第4幕ー4 デュール革命の悲劇
第3.4章と第3.5章の方も読んでくださいね。
義勇軍の兵士達は、フェルナンデス大尉の命令の元、デュール王国の未来の為に、闘っている。マリアの首飾りを狙っているのも、彼女の持つ首飾りには驚愕の真実が隠されていたからだ。マリアは首飾りを誰にも言えない場所に隠していた。
「言えないわ。何故、首飾りは、貴方達に渡さない。首飾りを、利用するとしても、私はその居場所を絶対に吐きませんよ。貴方達なんかに利用する価値もない。よくも、、私の大事な侍女を殺してくれたわね!!!おまけにあの人も。フリードリッヒは、決して贅沢などしていなかったわ。私が全ていけないのよ。あの人に高級な宝石や、ネックレスを買わせてたりしたのも、全て私の責任なんだから。」
「ふん、王であろうと、、王妃であろうと関係ない!!さあ、、拷問の時間だぜ。王はなあ、、ワガママなお前の為に犠牲になったんだよ。さあ来い!!!!」
義勇兵のヒューテル少尉は、マリアに対して、鞭を出すともの凄い勢いで引っ叩き始めたのであった。
「きゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!痛い!!!!!!やめて!!!!!!!いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ、、、、、ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」」」
ヒューテルの部下は、鞭を使うヒューテルに連れられてマリアを殴り始めた。それだけでなく蹴り付けると、マリアの腹を散々蹴り付けるのであった。やがて蹴りが酷くなるとマリアは、口から血を吐き出したのであった。そんな中マリアの前にヒューテルは、血だらけになった侍女の遺体を並べさせたのであった。鋭い剣先で串刺しにされた侍女達の遺体からは血液が滴りたっていたのであった。中には眼球を抉り取られた挙句顔面を潰されてぐしゃぐしゃにされた侍女もいたのであった。
「はははは、、、どうだよ。これが革命だ。わかるか、、民主から税金を巻き上げて贅沢ばっかしやがって、お前ら王国の奴らは、金山から金を掘り起こさせ年貢として高い金額で売り払ったおかげで、金山から金は取れなくなった。ふざけんな!!!!市民の怒りは全てお前ら王国の奴らに向いている!!!内戦が頻発して、、軍事兵器も取り入れて、、責任を取れ!!!」
ヒューテル・ストラノダムスは、マリアに対して怒鳴り散らすと、部下から頂戴して持ってきた猟銃を突きつけると、侍女の遺体に向けて銃を連射するのであった。マシンガンの如く銃が連射されると臓器の一部が吹き飛び、恐ろしい量の血液が溢れ出したのであった。
「さあ、、、見ろ!!!!血が吹き飛ぶぜ!!!!いははははははは、、、、、、、この野郎!!!!!!血が疼くぜ!!!!昔からよく言うよなぁぁぁぁ、、、、美しい女の血ほど浴びれば長生きできるってよぉぉぉぉ!!!!!!さあ、、、てめえの血もよこせ!!!!!!」
ジョルドアの散弾銃が、、マリアの頭部に突きつけられると今にも取手から銃弾が向けられそうになっていた。
「嫌、、、嫌よ、、、、お願い!!!!命だけは、、、、、命だけは、、、、!!!」
「ふん!!!まだ生かしておいてやる!!!その腐り切ったお前の脳みそ、、そして最後に息子に合わせてやる!!!!」
ジョルドアはマリアを捕まえると床に引きずるように連行した。地下の奥深くに更に連れて行かれる。
マリアの息子の皇太子であるロシェンテは、目隠しをされた状態のまま、マリアの元に連れて来られた。まだ5歳になったばかりで病弱で身体も弱かった。
「お母さん、、痛い、、お母さん、、、助けて、、、、、」
ロシェンテは拷問にかけられていたのか、2週間以上満足な食事も与えられていなかった。
ロシェンテの身体は衰弱してしまっていた。あまりにも、衰弱した、ロシェンテを見て、泣き崩れた。
「ロシェンテ、、しっかりして、、、こんな所にいたのね。さあお母さんが助けてあげるから、、、ごめんね。ごめんね。私が、、贅沢ばかりしたから、、私のせいで、、、こんな事になってよくも、、、息子を!!!!!」
逆上したマリアは、一気に暴れると、ジョルドアに襲い掛かったのであった。だが、体力的にジョルドアの方が有利であるのは百も承知であった。ジョルドアは、マリアの髪の毛を掴み取ると、怒鳴り声をあげたのであった。
「「「ぎゃあぎゃあ、、、うるせえんだよ!!!!所詮王妃であろうと、あんたが俺に敵うはずがねぇ、、、さあ哀れな息子の最後をその目で焼き付けておくんだなあ!!!!!」」」
ジョルドアは部下に合図を送った。その瞬間、沢山の機関銃が一斉に用意されたのである。その機関銃からの弾丸は、一気にマリアの息子である皇太子ロシェンテの頭部を蜂の巣のような形で撃ち抜いていったのである。頭部を撃ち抜かれたロシェンテの全身から血が吹き垂れた次の瞬間、鋭利な刃物によってロシェンテ皇太子の首は切られたのであった。
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!」
マリアは叫び声を上げた次の瞬間、、マリアの身体を凄まじい銃撃が散乱したのであった。ジョルドアとその部下であるリュームヘル二等少尉の銃撃により、マリアの身体に弾丸が貫通したのであった。マリアは倒れ尽くした。そして地下牢から断頭台へと運び込まれたマリアは、首を切られ処刑された。彼女の生首が地面に落下すると、大衆は感嘆の声を挙げたのであった。
ローシィート卿は、殺されたマリアの死をもって、政権を手にしたか。貴族から神聖皇帝へと成り上がった。そして遂に殺されたマリアが持つ首飾りの真実が明かされる時が来たのであった。マリアの死後、彼女の部使っていたであろう隠し部屋から、金が施された首飾りが発見された。更に首飾りを巻き込み事件は深刻化してゆく。
その頃、デュール王国には次々とエルフの兵達が進軍していった。ヘルデュオ高原には革命に賛同するエルフ兵達は、ソルシア共和国、ヘルデューク共和国からの兵も重なり、大規模な戦争が開始した。ヘルデューク共和国からの槍騎兵達は、ヘルヒュート大陸を統治すべく、エルフ兵や、槍騎兵も一丸となって集まったのであった。槍騎兵の中には、狗族であるフェムシンムの民らの末裔らもいた。槍騎兵代表に、抜擢されたのは、若きフェムシンムの民であるイデュメアであった。魔導師であるイデュメアには、魔術の天才であった。デュオシュアの良き理解者であったイデュメアは、デュオシュアと結託して王妃の首飾りの情報を流していた。
「デュオシュア様、、マリア王妃は死にました。いよいよ首飾りは貴方の物です。あの首飾りには、秘密があります。」
やがて、イデュメアは、通信魔法を通してデュオシュアにマリアの処刑の事実を知らせた。
バルトアの森に向かうデュオシュアは、その知らせを聴くと薄気味悪い笑みを浮かべたのであった。デュオシュアは、イデュメアの報告に対してすかさず返事を返すのであった。
「その首飾りだけではない。もう一つあるはずだ。碑石の一つが、隠されている。ナハトが発見された以上、ロナークそしてデュークもいるのは紛れもない事実。三神がバルトアの森で集し時、世界の秩序を保たれる。メシアの菩提樹だ。奴らがこの星に来た目的は、マリア王妃の首飾りを狙うという事。そして、復活した神を
捕獲しようとするだろう。奴らは、星の生き物を次々と殺してゆく恐ろしい連中だ。碑石こそが最後の希望だ。」
デュール歴3843年10月21日、デュール王国王妃であるマリアは首を斬られ処刑された。そしてデュール王国のヴィッテルスバッハ家は、フリードリッヒ王の毒殺及び、息子のロシェンテ皇太子の死を以って永久に途絶えたのであった。
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