第十八話 戦利品
元孤児、ラーベの視点
僕は今地獄にいます。
といっても僕がその何分の一かを担当したんですけど。
こんな風になっているとは思ってなかったです。
肉片が飛び散ってます。
前から思ってましたがアルトさんは聖教の教えをガンガン破ってますよね。
拷問してはいけないとか正々堂々戦えとか火葬してはいけないとか。
しかもその片棒を教会付属の孤児院出身者に担がせるとか教皇から異端認定絶対にされますよ。
田舎者っていうことなんでしょうか。
いや、庇護者に対して悪く言うと怒られますよね。
エーファさんとかに
というわけで、今回やれって言われたのは敵が滞在していた場所の掃除だそうです。
魔の森の近くということで、魔物が集まってて危ないかもしれないからよろしくねって言われて孤児組が1人10人ぐらいの兵士を率いて掃除中です。
何かあっても、ソプラノさんが上から見ているそうなので、安心だそうです。
ソプラノさんっていきなりどこからか来て、年齢は下のはずだし、実際行動も無邪気なのに、ときどきアルトさんと同じ気配がするから怖いんです。
何者なんでしょうか。
魔物の討伐は完了したので、次は掃除です。
魔石を全部回収しろと言われていたので、その回収ですね。
砲撃の衝撃で壊れてないといいですけど。
「「 ボ ン‼ 」」
ん?
なんのおと?
爆発、、、やばいです。
あたり一帯血みどろです。
回復かけないとです。
右側の兵士をまずは回復して、次は、、
ちょっとそのまえに背中が熱いので、回復して、
それにしてもなんで爆発したんですかね。
この人は、、、ちょっと後にしなきゃですね。
いや、でも他の人は回復終わっているぽいので、この人でいいですかね。
はい、終わり。
あと、孤児院組は大丈夫でしょうか。
アルノ、、、生きてる。
ヴォルフも、、、生きてる。
ノーア、、、死んでない。
イルカさんも、、、血が出てるけど大丈夫。
カーヤさんも生きてる
ニーナ、ルートさんも生きてる。
じゃあ大丈夫ですね。
あとは兵士たちも大丈夫と
背中がまだ熱いですがとりあえず統制を取り戻して、人数確認、
はい、全員いますね。
まだ仕事を続けましょう。
アルト視点
送った子たちが帰ってきました。
ソプラノによると、偶然不発弾が爆発したそうですが、偶然誰もしんでないそうです。
威力を見せつけられたようで何よりです。
兵士さんたちはバラバラな地域から選んでいるので、帰った後も威力を証明してくれるでしょう。
これからも、領土をもうちょっと大きくしたいので、帰った後、もうちょっと侵略しますか。
褒美も作らないとですしね。
ライヒ沿岸部は全部ほしいですね。
勝者にはその権利があるはずです。
魔石はほとんど壊れちゃってたそうです。
もともと大きいのもあったらしいので、ちょっと悔しいですね。
今回は、ガキたちの教育と、兵士への教育が両方できたので、まあ良しとしましょう。




