を掠めたその時にギラは、身体を立て直して痛みを堪えたのであった。やがて、、森林の内部にある巨大な泉のような場所にギラは落下した。
ギラは一気に意識を失った。泉の中に落ちると深淵の闇に吸い込まれてゆく気がしたのであった。
(俺は、、もう死ぬのか、、、違う、、死なない!!!俺は、、こんなことで!!!!)
ギラは、目を開けると、泉の底から這い上がろうと水から自身の身体を浮かび上げた。ギラは、痛みを堪えると、泉の辺りに立ち、剣を持った。そんな中、、銃を持った男がギラの目の前に現れた。年齢からして、ギラよりも10歳以上上に見えた。その野獣のような眼光でギラを睨みつけるとこう言うのであった。男は白装束を纏うと、剣を抜くのであった。
「ローシィート卿の命を狙うとは、、やってくれるじゃないか。その剣。感じるんだよ。君は、命を欲しているんだ。」
「誰だ??お前は、、、」
「バグミュダットを追われた身さ。。こんな状況で僕は、デュール王国のローシィート卿を殺したい。。それだけなんだよ、、征服したい。。君の家族を滅多刺しに殺した時もさ、、、」
「滅多刺しだと、、、まさかお前が家族を、、、ふざけんじゃねえ!!!!
軽い気持ちで冗談を言うんじゃねえぞ!!!
まさかてめえが、、、てめえ一体何者なんだ!!!名を名乗れっつってんだよ!!!」
「僕の名は、、ゴットホルトさ。。宜しくね、、ギラ、、、、」
その男こそ、、後に、、ギラの永遠の宿敵となる男であった。
第3章はシリーズ最長篇となる予定です。




