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近代国家をつくる  作者: あかぎ
序章
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第一話 はじまり

目の前に何もありません。

There is nothingです。

まさか原作小説を改悪したB級映画で爆笑した文を使う場面がでてくるとは…

やっぱり虚無をnothingと訳すのはおかしいと思いますが、それはともかく…

真っ暗なくせにどこまでもなにもないことのが分かる、おかしな空間です。

なにもないんだから床もありません。

しかし、今事実として自分はあぐらをかいて座れています。

ね、頭おかしいですよね?


暇なのでこーゆーのでよくある(?)意識が混濁してないか確認するためという言い訳を使い、自分の情報を思い出してみます。

自分の感想ではあるけど特に特筆されるようなことはない人間性だったはず。

趣味はミリオタ。そんな知識ないけど……

そうそう、思い出しました。

港に行って遊覧船に乗っていたら落ちたんだった。

それでたぶん死んだんですね。

はい。

泳げなくて沈んだって感じ?

軍艦好き、というか海上自衛隊を一度でも勤め先として考えたことがあるはずなのに泳げないっていうのも、おかしいとは思う。

だけど、筋肉がないのはしょうがないと思うんですよね。

寒かったのが悪い(言い訳)

振り返ると今更ですが色んな人に対する罪悪感が湧いてきちゃいました。

軍港で溺死者が出るとか問題にならないわけないじゃないですかヤダー

引き取りとかどうされたんだろか。

1ページ目はないだろうけど新聞のどっかのページの1/4ぐらいは埋めてそうで怖い…

もしこの真っ暗なところがもし死後の世界じゃなくて、現実に帰れてしまったら羞恥プレイってってレベルじゃないですよ。

きっつ………


それででですよ。

ここはどこなんですか。

よくある方向性で考えるなら、転生前の準備でしょうね。

神が降りてこないパターンとかもあっていいと思いますし。

現実的で夢もなく考えるなら、脳みそしかもう活動していない状況、とかですかね。

あっ、ひと通り考えたらいまさら意識が薄れてきました。

ジャストタイミング

今の感覚としては自分が消えるかもしれないことへの恐怖半分、こんなにそれっぽいんだから転生できるかもしれないってことへの期待半分ですかね。

でもどーせここまで期待させたんだから転生できないような気はしますが、そこは楽観論で最後の思考かもしれない時間を前向きに考えることにしましょうか

転生してみたいものですが…

よろしくお願いします

すべては予定。。。

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