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長い夜が少しずつ、明け始める。

作者: 月見草

生きてるのが嫌ですごく死にたくなった時期がありました。

今まではそんなに考えたことのない他の人との違いに苦しみました。兄妹の存在も苦しむ原因の一つでした。


なんで私は兄のように優しくないんだろう。


なんで妹のように気が利かないんだろう。


楽しくなるはずだった中学3年間。楽しい思い出なんてあまり思い出せないほど辛い事がありました。

小学校は3つ。中学校と高校はそれぞれ1つしかない町でした。他校の子たちと3年間共に過ごす事が楽しみで仕方なかった。


仲の良い子とは同じクラスになれなかったけど、新たな人間関係が築けるのが楽しみでした。

最初の頃はうまくやっていたはずでした。

でも部活が始まってから何かが少しずれていきました。

私の入った部活は運動部で、母が「兄もやってたんだから」といったので入りました。本当は運動なんて苦手でやりたくなかった。絵を描きたかった。楽器を吹きたかった。

自分の意思ではなかったけど、頑張ろうと思いました。

部活で同学年は男子18名、女子6名の男女混合でした。


最初はどんなに下手で辛くても友達がいたから頑張れました。


でも友達はどんどん冷たくなっていきました。

部活でだけではなかった。教室でも。

4人で行動する事が多かったけど、どこか一線を引かれている感じで、みんな呼び捨てで呼び合う中で私にだけは『さん』づけでした。

部活で怒られて謝りに行く時も私以外で「この時間に集まって行こう」と話し合っていたみたいで何も声をかけてはもらえなかった。


その時わかったんです。私は仲間に入らないのだと。


でもきっと私が何かしてしまったのではないかと思い謝りました。「ごめんね」


でも何をしたのかわかってないのに謝ったところで相手は不快に思うだけでした。


私は今でも不意に「ごめんね」と声に出してしまいます。

なぜならあの日から何かあるたびに私は無意識に謝り続けていたからです。


クラスの友達とは少し中が悪くなりました。

理由は何故かわからないけど巻き込まれたからです。

私が小学生の頃のある友人達をちょっと苦手だと話してました。それがいけなかったんですかね。

いつのまにか「ちょっと苦手」という言葉は「嫌い」に変換されていて、LINEの喧嘩のようなものに巻き込まれてしまったんです。私はスマホを持っていなかったのですが母のスマホを借りて2人とLINEしていました。ですがこれは明日の持ち物を聞いたりするためだけの目的でした。


ある時LINEが来ました。

「ごめん、月(私です)がサキ達が苦手っていうの話しちゃった。でもじゃないと好きな人みんなに言いふらすって脅されて…」

何でもかんでも信じてしまう私は信じました。

「大丈夫だよ!コッチもサキに話聞いてみるね」

サキに話をしました。というかLINEが来ました。

「月私たちが嫌いって本当?」

「なんで?」

「だってほら」

サキが送ってきたのは先程までLINEしてた子とのやりとりのスクショでした。内容はこうです。

「月がサキ達嫌いって言ってだよ。でもこれ私が言ったって言わないでね。私別に月の事好きじゃないの。あの子おんなじ話めっちゃしてくるし」

私はその場を盛り上げようと頑張っていたのですが、同じことを気づかずに何度も何度も話してしまう癖がありました。


それから仲が悪くなるのは早かった。

4人で行動しているけど、私は1人でした。話しかけても無視される。話に混ぜてもらえないなんてザラにありました。


この状況を知られたくない人がいました。だからその人のクラスや目の前を通るときはさんにんに混ざるように、あたかも楽しそうに笑っていました。塾が一緒で知り合った人でした。ミキという男の子で、脅されたから話してしまったと言った子、ナナミの好きな人。

私は好きという訳ではなかったけど、いつも揶揄われるのでこんなところ見られたら馬鹿にされるかも知れないと思ったからこの状況を知られたくなかったのです。


ナナミは振られました。…振られたのか?と言うような返事をもらったそうで、

好きでも嫌いでもない。普通だよ、と言われたそうです。

なぜ振ったのかと問うと別に好きじゃなかった。と言われました。



2年生になり、部活のメンツとは仲良くなりました。何故だか。でもクラスが最悪で、私は「負け組」と陰で言われていたとか。でもみんながみんな最悪というわけではなく、ハナちゃんと言う子ととっても仲良くなりました。でもミキにもいろんな人にも聞かれました。「なんで仲良くなったの?月なら他にいい人いるのに」ハナちゃんは周りから嫌われる事が多い子でした。でもハナちゃんは優しかった。誰よりも。そしてお節介でした。とても親切な。今までで出会った女の子の中で一番優しくて思いやりのある子でした。それも私には勿体無いほどに。クラスが最悪でもハナちゃんがいるから楽しかった。


ミキとももっと仲良くなりました。毎日話すようになりました。


私はミキとお付き合いを始めました。


でもそこから私はおかしくなってしまったんです。ハナちゃんにもミキにも止められないほどに。


私はミキがいてハナちゃんがいて、部活のメンツとも仲良くなれて嬉しかった。


でもお付き合いをはじめて1、2週間後の事です。何故かみんな知っているんです。お付き合いを始めた事を。

そしてみんなコソコソ言い始めました。


なんでアイツなんだよ。あのインキャよりミキにはもっと良い人がいたのに。


教室にいるとたくさんの視線が向けられました。

暗い中に目がいっぱいあって全部がこちらを見ていると言う漫画のような体験もしました。

毎日されるとどんどん根暗になり、病んでいきました。

学校に行くのが怖くなりました。喋る時に言葉が詰まってうまく喋れなくなりました。

ミキには病まないでと言われましたが、ダメでした。


そんな2年生でしたが、3年生になり良いクラスメイトに恵まれました。ハナちゃんとはクラスが離れてしまいましたが1年生の頃の友人兼、部活仲間のマイと行動するようになりました。バスケ部のミユとも行動するようになりました。


仲良くなれると思っていました。

マイはミユと2人でいるようになりました。1年生の頃に逆戻りです。また1人。でも部活に行けば友達はいました。

5月末までは。


6月の学総に向けて頑張って今いたが、聞いてしまったのです。マイとサエとミクが話しているのを。


月ってさ本当弱いよね笑


一緒にやりたくない


なんで一緒にやらなきゃ行けないんだ


これを聴いて、逃げました。静かに誰も気づかないように。

別に弱いのはわかっていた。誰より早く部活にきて練習してもダメだった。

でも一緒にやりたくないと言われたのがショックでした。


その日は体育館に入るのが怖くて泣きました。でも顧問にサボっているのを見つかるのが怖くて「大丈夫、大丈夫」と言い聞かせて体育館に入りました。でも3分もいるだけで辛くて泣き出して。気づかれないように外に出て泣きました。

でも顧問や仲間に見つかってしまいました。

顧問は何も言わないでくれました。


ミキとも別れました。好きな人ができたと言ってました。

よかった。ほっとしました。


でも好きでした。


まるで自分だけが不幸のような内容になってしまいました。

私は同級生と顔を合わせるのが怖くて高校は誰も知り合いがいない女子校に行きました。優しい友人にも恵まれ!楽しいクラスメイトと日々楽しい日々を過ごしています。

部活は手芸部に入りまったりとした学園生活を過ごしています。きっといつかこの話を心から笑って話せる日が来ると信じて今日も大量の課題を消費しています。


死にたい日々でした。


生きてるのが辛い日々でした。


でも知りました。


生きるよりも死ぬ方が怖い事。


未来に怯え、死にたくないと踠いている。


未来は変えられる。


そう信じていきたい。


時には疑うことも覚えて。


明るい方に歩けるように。



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