第4幕ー5 鳥人との激闘
鳥人がいたら面白いだろうな。
バルトアの森の上空にはメシアの菩提樹の爆撃機及び航空要塞が現れていた。ノーポジフェザードの鳥人族らは、既に爆撃機から、200発近い数の焼夷弾を放ち、森を焼け野原にしてゆくのであった。その先頭に立つのは、鳥人族の中将であるイエーグレム・ネプラッシュであった。航空要塞から、爆撃機である第511爆撃機が飛び立つと、イエーグレムは部下に命令を下したのであった。
「おい、、部下共よ。俺からの命令だ。バルトアの森には、神が封印された碑石の一つが、埋まっているとの情報が入った。その神は、大地を作ったとされる神、ロナークが封印された碑石だ。森を焼き払った時に碑石は金色に光出して、神は復活する。その前に邪魔者を殺せ!!!バグミュダット公国の、雑魚兵士共をな!!!!」
そして第511爆撃機は、バルトアの森の東側にかけて次から次へと爆弾を放ってゆくのであった。すると森の周辺に佇ずむ家屋が次から次へと焼き払われてゆく。その頃、その小屋にいたギラは、猛烈な爆撃音を聴き、目を覚ましたのであった。
「まさか、、そんなバルトアの森が燃えている??師匠!!大変です!!!バルトアの森が!!!」
ギラは大声で叫んだのであった。まだ小屋で疲れ果てて眠るジョナサンは、異変に気がつくと慌てて飛び起きた。ジョナサンは外を見渡すと、そこは地獄のような光景であった。辺り一面が激しく燃え盛り、森の木々が凄まじい炎の嵐により、赤く光り果てていた。ジョナサンは、大声で言った。
「そんな馬鹿な??まさか、、メシアの菩提樹の仕業か??くそー、、、なんて奴らだ!!!ギラ、、ここを離れるぞ!!!奴らは危険だ。」
既に火が、森の周りを取り囲み山火事のような状態になっていたのであった。凄まじい煙が小屋全体を漂っていたのであった。既に焼け焦げた小屋の屋根の上に、燃え盛る木が倒れてゆくと小屋に炎が燃え移っていった。そして遂に、小屋に火の手が回った。慌てて、外へと避難する為に、ジョナサン・ヴェードは、井戸の水を全身に、被り、剣を濁るとバルトアの森の下部へと降りていった。ジョナサンは、ギラに走りながら言い放った。
「いいか、、ギラ!!どうしてこの森が狙われるか。神が住んでいるからだ。碑石って知ってるか。元々バルトアの森にはロナークって蛇の神様がいてな。そいつは、伝説では森の生態系が破壊された時に封印から目覚めて怒り狂うって伝説があるんだ。メシアの菩提樹は、、碑石を狙っているのは間違いない!!!!」
その時、、凄まじい音と共にジョナサンのいる森の周辺を一体の爆撃機が近づいてきたのであった。その爆撃機から、1匹の鳥人が小型飛行機に乗り移ると、小型飛行機に搭載された機関銃を使い次から次へと撃ち尽くしてゆくのであった。その鳥人こそイミーグレム・ネプラッシュだ。
「おい!!!!そこの、、人間共!!!神は、どこだ!!!!碑石の場所を答えろ!!!
命が惜しくなければな!!!!」
そして小型飛行機から飛び降りるとイミーグレムは、ギラとジョナサンの前に現れた。そして、機関銃を構えると、凄まじい勢いでジョナサンを睨み付けたのであった。鷹のような顔を持ち、恐ろしい顔つきであった。イミーグレムは既に数多くの星で多くの生き物を機関銃で惨殺してきたのだ。
「答えろ!!!メシアの菩提樹、、貴様らは何故、、ロナーク、、そしてデューク、ナハトなどの神々の命を狙う??何故多くの命を狙う!!!」
「決まってんだろ!!!永遠の命を手に入れる為だ!!俺たち鳥人族はな、、遥か昔、、宇宙を創造した神ジュラーセが鳥の遺伝子を元に人間と同じように生き、、そして人間よりも遥かに長生きする生命体として、作り出した。そして、、ジュラーセは、永遠の命を手に入れるならば、死の神デュークそして、土の神、ロナーク、、そして、生命の神、、ナハト!全てが揃いし時、、ジュラーセは姿を現す!!!」
「なんだと???ジュラーセとは、、、まさか????」
以前、ジョナサンは一度だけ聴いた事があった。この地底大陸を作った神々を生み出し、宇宙を創造したとされる神の存在。姿さえ謎とされていたその神の存在の真実が遂に明かされようとしていたのだ。
するとイミーグレムは遂に言い放った。
「ジュラーセ、、、またの名を、、ガルムフェニックス、、、宇宙を飛び回る、不死鳥の事だ!!!!火の鳥とも呼ぶがな!!!!!」
「火の鳥だと????そんな馬鹿な、鳳凰、、永遠の命を持つ神と呼ばれている不死鳥!!そんな筈が無い!!火の鳥など存在しないのだ。ジュラーセとは、形を持たぬ概念と神話に語られていた。宇宙その物がジュラーセなのだ。貴様らが永遠の命を欲しいが為に、、多くの生命を犠牲にしたと言う事を忘れるなよ!!!!!」
ジョナサンは怒りを露わにし叫び尽くしたのであった。そしてジョナサンのいる周辺に炎が舞ってゆくのであった。ジョナサン・ヴェードは遂にその剣を取った。かつて剣豪として闘ったジョナサンの戦闘能力は計り知れなかったのであった。ジョナサン・ヴェードは走り出したのであった。するとイミーグレムは、口を開いた。
「おいおい、、、まさか俺の弾丸を避けるとか思ってんじゃねえだろうな!!!!剣の腕だか、、何だか知らねえが甘ったれてんじゃねえぞ!!!!!!!この野郎!!!!!」
次の瞬間イミーグレムの持つ機関銃から、凄まじい量の弾丸から放たれていったのであった。鳥人族の中でも屈指の銃の達人とされていた。
かつてノーポジフェザード星の貴族ネルディバードに反乱を起こした。貴族出身であったイミーグレムは、コンドルの鳥人であるシェニキーシュと共に、アルデバラン連合会に反乱を起こして議員を銃殺して殺した。
ジョナサンは身体を捻らせて、飛び回ると木の上に身を寄せた。そして剣先から凄まじい斬撃を放ったのであった。するとジョナサンの剣から赤い閃光が現れるとイミーグレムの方へと放たれた。
ジョナサンは、魔導師としてもその力を有していた。彼の能力は、ありとあらゆる空気から閃光を生成して、剣から、斬撃を放つ事を可能にするのであった。そして、 勢いを付けると、ジョナサンはその場から一瞬して瞬間移動をすると、イミーグレムの後方に回り一気に斬撃を放ったのであった。
「遅いぞ、、、鳥人族!!!!貴様!!!それでも、、、鳥人か!!!!」
凄まじい勢いで放たれた斬撃はイミーグレムの身体へと直撃した。イミーグレムはそのまま高速で移動をすると機関銃を連射した。凄まじい勢いで発射された弾丸を次から次へと、ジョナサンは避けてゆく代わりに燃え盛る木々に弾丸はぶつかり跳ね返ってゆくのであった。
「やるじゃねえか???だがなあ、所詮剣一本しか持ってない男が俺に勝てるとでも思ってんのかよ????俺の機関銃は、無限に弾丸を放つ事が出来るって知ってたか???」
跳ね返った弾丸は火を浴びる事で一気に発火した。イミーグレムが上に向かって次から次へと銃撃してゆく事で弾丸の数は一気に増加したのであった。増加した弾丸は大きな渦のように集まった瞬間、無数の弾丸に次から次へと火が付いてゆくのであった。発火した弾丸は、、ジョナサンの身体を直撃した。
「ぐわぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
蜂の巣のようにジョナサンの身体に次から次へと弾丸が貫通してゆく中で、ジョナサンは、魔導陣を展開してたのであった。勢いよく展開された魔導陣は、イミーグレムが放った弾丸を跳ね返したのであった。ジョナサンは、救護魔術を既に解放していた。そのお陰で、超速再生を繰り返すと、イミーグレムが放った弾丸は、跳ね返された。魔導陣を展開した事で、イミーグレムの弾丸は、大きな弧を描くようにする中、イミーグレムは、機関銃から一気に雷撃が襲ったのであった。その雷撃をジョナサンは跳ね返すと、魔導陣を使ったのであった。そして剣は、一気に光出すと、魔導陣から一気にエネルギーがチャージされた。やがてジョナサンの剣から一気に赤黒い光が放たれると、イミーグレムに向けて高速突進していった。
「焼き鳥にしてやるぜ!!!!この鳥野郎がよぉぉぉぉぉ!!!!!!」
ジョナサンの剣は、一気にオーバーヒートモードへと変化した。凄まじい勢いで、ジョナサンの魔法陣に向けて、もの凄い量の弾丸が押し寄せた中、ジョナサンの魔法陣からは、破壊砲が放たれると、イミーグレムの身体に直撃したのであった。すると、イミーグレムは、一気に凄まじい爆破に巻き込まれた。だがそんな状態の中、ジョナサンの背後からもう1匹コンドルの鳥人族がいる事にジョナサンは気付く由もなかったのであった。そのコンドルの鳥人は、鋭い剣で、ジョナサンの背中を刺していたのであった。
「「師匠!!!!!!!!!」」
ギラが叫び尽くす中、ジョナサンは倒れ尽くしたのであった。ジョナサン・ヴェードは、瀕死の重症を負ったのであった。倒れ尽くしたジョナサンの方に、ギラは寄ると、必死にジョナサンに呼びかけるのであった。口から血を吐くジョナサンは、虫の息の中、必死に何かを喋ろうとしていた。
「ギ、、、ギラ、、、無駄だ。奴は、、、お前が叶う相手ではない、、、」
コンドルの鳥人は凄まじいスピードで超高速移動をすると、イミーグレムの持つ機関銃を片手に持つと機関銃を連射したのであった。連射した機関銃の弾丸は、ギラの周辺を飛んで行った。
「小僧!!無駄だ!!!奴は、虫の息だ。
貴様如き、青二才がこの俺に叶う筈がない。俺の名はシェニキーシュ・ノヴォサート。メシアの菩提樹の中将。そこでくたばっている馬鹿の代わりだ。さあ、この俺にどうやって立ち向かう。」
そして遂に機関銃を片手にしたメシアの菩提樹の一員達が次々と現れすっかり囲まれたのであった。ギラはその時剣を握った。師匠をこのような目に合わせて憎しみが燃え切ってきた。以前母が死んだ時も身体を滅多刺しにされ殺害された時。その悪夢のような光景が蘇ったのであった。
読んで頂きありがとうございます。




