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蝦夷の風姫

  現在地、第十武道場・・・ではなく、そこから北の方角へと進んだ見晴らしのいい草原地帯。ここは武道場のような屋内戦闘とは違い、屋外による戦闘の練習に使われる平原だ。

  タケルは今そこにいた。傍には亜由美、そしてエリーの姿もある。


 そして目の前には北支部の生徒代表である北山 千秋の後ろ姿があり、そのさらに奥に広がるのが数十人に及ぶ黒ずくめの謎の人物たち。圧巻の光景に驚きと同時に何故?という疑問が頭をもたげる。


「何も考えずについてきちゃったけど、これなんかヤバい感じ・・・」

少しずつ後退りしながらエリーは弱々しく呟いた。


タケルも同じ気持ちだったが、不思議と安心感にも包まれていた。タケルが見据える北山 千秋の存在がその感情を引き起こしているのは明白で、強者の雰囲気がそうさせているようだった。


千秋は後ろにいる三人に気付いている様子はない。いやそれとも気付いていて反応していないだけかもしれない。


「お、早速獲物が現れたみたいだぞ?どうやら退屈せずにすみそうだ・・・・」


 中心にいた筋肉隆々な男が低い声でそう言った。

千秋はそれを黙ったまま、ただ見据えている。目の前の敵の数に動揺した様子はなく、何の感情を秘めているのか分からない瞳を向けているのだ。


タケルは寒気を覚える。何故だか風が強くなってきているようだった。

ただし嫌な感じはしない。包み込むような優しさを纏ったような風だ。


「それにしても・・・馬鹿正直に乗り込んできますね。あなたたちの目的は何ですか?」

千秋の声が平原に響く。そんなに大きな声を出していないにもかかわらず、よく聞こえた。とても澄んだ声だった。


こみ上げる笑いを我慢できない様子で一人の男が飛び出した。それを誰も制止しない。


「くくく、話すわけがないだろ?おらぁぁぁ!」

腰に携えた刀を思い切り抜いて、振り上げた。

と思いきや、汽車にでも轢かれたのかと思うくらいの勢いで右方向へと吹き飛ぶ。

男は地面に叩きつけられて、それから数メートルの間を擦れるような形となった。生えていた草花は土と共に抉れてしまい、その勢いがどれほどのものだったのかを理解させられる。


黒ずくめの集団から驚きの声や反応が上がる。それはもちろん、タケル達三人も同様だ。


ただ一人、黒ずくめの集団の先頭に立つ男だけは千秋を射抜くような視線で睨み付けている。内面は分からないが、少なくとも外面に驚きの反応は出ていない。


吹き飛んだ男はピクリとも動かない。死んでいるのか、それとも気絶しているのかも判断がつかない。男の成れの果てを見てしまったからか、次に続く者が足を踏み出さない。


「これは・・・気を引き締めて掛からなければならない相手みたいだな。」


危機感を抱いている集団のリーダーはリーダーらしく状況をよく理解できているようだ。ただの馬鹿ではないらしい。


千秋は尚も表情を変えることなく、帯刀された太刀にそっと手を添える。すると意図せずに黒ずくめの男達は後方へ飛ばされる。威力があるわけではないが、恐怖は植え付けられる形だ。相手は刀を抜いていないのに、異能のような力を使っている。その感覚は経験したことの無いものだった。


「もう誰も向かっては来ないの?」


千秋はつまらなそうに呟いた。その言葉に苛立ちを覚えるほど単純ではないと集団のリーダーは思っていたのだが、他の部下達は違ったらしい。


うおおおお!と叫びながら飛び出していく。


舌打ちは誰にも聞こえない。彼らを止めることなく、集団のリーダーはただ傍観している。


そして次の瞬間、タケルは目を疑った。

千秋が目の前から消えたのだ。瞬時にふっと音もなく・・・

気付けばこちらに向かってきていた男達はその場に倒れ込み、黒ずくめの集団はもうリーダーだけになっていた。


焦りの様子はない。ただ決して男は千秋に勝つことができると思っているわけではなかった。もともと恐怖や焦りといった感情がとある何者かの能力によって失われているだけだった。


心の揺らぎが表情に洗われないことに千秋も少し疑問に思ったが、その部分は気にしても仕方がない。

「あとはあなただけですね。」


「こうも簡単にやられるとは・・・お前は本当にこの養成学校の生徒なのか?」


年齢を考えても教官であるとは考えにくい、そう判断して千秋を生徒だと予想していたようだ。まあ正解なのだが、実力だけを考えると教官でさえも収まりきらないほどの力を持っている。


「俺は西京漣会のエクストラの一人、苗場 朴人ぼくじん。お前のような強者に出会えたこと心から感謝する。俺の全力をもってお前と戦いたくなった!」


エクストラ。西京漣会という巨大組織で幹部になれなかった出来損ない。しかしだからといって侮ってはいけない。彼らはその劣等感を背負ってこれまで生きてきた。一般人とは実戦の経験値が桁違いだ。


苗場と名乗った男は刀を抜き放ち、全身から力をみなぎらせるように集中し始めた。

すぐに体から蒸気が上がり、肉体を構成する細胞一つ一つが強化されたように一回り体が大きくなった。


西京漣会のエクストラの中にはその特異な力から故意的に幹部へとせず、エクストラとして成長させられた経験を持つ者がいる。彼らのうちの一人が苗場だ。幹部の席に座らせるより、戦闘の只中でこそ苗場の力は発揮される。組織はそこまで計算しているのだ。


「この力を使うことになるとは正直思わなかった・・・だが、後悔はしないだろう。それくらいお前の力常軌を逸しているということだ。」


 じゃあ行くぞ?と丁寧にもそう宣言してから苗場 朴人は動き出す。


 タケルの目にとまらぬ速さで迫ってくるそれを千秋は顔色を少しも変えることなく受け止める。激しい金属音が鳴り響き、空が揺れる。千秋は力んでいる様子もない。ただ優しく触れるように防いでいる。一方で苗場は力みで小刻みに震え、筋肉は大きく脈を打っている。対照的だ。実力差は歴然で、苗場自身も刀を合わせることで完全に理解した。

ただそんな理由で降伏などしない。なんとか一矢報いるために自身の最速の攻撃を繰り出す。

肉を引き裂くあの独特の感覚を苗場が感じることはなかった。

それもそのはず、すぐ目の前にいたはずの千秋は消えてしまい、見渡してもどこにもいないのだ。タケルも亜由美も、そしてエリーも彼女がどこに行ったのか分からなかった。


「・・・・・・ここよ?」


その声が聞こえたときにはもう遅い。上空へと高々と跳躍した千秋は刀を一回だけ振りかざした。


 風刃。突如として激しい突風が吹き荒れ、タケル達も後方へと体を持っていかれる。


「う、うおおおおおおお?」


「うわああ!なにこれ!すごい!」

 亜由美は興奮状態で瞬き一つせずに状況を見つめている。

 今の一撃で全てが決定してことを悟る。北山 千秋が勝ったと・・・


 すっと地上に降り立った千秋はタケルたちの方へと足を向ける。


「君たち、大丈夫?」


「あ、大丈夫です。すいません。」


「巻き込んでしまったみたいで申し訳なかったわ。」

艶やかな紺色の髪がなびいて、よりいっそう千秋を美しく見せている。タケルも思わず少し見惚れてしまった。


「今の技は風刃ですよね?わあ、こんなに強力な風刃見たことないですよ。」


亜由美は盲信したかのように千秋に視線を向け、はたから見れば詰め寄っているようにさえ見えるくらいの距離まで接近している。


「君たちは東支部の生徒でしょう?」


「はい、そうですけど・・・・・・」

タケルが答える。

「なら私くらいの力なんて見慣れたものじゃない?」


東の四天王である凌剣や風間、そして優奈とメイ、彼らは北支部や西支部を合わせたとしてもトップクラスの位置にいる剣術士だ。千秋もそれを知っているし、手合わせしたいとも思っている。

でも果たして四天王でもこの北山 千秋に勝てるのだろうかという疑問が頭をもたげる。そんなことが頭に浮かぶこと自体、千秋の力が尋常ならざるものだということがわかる。



「千秋!さっきの音は風刃でしょ!何があったの!」


千秋の同級生と思われる生徒達がこちらに向かって走ってくるのが見えた。

千秋はタケル達に優しく微笑みかけて、声のする方へと歩みを進めていく。それを見送る亜由美の顔は憧れの存在に見蕩れている感じだった。


タケルはすぐそこで完全に気を失っている苗場 朴人に目を向けた。目を覚ます様子は見受けられない。まあおそらく今日はずっとこのままだろう。もうすっかりと肉体強化の効果は消え去り、そこには普通の人間が横たわっているだけだ。


タケルには知らないことがまだまだ多くあって、それをより知っていくにはこんな風に違う場所、違う土地に行かなければならないのだろう。まだ見ぬ多種なる力に好奇心がくすぐられるのをタケルは感じた。


何一つ傷を負うことなく、武道場へと戻ってきたタケル達は先程までとはうって変わった状況の変化に戸惑いを隠せない。


多くの生徒達が雪崩うつように場内から大急ぎで飛び出していく。一体何があったのか、よく分からない。そんななかである生徒が話す内容がタケルの鼓膜を揺らした。


ーー空から来たぞ!ーー


どういう意味なのだろう?そう思ってパッと空を見上げてみると見えたのは無数の飛翔体。目を凝らしてみてもそれが何なのか分からず、タケルは困惑する。敵意がひたすら体を包み込むように・・・・・・うん・・・なんだか嫌な感じだ。


徐々に接近してくるとその姿が鮮明になる。

真っ白な鬼の仮面を被った人間が両の手に刀を持っている。見たことのない異様な光景だ。


雪乃が造り出した冷気の結界を意図も容易く破壊して、隕石が落ちたと思うくらいの威力で武道場の屋根に直撃した。

武道場のど真ん中に巨大な穴ぼこが作り出され、凄まじい熱により煙が上がる。

場内に残っていたのは少数の北支部、東支部の生徒達。


その中の一人が華麗な動きで前に躍り出た。

「なかなかド派手な登場ですね。面白い、僕が相手になってあげましょう。」

北支部二年の金重 宗一郎だ。試合を中止せざるを得ない状況に鬱憤が溜まっているらしく、既に抜き身の刀を煙の向こうの存在へと向けている。


そこに何があるのか宗一郎自身わかっているとは言い難い。ただ戦いたくてうずうずしているので、この際なんでもいいと思っているようだ。

煙の向こうからの反応はない。

「・・・まあいいでしょう。来ないのならこちらから行かせてもらうだけですよ。」

宗一郎が刀を振り抜くと、風を切る鋭い音が重々しく鳴り響いた。次の瞬間、紅蓮の炎が渦を巻いて赤い花弁を想起させる現象が起きる。

「灼熱の薔薇」という金重 宗一郎の十八番である異能剣技だ。

熱が全てを無にし、煙ごと燃やし尽くす。


鮮やかな炎の薔薇はその場にいる者の視線を集中させる。


「これで終わったとは思っていませんよ?」

独り言として呟かれた宗一郎の言葉と同調するように白い仮面を被った性別不明の人間らしき生物の姿が見えた。どこも怪我をした様子もなく、二本足でしっかりと立っており、宗一郎は警戒レベルを一段階引き上げる。


相手の力がまるで掴めない場合はまず様子を見ることが大事・・・柊 咲姫が金重に何度も繰り返した言葉だ。

宗一郎は集中力を高めて相手の出方を伺う。あんまり得意ではないが、必勝するためには致し方ない。強くなるためには冷静に物事を見極めなければならない。瞬き一つせずに宗一郎はじっと待つ。

 注視しているはずだった。なのに・・・・・・

 全く気づかぬうちにすぐ目の前に仮面が迫っていた。半ば反射的に刀を前に出す。強烈な衝撃で思いきり後方に吹き飛んだ宗一郎は痛みを堪えながらもすぐに身構える。それは生物としての危険予知みたいなものだ。


間を置く暇もなく繰り返される斬撃。予想していた何倍もの実力に嬉しさもありながら少しの焦りも感じている。

「なかなかやりますね・・・面白いですよ、久々に!」


 宗一郎の持つ刀の刀身が真っ赤に染まり、熱を帯びる。

 

「伝光熱波!!!」


 言葉通りの熱波動攻撃。武道場内を熱が支配する。


「おい!宗一郎!おめえ、他にも人がいるってことを忘れるんじゃねぇぞ!」


 複数人の北支部三年生が抗議の声を上げるが、宗一郎にはまるで届いていない。

 あつ!!!という声が響き、他の者は退避する。

 そんな熱の中でも仮面を被った人間は臆することなく、宗一郎の方へ向かってくる。異能剣技がまるで効いていない。だがそれで焦りを覚えるほど甘くはない。宗一郎は純粋なる剣技だけで勝負を挑んだ。


 刀を数回合わせた・・・それだけで完璧に悟った。


「・・・何者なんだ?」


 自分ではこの者に勝てない、と。


「お前は何者だ!」


 宗一郎の声が響き渡ったのと同時に武道場内に風が吹き付ける。ごく微風であるが、それは確実に自然に起きた現象ではなかった。


「宗一郎、冷静さを欠けば勝機は無くなるわよ?」


金重 宗一郎の真横に降り立ったのは北山 千秋。宗一郎は驚きの表情を浮かべた。

「もう戻ってきたんですか?早いですね。」


「そこまでの相手じゃなかったからよ。ただこっちは骨がありそうね。」


「ええ・・・正直言って途中から僕では勝ち目はないと踏んでいました。」


「あなたでそれなら少し気を引き締めなければならないわね。」

 千秋はそう言って、自らの腰に携えていた白刃を抜き放ち、何を考えているのかわからない表情で仮面の主を射貫くように見つめる。


 仮面の主は誰が相手でも戸惑う様子は見せない。まるで機械のように淡々と自らのやるべきことを達成しようと試みるだけだ。

 地面を蹴り上げ、凄まじい加速力で一直線に千秋のもとへと迫る。

 千秋の真横にいた宗一郎は誰に言われたわけでもないが、邪魔にならないように後方へと退避する。

 鋭い凶刃が千秋の喉元を捉える寸前、彼女の姿は突如としてふっと消え失せる。どこに行ったのか?なんて北支部の生徒たちは思わない。もちろん目で追えているわけではない。だがこれが千秋の通常だということ理解している。まあいわゆる慣れだ。

 

 仮面の主は驚きはしていないようだが、千秋の姿を案の定、追うことはできていない。キョロキョロと周囲を見渡している。


「・・・そんな仮面をつけていたらさぞ見にくいでしょう?」


 仮面の主の耳にその声が聞こえた瞬間、鬼の仮面が綺麗に真っ二つにされた。どこからともなく来た音速の斬撃。


 仮面の下が露わになる。


「・・・・・・・・・・・・」


 性別は男。容姿はかなり整っていて、美男子だ。

 年齢は千秋と変わらないくらいで予想通り表情は乏しい。言葉を発することなく、男は千秋の姿を捉えた瞬間、突撃してくる。

 ただし千秋はそれ以上の速度で行動し、確実に男にダメージを与えていく。


 千秋が優勢な攻防がしばらく続いていくうちにふと違和感に気付いた。

 男の動きが鈍くならず、表情に疲れも見られない。千秋の斬撃が幾度となく襲い掛かり、無視できないほどの傷を受けているにも関わらず、だ。


「普通の人間ではない・・・?」


 空から降り立った衝撃にも身体を損傷した様子はない。ということは考えられるのは一つ・・・


人形パペットね・・・」


 これも西京漣会の仕業だろうか。千秋にはそうは思えなかった。いや西京漣会も関わっているのは間違いないだろうが、その裏に何か別の組織がついている可能性が高い、そう思った。


「人形ということは・・・」


 千秋は風の如く駆けた。


「風連殺。」


 千秋は縦に刀を振り抜いた。速度は凄まじいが、決して防御できないものではない。

 男はその縦切りを刀で防いだ。その時、千秋の刀を起点として放射状に突風が吹き始め、男の身体を切り刻む。


「・・・体のどこかにある心臓を破壊すれば機能は停止するということ。」


 身体のあらゆる部位を抉り取り、心臓を探し出す。

 その行動の真意に気付いた人形の男はすかさず千秋から距離を取ろうとするが、千秋は男を逃さない。確実に斬撃を加えていく。

 時間はかけたくない。他の武道場にもこの男と同じような人形が降り立ち、暴れ回っているのは明白。


「心臓の核の位置さえ分かればいいのだけど・・・」


 千秋は思い切って風刃を使おうかと考えたが、周囲の影響が計り知れない。暗殺をするような静かな剣技はあまり得意ではないのだ。

そんな千秋の思考を読んだかのごとく、状況をじっと見ていた宗一郎が動く。

はなから一対一の勝負というわけではない。そんな正々堂々な戦いは今ここには存在していない。どんなことをしても他の生徒達への安全を確保することが千秋や宗一郎の使命であり、やり遂げるべきことだ。


 地面から炎に包まれた茨が次々と飛び出てきて、男の身体に絡みついていく。

「あんまり使いたくない技ですがね・・・今回は仕方ないです。」

  美しくない、美しくない。この技は拘束するのに使い勝手がいいのだが、宗一郎の美学には当てはまらないようで、いつもそうやって呟いていた。

  緊急事態なので仕方なくといった形でこの剣技を発動した。


「相変わらず、あなたの美学は理解しがたいわね。」

 千秋は小さな微笑みを浮かべながら、そう言った。

「いいんですよ。僕の美学は僕にしかわからない・・・うん、これこそ美しい生き方です。」


男の動きを止めたことによって、心臓の位置を特定する時間が大幅に短縮された。心臓を失った人形は全身にヒビが入り始め、砂のように塵となっていった。


「さすがですね、千秋先輩。」

宗一郎からの手放しの称賛を流しつつ、千秋の足は次の武道場へと向かっていた。


「宗一郎、あなたも他の人形を仕留めてきなさい。出来ないなら最低でも動きを封じるくらいはしなさいよ?」


無理はしないこと。千秋に釘を刺された宗一郎は髪をかきあげて了解の意思を示す。それは千秋に伝わったようだ。二人は手分けして他の武道場を巡り、人形と相対することになった。タケル達も含めた東支部の面々も強制的に戦闘を開始することになり、剣士養成学校の敷地は地獄のような様相を呈し始めていた。



 


 













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