なでしこジャパンのトイレ事情4
居酒屋のバイト
個人経営だが、店主は酒が飲めない。
近所のサッカーファンしか客は来ない。
て、言うか店主はサッカーを知らない。
ここの皿洗いが詳しい。詳しすぎる。
二郎べえ「全くカツラレイセイは外人に頼り過ぎ。カバン大阪は韓国人好きだなあ。」
店主「はあ………」
俺くん「いらっしゃいませ」
常連客のAさん「お、新入り!時給1200円に飛びついたか、ハハハハ」
お(このおっさん、もう酔ってんじゃね。)
A「店主、今日のJリーグはどんな感じ?」
店「ええっと、カツラレイセイは外人に頼り過ぎ、カバン大阪は韓国人を好んでいるみたいだ。」
A「さすが店主、詳しい~」
店「まあね~」
二「はぁ」
1月4日
正月3ヶ日働き、やっと休めると思ったのだが、商売繁盛のため、すぽうつ寺に行った。
従業員は3人の他にキクチさん、太郎べえがいる。今日はこの5人でお寺に来た。
しかし、人が多い。
4日なのに。
よく見ると皆、なでしこジャパンのユニフォームのレプリカを来ているか「〇〇新聞社」などメディアの名前が入った腕章を着けている。
お「なでしこも来るみたいだね」
二「その為に来たと言っても過言ではない。そうだよね、ね、ね、店主。」
店「あったりめえじゃん!ハハハ(ナデシコってなんだったけ?)」
太「サッカーよりも野球の大リーグ、タロー選手を応援しようぜ!!」
キ「gggggggggggg」
太「なるほど……」
あ、忘れてた。キクチさんはgという言葉以外喋らない。
作注)文字化けじゃないよ
gを重ねて文にするんだ。
「おい、そこの君!」
振り向くが、誰もいない。
強いて言うなら地蔵が睨み付けているくらいだ。って地蔵が見てる!?
「オイラは地蔵べぇ、家康の化身じゃ。今日はDF山田選手のお漏らしが見れると聞き、トーキョーメエトロの有楽市線に乗って来たんだ。」
お「この脱糞武将め」ボソッ
地「今、脱糞武将と言ったな!あの時からスカトロに目覚めてしまったのじゃ!……そういえばいろは姫(伊達政宗の娘)のお漏らし見ものだったのぉ……。おねね(秀吉の正室)のも見たが、秀吉が選ぶだけあって猿のようじゃったのぉ……。」
これ以上書くと道角の(妄想)戦国姫物語脱糞編になるのでやめておく
本題に入る
なでしこジャパンの選手がぞくぞくとやって来る。皆、着飾っているが「着物が似合う女性有名人1位」の山田はとても美しい。
山田はお参りの前にトイレを済まそうしたが、取材陣に囲まれて抜け出せない。
(漏れそう……。)
地「山田は24才のサイドバックじゃ。彼女が漏らすことは"織田信雄はやっぱり弱すぎwネットワーク"によってわかっておる。」
店「スッゲーー。今度オレの店こいよ。な、な、な、な、な。」
去年までは賽銭して適当に祈れば良かったが、今年はお坊さんの長い話を聞かないといけない。
(まだ……?)
坊「南無阿弥陀仏………」
横を見るとSHの横須賀の股がうっすら黄色くなっている。どうやら大きい方も我慢しているようでしきりに肛門を押さえている。
(良かった。私だけじゃない。)
ほっとした次の瞬間、部屋に嫌な音と悪臭が広がった。
ミチッミチップスゥーブリリリリリリリブリューブリュルブリュルブリュー
横須賀がやったと思った。しかし、お尻が温かい。しかも柔らかい何かが付着している。
これはメディアには知らせなかった。
だから知っているのはなでしこジャパン関係者とあなただけ………のハズだった。
太「結局、山田は漏らさなかった。」
二「この嘘つきめ」
そう言って地蔵を蹴り飛ばす。地蔵は倒れたが起き上がり「さ、いえ帰ろー」と立ち上がった。
第5話は横須賀選手のユース時代のお話。
なでしこ1のトイレの近さはここから来ていた。