表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
エスポル旅行記~夢幻の園~  作者: アリナス
第2章 最後の希望
70/135

第2幕ー7 鳥人族


後にバグミュダット帝国軍のリーダーとなるエマニュエル・ハルトの父親、ゲオルグ・ハルトは、バグミュダットの城郭、ベーディキト城に居住していた。ゲオルグは初代ハルト一世の長男である。そしてこの日は、帝国議会が開かれ、宇宙から来た。獣人達や宇宙人達が集まっていた。ヘルヒュート大陸からやってきた狗族の狼の獣人である、フェムシン厶だけでなくワニの頭を持つ獣人達や、魔族であるエルフの大使達も参加していた。

エルフの大使としてジュールウェスティ大陸からやってきたエレオノーレ・プランタンは、エルフ協議会の幹部としてこの帝国議会の大使として来ていた。ワニの頭を持つ、ゴダール卿は、独立政権の確立の為に、帝国議会へと参加する事で、国家独立運動の一環として帝国議会の大使として訪れていた。そして、ギューゲルヒュードの闘いによって共和国連邦から独立しており、リュディガー帝国は独立していた。


「Georg Hurt, moltes gràcies per la vostra paciència. Gràcies per convidar-me a l'Assemblea Imperial. moltes gràcies. Aquesta vegada, em van convidar a la Dieta Imperial per la independència de l’Imperi Rudiger.


《ゲオルグ・ハルト様、、大変お待たせ致しました。この度は帝国議会にお招き頂きましてありがとうございます。感謝いたします。リュディガー帝国独立の為に、、今回は、この帝国議会にお招きさせて頂きました。》」


ゴダール卿は、ゲオルグと握手を交わした。リュディガー帝国のディオスシア郊外に居住の元老院議員のエーフェディオ・ビエルモは、ワニ族の最高議長であった。そしてエスポル・アースから数千光年離れた惑星フレドリック・サッチャー星からやってきていた。ゲオルグ・ハルトとは面識が深く、かなり深い付き合いを重ねていたが、銀河帝国戦争が激化する中、年に2回程度ハルトの元を訪れていた。ヒューテンブレンナー帝と共に、シリウスの銀河系の代表として面識が深かった。エスポルアースは大犬座のシリウスの銀河系の第4惑星に属していた。

牡牛座のアルデバランの第2惑星ノーポジフェザード星から来たヴォースジ・サークス元老院長は、鷹のような姿をした鳥人である。


「この度はヒューテンベレンナ帝。銀河系の戦争が激化するエスポルアースの帝国議会へご参加とは、、共和国連合の馬鹿な連中の戯言ですかな。我々鳥人属は、武装蜂起を起こしたのですぞ。そのように戦争が全面化する中、エスポルアースの帝国議会にてこれ以上何を話し合うというのですか。」


ヒューテンベレンナ帝は、ヴォースジ・サークスの皮肉めいた発言に驚愕した。彼は銀河系同士の激化する戦争に愛想を尽かしていたのだ。

そして今回の帝国議会では、銀河系同士の戦争の平和協定を結ぶという事で話を決定しようとしていたが、鳥人族はノーポジフェザードでも戦争を繰り返している影響で、アルデバラン連合会は、ノーポジフェザードの脱退を命じたのだ。


「ヴォージス、、君ら鳥人族には幻滅したよ。ノーポジフェザードでは連日戦争ばかりではないか、それでは平和連合であるアルデバラン連合会の恥ではないのかね。つまり、、これは銀河に対する冒涜だ。それでエスポルアースにでも居住権をもらいてきたのか、、ヴォージス!!」

ゴダール卿も、ヴォージスに対して反感を抱いていた。アルデバラン連合会では、宇宙平和と、戦争や内戦を行わせない事を主張している。宇宙兵器の開発。ロケット艦隊など、、帝国を脅かす脅威は、著しく反旗を翻すのである。


「ふざけるな、、戦争は、しょうがない事なのだ、我が星は衰退した。星は戦争と破壊を繰り返し、、破滅の道を辿った。それでもエスポルアースに居住権をそんな馬鹿な話ではない。この度の帝国議会は、何回目だ。明日も行われるぞ、、政権の事で、、恒星連合会同士で、、話が決まらないのであれば、、此度は最悪の場合侵略という手も考えるしかなさそうだな。」


ヴォージスは、一方的なゴダール卿の意見に激怒した。ヴォージスが率いる鳥人族の部隊「メシアの菩提樹」も宇宙船に乗船していた。

メシアの菩提樹は鳥人族の中でも優秀な宇宙兵士達によって構成されており、とにかく宇宙連合がその存在を危惧している程であった。

各宇宙連合は、平和を訴えているのにも関わらず、このメシアの菩提樹の恐るべき力に屈服することが出来なかった。

そんな中でついにメシアの菩提樹は、反乱した。鷹の怪人で鳥人の、ヨルク・エレザードは、銃を所持すると、城を襲い始めた。

かねての目的はエスポルアースの侵略であった。ヴォージスの命令通り、、次々と城郭にいる軍兵士達を襲っていく。


「何事だ??」


ハルトは城が襲われているという知らせを聞いた。やはりヴォージスが関係していた。


「ヴォージス、、貴様!!!!!」


ハルトは、激怒した。このような事態になるべきなら、すぐさま、エルフ達も加勢した。

そして城郭が凄まじい勢いで爆破されていく。

帝国議会が行われた会議室も爆破されていくとこれが国家崩壊を狙ったテロ行為だと認識した。全ては、、鳥人族が起こしたクーデターであった。これは侵略だ。そしてメシアの菩提樹から数百名の鳥人族らが、一気に攻めこんでいくと戦争が起こった。

エルフ達は魔導陣を展開した。凄まじい魔導陣が展開されて行く中、多大なる大砲を、放っていく。


「ふざけるな、、、ヴォージス!!!貴様!!!」


焼け落ちる城郭の中で、鳥人族らは宇宙船を走らせた。そして、メーデルファール高原に降りたったのだ。メシアの菩提樹の船長アグーデジュは仲間達と共に高原へと降り立つとそこには、エルフらが、待ち合わせていた。


「これより、、エスポルアースの侵略戦争を開始する。」


侵略戦争が始まろうとしていた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ