第四十九話 金はどうなんだって話
前回までの、七兜山無免ローヤー!
寿司屋を訪れた無免ローヤー。店でロー生の副島女生徒と遭遇する。彼女は怪人へと変貌し、戦闘勃発。しかしどうにも苦戦気味! 情報が足りないらしいが……勝負のカギを握るのは神崎か? 無免ローヤーは今日も戦う! 変身! 法に代わって、救済する!
無免ローヤーは怪人と戦っている。しかし手には何もなく、ただ法の鎧で闇の包丁を受け、なんとか耐え忍ぶのみ。刃が鎧を傷つけ火花散る中で、ヒーローは切り刻まれている。
怪人商標権行使女。水去が付けた敵の名。それが問題だった。
商標権行使……まったく、商標権者が権利を行使することは、悪い事ではないのである。
商標は、特許庁へ出願し、登録を受けることで権利を得るもの。では、何故わざわざ国家が特許庁という組織を置き、税金をかけてまで商標権の保護制度を運用しているのだろうか? 法律はしばしば一条にその目的を示している。ここで、商標法の第一条を見てみよう。
商標法一条 目的
この法律は、商標を保護することにより、商標の使用をする者の業務上の信用の維持を図り、もつて産業の発達に寄与し、あわせて需要者の利益を保護することを目的とする。
重要なのは、「産業の発達への寄与」と「需要者の利益の保護」だ。
商標権が認められることにより、商標権者のみが当該商標を使用できることとなる。そうするとどうなるか。自分の提供する商品やサービスに自信のある業者は、そこに自身の商標を付与することにより、「これがウチの商品です! このマークがついてる商品はウチの商品! ふふーん、いいでしょー!」とアピールすることができるようになる。消費者から見ても、「ほー、このマークがついてるってことは、この商品はあの会社のやつか」と、一目で分かる。結果として、粗悪なパチモンを売る業者が出現しても、勝手に他人の商標は使えないから、消費者は「あっ、マークついてない、これ偽物じゃねーかっ! 騙されねーかんな!」と気づくことができるし、商標権者としても「ふっふっふ、ウチのブランドを騙りたいようだがそうはいかんぞ!」と対抗できるわけだ。これにより「産業の発達への寄与」と「需要者の利益の保護」が実現するのである。
したがって、商標制度というのは、強欲な商標権者が自己の利益を守るためだけに存在しているのではない。商標がしっかりと保護されることにより、消費者もまた、簡単に商品・サービスの出所と品質を判断できるようになるのだ。……もしも商標制度が無かった場合、例えばブランドバック、「シャネル」でも「ルイヴィトン」でも「グッチ」でも何でもよいが、大量の偽物が出回り、もはやどれが本物か分からなくなっちゃうかもしれない。そうなると企業のブランドは崩壊するし、消費者も偽物を掴まされるのが怖くて買えなくなるだろう。
さて、ここまで考えてみると、商標権者が商標権を行使することは悪い事ではない。むしろ商標権を侵害する輩に毅然とした態度を取ることにより、偽物の出現を防ぎ、消費者もまた保護される。
なれば、怪人商標権行使女の行為もまた、正しい?
「商標使用のォ責任をとれッ!」
「ぐはあっ」
闇の包丁が無免ローヤーを切り裂いた。「水去君っ!」と神崎が叫ぶ。「いいから続けろ!」と答えて、法律戦士は無手のまま、敵に向かっていく。
情報がまだ足りてない……そんな無免ローヤーの言葉を受け、さっきから神崎は、必死で事情の説明をしていた。しかし戦ってる横で喋り続けるというのも、中々大変なことなのである。
「神崎グループでは回転寿司チェーンを展開してるっ、ええと、株式会社になってて、そこで一時的なフェアをしてて――」
「できないなら死ねェ!」
「ごあっ」
怪人の攻撃が法の鎧に火花を散らす。無免ローヤーはなんとか被害を減らそうと、身を低くして、怪人商標権行使女に組み付いた。だが、引き剥がさんとする膝蹴りが、容赦なくマスクを襲う。
「商標権は確かにあった! さっきサイトで調べたから……商標を持ってるのも、多分ここの寿司屋で間違いない。フェアをやったのも事実だ、期間は一ヶ月くらいで――」
「私の行為は正当だァ!」
「ぐうっ」
無免ローヤーの力が緩んだところに、間髪容れず怪人の肘打ちが降り降りる。それでも法律戦士は組み付き続けた。斬られるよりも殴られる方がマシという判断なのだろう。が、苛立ちを覚えた怪人商標権行使女は、攻撃を繰り返す。
「もちろん真似したわけじゃないんだ! まさかこんなことでトラブルになるなんて考えてなかったと思う。故意とかそういうのはないんだよ! それで、あとは――」
「いい加減にィ、私のォ邪魔ォするなッ! 喰らえェ、商標捌きッ!」
「ぎゃあっ」
蹴り上げられた無免ローヤーの上体が浮き、そこに怪人の闇の刃が走り抜ける。法の鎧に亀裂が入る。体勢を崩し、後方に二歩・三歩とのけ反ったところに追撃が。衝撃に耐えきれず弾き飛ばされて地面を転がる。
どうしようもなく劣勢。それでも無免ローヤーは、なんとか身を起こした。
目の前に神崎がいた。
怪人商標権行使女が大きく踏み込み腕を振るって、闇の包丁を投げつける! 縦回転しながら飛来する刃。複眼の視野はそれを捉えていた。直線上に自分と神崎……物理的には避けられる。しかし、規範的には避けられない!
法律戦士が振り返る。
神崎を背にして立った瞬間、包丁が左肩に突き刺さった。
「っ……!」
妙な熱さ。刃が法の鎧を貫通し、中で、肉まで及んでいるような感覚……
「水去君っ⁉」
神崎の悲鳴のような呼びかけに、無免ローヤーが怒鳴る。
「構うなっ! こんなもん倒せば遡及的無効だ!」
「でも、これ以上、ボクはっ、何を言ったら……っ」
「何でも言え! 判断はこっちでする!」
左腕はぎこちなくも、包丁はそのままに、ヒーローは再び動き出した。刃を引き抜けばどうなるか分からないため、抜くに抜けないのだろう。一方で、怪人商標権行使女は、二振り目の武器を闇から創り出す。
「まだ分かんないのッ? 私のォ、商標包丁にィ、敵うと思ってんのかァ!」
怪人商標権行使女もまた刃を向けて、無免ローヤーに襲い掛かる。これではさっきと同じ構図のままだが……
情況を見ていた守亜女生徒が、コケットを振りまいて小首をかしげる。
「ふーん? 一方的ですわねー。商標権も使用の事実も争えないのなら、なにかしら抗弁を立てるべきところですけれど」
「抗弁……っ?」神崎がすがるように尋ねた。
「いろいろあるんですのよー。だから水去さまの言うように、何でも言ってさしあげたらいいかもしれませんわよ。てゆーかわたくし、早くお寿司が食べたいですわー」
「っ!」
なにやらテンションが下がってきている守亜の言葉を受けて、焦りながらまた戦いに目を向けた神崎。「下ろしてやるッ」「断るっ」「お前はもゥまな板の鯉なんだよッ」「二十寸の鯉に百分の魂!」無免ローヤーは襲い来る商標包丁をなんとか防いでいる。
神崎は路面を踏みしめた。
「ええと、水去君! 神崎グループの店はフランチャイズとかはしてなくて、全て直営店で、回転寿司の事業以外は、その会社ではやってない。でも、持ち帰りセットの販売はしてる。それから、今までここの店とトラブルを抱えたことはなかった! 取引関係とかもないし、まったく関わりはなかった。あとは……フェア自体は店内とか看板で宣伝してたし、新聞の折り込みチラシも入れてたらしい。そこには当然BOKU・DOの文字はあった……でも、フェアをやってたのは関東圏が中心で、この辺りでは全くやってない。そもそも七兜地域には一店舗も展開してないんだ。だから今回のフェアで不当な利益は全く生じてないと思うんだよ! 子供を呼び込むためのもので赤字覚悟のフェアだったから――」
「さっきからァ、ごちゃごちゃとォ、五月蠅い奴だねッ!」
怪人商標権行使女が神崎を狙う。「させるかっ!」叫び声と共に無免ローヤーがドロップキックをくらわせた。怪人を蹴り飛ばしつつも、跳び込んだ勢いのまま路上を転がる無免ローヤー。無防備なその状態を襲うため、怪人が距離を詰めて来る。闇を帯びた商標包丁が振り下ろされる。
法の鎧はこれまでの戦闘により、酷く傷ついている。左肩には刃さえ刺さっている。これ以上の攻撃に耐えられるとも思われない。ならば迫り来る未来は? 神崎八太郎は息が詰まって動けない。
絶体絶命!
しかし無免ローヤーはごろりと仰向けになって、一瞬、まるで草原に寝そべるかのような余裕を見せた。複眼を反射する光が、まるでこちらを見ているようだった。
「よっしゃあっ神崎、やっと分かったぁ!」
明るい調子の言葉と共に、素早く変身六法をめくって、無免ローヤーは条文に触れる!
【商標法三十八条 損害の額の推定等!
三項 商標権者又は専用使用権者は、故意又は過失により自己の商標権又は専用使用権を侵害した者に対し、その登録商標の使用に対し受けるべき金銭の額に相当する額の金銭を、自己が受けた損害の額としてその賠償を請求することができる!】
六法から溢れた光は、すぐさま巨大なる法の盾となった。カキイイイイイイン、と金属のぶつかり合うような音がする。振り下ろされた闇の包丁の刃先を、法の盾が止めていた。
動転する怪人。
「止められたッ……⁉ なんでだァ⁉ それは損害額の推定規定ェ! 権利者たる私の規定ッ!」
怪人商標権行使女が、なおも商標包丁に力を込めながら喚く。一方の法律戦士は、盾を構え寝ころんだ姿勢のまま応答する。
「どうかな? 損害が発生してないことが明らかな場合に賠償の義務はない」
「でも合意の擬制がッ! 損害の推定がッ!」
「しかし損害の発生があり得ないことの主張立証はできる!」
法の盾が包丁を押し返し始め、無免ローヤーがゆっくりと立ち直る。そうしてグッと盾に力を込めると、敵の武器を弾いた。体勢を崩した怪人に、ヒーローが向かっていく。「ああああァァァァッ!」と再び振り下ろされる刃を、盾で防ぎ止める。「三十八条三項は、損害の発生を前提とした上で、最低限度の損害額を法定しただけ」構えた盾を押し出して、言葉を紡ぐ無免ローヤー。「商標の使用が売り上げに寄与してないならば、得べかりし利益の喪失もまた存在しない。すなわち!」
無免ローヤーが盾を振るい、闇の包丁を叩き折る。刹那に宙を舞う破片の中で、複眼が鈍く輝いた。法の盾は正面に、膝へと大きく重さを溜めて、法曹突進!
「損害不発生の抗弁っっっ!」
重い一撃が敵を打つ。シールドバッシュ。トラックにでも弾かれたかのように、怪人が弧を描いてトばされる。
「おほほほほ、損害額計算規定説」
守亜女生徒が上品ぶって笑った瞬間、怪人商標権行使女が地面に落ちた。
〇
橙色の夕陽が、辺りを照らしている。
「神崎の店は、この辺りには出店してないらしいな。商標を使用したフェアもここらじゃやってない。そっちの店も、全国レベルで顧客吸引力があるわけじゃないだろうから、商標の使用によりいかなる損害も発生していない……」
ぽつぽつと話す無免ローヤーに対し、今度は怪人商標権行使女の方が、仰向けに寝転んだまま動かない。
「だから実施料相当額さえなくて、損害賠償請求は棄却される。損害不発生の抗弁。攻撃の威力が強いだけに防御は疎か――」
「なァ、未来はあるのかなァ?」
突然、言葉が重なった。怪人商標権行使女が、問いかけなのか独り言なのか、息切れした胸を上下させて、声を絞り出す。
「私の親父の店ェ、古いよなァ。看板も薄汚れてェ、みすぼらしくて。きらきらライトアップされたチェーン店が、本当に眩しく見えるんだよゥ」
「……ふむ」
「寿司ネタだってさァ、規模と資本力があればァ、いいモンを広く仕入れられる。それができる奴らが我が物顔で進出してくるんだ、こんな状況でェ、私たちはどうすりゃいいんだろう、って思ったんだァ……」
「そうか」
「結局この世はどれだけ金を持ってるかなんだよゥ、権利なんていったってェ、結局は金が基盤になってる……なら、ウチの店に未来なんか、どこにあるんだろうゥ。結局は大資本に潰されるだけなんじゃないかァって」
「うん」
「私が法律や経営を勉強してって思ったよォ……でも巨大資本ほど法に守られてるからさァ、ほとんど法律を踏み外したりしないィ、それが、ロースクールで分かったァ。奴らはただ坦々とォ、社会の構造に従って圧し潰しにくるんだァ」
「……」
怪人商標権行使女が、身を起こし、ゆっくりと立ち上がる。立ち上がって、闇に包まれた己の肉体を見た。震える手で、付着した砂ぼこりを払い落す。そうしてヒーローに目を向けた。
静かに、三振り目の商標包丁を創り出し、構える。
「だから私はァ、この力で戦うんだよ……ッ! 未来のためにッ! 邪魔するなら容赦はしないィ!」
無免ローヤーもまた応える。
「お前の未来は、その包丁じゃ拓けない。悪いが俺は、無免ローヤーとして、君を倒すよ」
一歩、二歩と怪人が歩みを始めた。すぐに疾走になる。闇の包丁を振りかざす。「あああああああああッ!」と声を張り上げて、ヒーローに向かった。
無免ローヤーは足を開き、右手の盾を構える。体を傾け腰を捻り、右肘を大きく引いた。握る手に力を込めて、敵を迎え打つ。「はああああああっ!」
盾で、殴る、
右ストレート!
肩から腕まで真っ直ぐ伸びて、突き出された法の盾が、狙いも何もなく、乱暴に面で制圧する。空間を圧し、包丁を打ち砕き、闇の肉体が弾ける。
「おおぉらああああああああっ!」
振り抜いた盾が半月状の軌跡を描いた瞬間、怪人は撃ち出されていた。ドガアアアアアアアアアアアン! 空中で闇が爆ぜる。慣性を僅かに残して、副島魚織女生徒は路上に転がり落ちた。「……」怪人の爆発を確認した無免ローヤーは、静かに変身を解除した。ボロボロの法の鎧が、光となって消える。
「ふいー……」
小さく息を吐いた水去は、少し躊躇いながらも、彼女に歩み寄った。倒れたままの副島女生徒の前でしゃがみ込む。
「えーと……まあ、俺が倒してもさ、結局なんの解決にもなってないんだよなぁ……」
頼りなげにそう呟けば、顔を上げた副島と目が合う。「俺が店をどうこうできるわけじゃないし、救済とか、言葉だけって言われても否定できないって思うよ、ほんと。……でもさ」水去は曖昧な微笑を浮かべて手を差し出した。「その……あー……君の親父さんのお寿司はさ、めっちゃ美味いと思うよ。とってもいい味だった。それだけは、俺の正直な気持ちなんだ」
副島女生徒は無言だった。黙ったまま、水去青年の手を取らずに立ち上がった。そうしてスタスタと彼の横を通り抜けていった。
水去は少し寂しそうに、膝に手を置いて立ち上がる。ふうー……と、肩の傷が無効になっているのを確認しつつ、振り返る。
副島女生徒もまた、こちらに向き直っていた。
「あんたら、うちの寿司食いに来たんだろ? 私もなんぼか握ってやるよっ!」
彼女は力強く笑った。もっかい大トロ食べたいですわーっ、と守亜女生徒のふざけた声が響いて、七兜山から吹く風が、優しく路地を通り抜けていった。
〇
「おお⁉ 帰って来た! どないしたんや? おっ、魚織、なんかスッキリした顔しとるなー、まあ座れ!」
そんな言葉と共に店へ迎えられた水去たちは、ようやく遅めの昼食、いや夕食? とにかく食事を再開することができたのである。せっかくの機会だしいろいろ食べたいね。それで副島女生徒にも技能を披露してもらったりして、普段はあんまり食欲のない水去も、たらふく飲み食いした。
美味い。
ああ、やはり
寿司は高くて美味いのである!
「いやー、ごちそうさまでした!」「ごちそうさまでしたわ!」
ガツガツと浅ましく寿司を貪り、年少者に伝票を渡した水去たちである。神崎は別に文句も言わずに、ごちそうさまでした、勘定お願いします、と声をかけた。副島女生徒がタオルで手を拭いて、レジの前にやってくる。水去がちょっと会釈をすると、彼女は爽やかに笑みを返した。
そしてとうとう、お会計が始まる。
副島「いろいろ、ありがとうね。一万五千八百円だよ」
神崎「カードで」
副島「あっ、うちカード使えないんだ。ごめんね」
神崎「えーと、じゃあ、QRとかは?」
副島「対応してない」
神崎「えっ、あっ……」
神崎が慌てて振り返って水去たちを見る。「あー、あの、ボク普段現金使ってないから、今見たら一万円しか入ってなかった……」困ったような家主の言葉を受けて、居候たちは鷹揚に笑った。「はっはっは、まったく仕方がないなー」「ですわねー」水去が財布を、守亜がガマ口の銭入れを、懐から取り出す。神崎をぐいっと押しのけ、レジの前に出た。
水去「はっはっは、千五十五円」
守亜「二百円ですわー!」
副島「合わせて一万千二百五十五円か。普通に足りないけど……?」
水去「はっはっは、足りないなー」
守亜「足りませんわねー」
副島「んで、支払いは……?」
水去「はっはっは、ところで、利益窃盗は不可罰だったよねっ?」
守亜「食い逃げするんですのー?」
副島「認めるわけないだろ。うちもカツカツだ。許さないよ」
水去「はっはっは、そうだよなー、知ってた。はっはっは、はっはっは、はは、は……」
副島「……(真顔)」
神崎「……(困惑)」
守亜「……(笑顔)」
水去「……(微笑)」
手持ちのお金が足りません……っ!
〇
すっかり日も落ちて、店内は客で賑わっていた。
「どうぞお茶ですわ♪ あ、いらっしゃいませですわー! 奥のカウンターにお進みくださいましー!」
守亜女生徒がてきぱきと働いている。厨房では神崎が皿洗いをしている。水去は和式の便所を掃除させられていた。残金の強制徴収である。
「くそー、しまらんなー。まさか労役で弁済することになるとは。まあ、身体で支払わせてくれるだけ有情だが……」
「お、おい! なんでこんな時に掃除してんだよ! も、漏れるだろ!」
「ああっ、失礼しましたっ」
客によりトイレから追い出されて、ブラシ片手に天井を見上げた水去は、「つまるところ、まったくもってお金は大事だねって話だなー。うん、うん」と一人で結論付けるのであった。
次回予告
さそり! 眦! 戦車! 第五十話「夏はお祭りに行くべし」 お楽しみに!




