第十四話 足音
というわけで憲法作ってみました。
法律によってこれを定める、としたところが多いのが不満点ですね。
ちゃんと明文化して、わかりやすくしたいですね。
結局憲法作りとか、教科書づくりとかはほとんど私がやりました。
ソプラノが駄々っ子になってしまったんですね。
なにをするにもすぐ飽きるし。
体の年齢に引っ張られてしまったんでしょう。
これは誤算ですね。
その分ガキっぽくてかわいいところもありますけど。
教科書の内容は、算数が一次関数、図形だけは円周角ぐらいまでやらせることにして、書きました。
社会はとりあえず公民まで書きました。
時間ができたら空から国境をなぞって地図をつくって地理の教科書も作りたいです。
理科は、エネルギー、イオンあたりまでやらせます。
生物?そんなものは知らない。
活版印刷機をライヒから奪ってきたので大量印刷も可能です。
この前も、ノイエ・ライヒ地域に住む人の住民カードのデータを全部奪ったので、そろそろライヒに攻められるかもしれませんね。
防衛態勢は別に整えておくとして、早く工業化を進めましょう。
とりあえず、軍港を建設する場所は決まってるんですが、設備をつくるのに時間がかかっててですね。
そもそも鉄をつくれるのは私だけ、つまり、製鉄所が作れないんですよ。
たたらで鉄をつくって、カルラさんに複製しまくってもらったとしても、成分とかを私がいじることができないんですよね。
工業的に鉄が作れるようにならないとすべてが始まらないのに、、、
軍港建設予定地 キール
というわけで、今日は時間が取れたので、キールに来ました。
ドイツの軍港の名前って言ったら、やっぱりキールですよね。
最近はヴィルヘルムスハーフェンのほうが本拠地らしいですが。
とりあえず、このキールに話を戻すと、この前までは、何にもない草地だったんですが、区画整備も終わってあとは住宅とか建物を建てるだけになっています。
といっても、外部の人間はやっぱ怖いので、移住させないようにしていますが。
区画整備をしたのも、私たちです。
といっても、ほとんどカルラさんの魔法のおかげですが。
ドックもすでに掘り終えていて、あとはそこに船を入れるだけなんですが、それまでが遠いです。
スマホとかで無条件に作り出せる転生者たちはずるいですね。
といっても、普通の人は転生できないと思うので、こう悩んでいることが、だめですね。
今日は何するかというと、運河の掘り抜きです。
ヘンべルク郊外からキールまでをつなぐ、一大運河です。
戦艦クラスも通れるように結構な横幅にしたので、カルラさんでも一回の作業ではできず、何回かに分けて行われています。
そろそろカルラさんに頼りっぱじゃダメですよね。
そろそろ転生者としての本領を発揮しないと。




