十月十日
愛しい君が死んじゃった
忘れないために、終わらせないために
十月十日って書いて「朝」にした
まるで地獄みたいに真っ暗だけど
君といた時の「力」を無意味に信じている
声にして、言葉にして、どうにか生きて
いくんだ
必要のない僕を殺したんだ
忘れるために、終わらせるために
十月十日に合わせて手をかけた
まるで地獄みたいに辛かったんだ
僕一人だけじゃ「力」を少しも出せやしない
歌詞にして、コード覚えて、どうにか生きて
歌うよ
誰にも届かないけど
ギターも持ってないけど
本当は死ねやしないけど
ああ…
ちゃんと寝て、ご飯食べて、どうにか生きて
みせるよ