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エスポル旅行記~夢幻の園~  作者: アリナス
第2章 最後の希望
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第1幕ー5 空母イザベラ

アビトとオズレインを連れてエリュレンは、空母イザベラへやって来た。イザベラは、全長が200mを越える、巨大な空母であり、零式戦艦から、ステルス戦闘機などの地底防衛軍のありとあらゆる兵器や、飛行機などが配置されている。


「空母ってしっかし、でっけえなー、あれか、大量の爆撃機とか配備されてるかな?」


オズレインは、興奮のあまり堪らなかったのか、大きな声を出してしまった。


「当たり前だよ。最新式の空母だからね。なんなら超音速爆撃機kdfー006Zも装備しているからね、なんならゼフィエルだろうと、ガブリエルだろうと、あんな危ない使徒だって一瞬で殺せるくらいの兵器は搭載しているけどね。だけど年々、使徒は強くなっているからね。」


エリュレンは、オズレインに説明した。

そしてエリュレンは、オズレインを引き離し、アビトを連れて空母のある一室へ連れて行った。


「エリュレンさん、どこへ連れて行くつもりですか?」


「そうだね、支部部長に合わせなければならないからね。エクシレムファルコンの適合者としてね。」


エリュレンが連れて行った一室は、機器が色々と置かれており、地底防衛軍の軍隊員達が、機器を操作している。


「こちら、第3ファンダルフォ海域、異常なし。生命体の反応は見られません。第2ファンダルフォ海域、部長!!ブルファンゴ690XP031型、ガブリエルもいます。」


隊員が報告した。


「すぐさま対策を取れ!!音速爆撃機を出動させても構わんぞ。」

第6支部部長のユリアン・ウェルデン・ツェーザリは、隊員へ命令した。

そんな中1人の中年男が、エリュレンの存在に気づき、近づいてきた。


「支部部長!!適合者を連れてきました!

。」


「おう、君が、あのエクシレム・ファルコン003型の適合者かー。私は、地底防衛軍第8支部部長、ウルファエ・ポー・ヴィレンタだ。済まないな、エリュレンの命令で君を呼んでしまって。君には適合者としての資格がある事に気付いてしまったんだ。特に強さを求めているあまりにね。簡単な話だ。君にエクシレムファルコン003型のパイロットになってもらいたんだよ。先程、ゼフィエルを君が倒したの報告を受けてね。やはりエリュレンが見込んだだけの男であるね。」


「待ってください。よくわからないけど、ゼトってそもそもなんなんですか?よくわからなくて。」


アビトは唐突な意見に反して、疑問をぶつけた。ゼトの事は教科書でしか見たことがなく、15年前のセカンドインディペンデンスの時も、実際に目で目撃したのも、ゼトであった。


「ゼトとは使徒ゼフィエルの事だね。略称してそう呼んでいたのさ、このエスポルアースが1000年前のインディペンデンスで地上人類の殆どか死に絶えのは知っているね。その時の目撃された使徒こそがゼフィエル。だったのだよ。しかし15年前姿が異なる使徒の多くがこのエスポルアースに訪れた。それこそがガブリエルやラファエルやルシフェル、皆、ゼフィエル同様、この世界を壊す使徒だ。だから私たちは使徒に対抗する為のロボットを開発したのさ、それこそがエクシレムファルコンだよ。」


長々とアビトは説明を聞いていたが、ようやく事の発端が理解できた。つまり使徒に対抗する為のロボット兵器のパイロットになってくれという話である。まるでエヴァンゲリオンみたいな話だが。


アビトは、躊躇した。


「俺はまだ高校生です。急にそんな、ことはできないです。あなただっていい大人ならそれくらいわかるでしょう。何でもかんでも、全てを決めないでくださいよ。俺にだって余裕がないんです。だから返事はまだ出せません。」


アビトは強く反対した。何故ならここは死と隣り合わせの現場。ましてや飛行経験もパイロット経験もないアビトにとっては、この現実があまりにも辛すぎた。


「まあ返事は待っているよ。じっくり考えてくれたまえね。」


ウルファエは、アビトにパイロットを強制しているわけではなさそうに見えた。

アビトの心境は複雑だった。


イザベラはエリュレヘン公国へ降り立った。

オズレインとアビトらは、バグミュダットとはまた違ったエリュレヘンの雄大な景色に心を奪われそうになった。


「すっげえ!!やっぱりエリュレヘンは、別格だ!!。なあ観光して行かねえか??こんな機会滅多にねえぞ。なぁ。これこそ地底旅行だよ。」


オズレインは、アビトに観光を誘った。

アビトとオズレインは、エリュレヘン公国の首都マルダットにある、聖ブェルデ大聖堂へ向かった。この聖堂は、高さが98メートルある。バグミュダットの聖ナヒュート大聖堂と並び、地底公国の三大聖堂と呼ばれている。

イエスキリストにまつわる、神々が祀られており、まさに旅好きには堪らない聖堂だ。


「うわぁ、すげぇ、デケェな。写真撮るか。」


アビト達は写真を聖堂の前に並ぶと写真を撮った。


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