chapter4,異世界・オルトクレイグランド
chapter4,異世界・オルトクレイグランド
「はぁ、はぁっ!!だ、誰かー!助け、助けてくださいっ!」
《グオォォォッ!!》
鬱蒼とした森林を必死で助けを呼ぶ少女が走る。
少女の姿は、冒険物語などで登場する街娘の様な服装をしており、年の頃は12〜13歳に見える。赤茶のセミロングの髪をそのままおろし、それが走るたびに大きく波打つ。
彼女は手に白い花をつけた小さな野花を手にし、それを決して落とさないようにと胸に大切に抱きながら暗い木々の間を駆けて行く。
そんな彼女を追うように、黒い獣が追いすがる。
獣の姿は頭がワニのような爬虫類の頭で牙がギラギラと光っており、その体は獅子のような身体つきだが、身体を覆うのは黒々と輝く鱗であった。
時折木々の間から差し込む光があたると緑の色にも見える鱗を見せつけ、獣は少女を喰らわんと口を開け、咆哮を上げながら追いかける。
少女と獣の距離は徐々に狭まり、今にも届くかと思われたその時、少女の前方から少女が今までに見たことのないような白の服をまとった女性が現れ、その手に携えた剣のような武器で、黒の獣に立ち向かって行った。
「なんで神宿しのダンジョンにゲーターハウンドがいるの…よっ!」
(ゲーターハウンドは沼地ダンジョンのミノスの泥湖にしかいないはずのモンスターのはずなのに…!)
女性は何かを呟きながらその剣のような武器を振るい、そして本来自分がいたはずのダンジョンには存在しないはずのその大口を開けた黒い獣・ゲーターハウンドを切り伏せた。
ゲーターハウンドは一瞬くぐもった声を発すると、その身を地面へと横たえ、徐々に消えながら、最後にギラリと光る牙を残して消え去ったのだった。
後に残された牙を女性が訝しげな目で確認しながら、手に取り、その白の服のポケットにしまう。
少女はその様子を見つめ、自身に迫っていた死から解放された事がわかると、はぁ〜っと大きな息を吐いて、その場に座り込んだ。
そして、そんな少女の元に、ゲーターハウンドを切り伏せた女性が歩み寄る。
「大丈夫?私の名はシン。貴女は…ん?NPC?なんでNPCがこんなダンジョン内に…?」
白い服を着た女性の正体はシンだった。
シンは座り込んだ少女に自己紹介をしながら、彼女のプロフィールを確認した。
すると、そこにはレベル3,NPCネーム・???と記されたプロフィール画面が表示されており、ゲーム・クレイグランド上の設定において、ダンジョン内にNPCが存在することがないのに、そのNPCの少女がこの場にいることに疑問を感じたシンは首を傾げる。
そしてシンに声をかけられた少女は、そんなシンの様子に同じように少しだけ首を傾げると、すくっと立ち上がり、自己紹介をした。
「あの…助けてくれてありがとうございました!私の名はルインといいます!」
「えっ?あ、ああ…いえいえ…。」
ルインと名乗った少女はキラキラとした目でシンを見つめると、感謝の言葉を告げながら勢いよく頭を下げる。
(NPCなのに名前あるんだ…)
ゲーム内のNPCには本来固有の名前などついておらず、特定のセリフや行動しか取らないのが常識だったはずだが、目の前のルインの様子からはまるで心を持ったプレイヤーの様な感じを受ける。
そのことに再び首を傾げたシンに少女は話しかける。
「あの、シンさんは冒険者の方なのでしょうか?」
「ええ。そうなんだけど…。あの、ちょっと聞いてもいいかな?」
「はい!私が答えられる事でしたら!」
「この近くに私の仲間…あー、ハゲ頭のプレイヤーとか、芝生頭のプレイヤーとか、鬼のプレイヤーとかを見なかったかな?」
「えっ?!い…いえ、…そんな怖そうな人なら、一目見たらわかると思うんですけど…、見てませんね…。すみません。」
「そっか…。ありがとうルイン。」
「いえ、お役に立てず申し訳ないです。」
シンの問いかけを受けたルインは、プレイヤーという名のハゲ頭と芝生頭のダブルヘッドを持った鬼族をイメージして、その姿に若干恐怖を抱きながら、そのような人物は見ていないと答える。
ルインがまさかそんなバケモノじみた人物を想像しているとは思っていないシンは、ルインの答えに頷き、とりあえずダンジョンを抜けて、シラナミロウに戻るかと考えた。
そしてNPCといえど、きっとこのルインはシラナミロウに居場所があるのではないかと考え、ルインに問いかける。
「ねえ、ルイン?貴女はこの森を抜けた街に住んでるの?」
「はい!そうです!家は冒険者さんのための宿屋を経営しています!シンさんは命の恩人なので、恩返しがしたいので、是非きてくれませんか?」
「そっか。じゃあ、お邪魔しようかな!」
ルインの一生懸命な姿に笑顔で答えたシンは、ルインに手を引かれて歩き出した。
そして、その森を抜ける道中、何故ルインがこの森に入っていたのかを尋ねたシンにその理由を話し出した。
「実は、私の弟が病気になってしまって…。両親がその病気を街のお医者様に見せたら、お医者様の力では治せない病だと言われたそうなんです。そのお医者様以外にも色んなお医者様に治してもらえないかと、両親はあちこちに頭を下げまわったのですが、どこも無理だと断られて…。」
「病気…?医者…。」
(ゲーム内にそんなフレーズ出てきた事あったけ…?)
ゲームの世界であるはずなのに病気があるということや、医者というフレーズに、若干疑問を浮かばせたシンだったが、そのままルインの言葉を聞き続ける。
「王宮魔術士の方や、医療魔術士の方なら何とか出来るかもしれないとも言われたのですが…。そのような方々は、現在王宮に集められておりますし、まず接点がありませんでしたので、弟…ギースが少しでも楽になればと、この薬草を探すために、森に入ったんです…。」
「なるほど…。だからそのリングルスの花を大切に持っていたんだ。」
(…王宮魔術士と医療魔術士…。やっぱ、なんかおかしいような…。)
リングルスの花とはゲーム内においてHPをほんの少し回復させ、状態異常を治す効果がランダムで発生する薬草の一種である。白の可愛い花を咲かせ、ダンジョンの様々な場所に生えているので、初心者の素材探索クエストなどの対象ともなる薬草であった。
シンはルインの説明を受け、さらにこの状況に妙な違和感を感じ、険しい顔を顕にした。しかし、そんなシンの様子に気づいていないルインはその花をぎゅっと握りしめ、そのまま話出す。
「はい…。でも、まさか王城があるこの街の近くにまで魔物が近づいてきていたなんて思いませんでした。これも魔王が復活した影響なんでしょうか…。」
「…………。ちょっと待って…、待って待って!?今まで、色々目をつぶったり聞き流してきたけど…、なんかおかしいよっ?!」
「えっ?!何か間違った事を言ってしまいましたか?」
今まで何か違和感を感じてもなんとか微笑んで話を聞いていたシンは、色々聞きなれないフレーズの山が飛び込んてくるので、流石に聞き流す事ができなくなり、ルインの話を止めた。
そして、頭の中で得た情報と現在の状況を掛け合わせて、整理しようとした。
突然の仲間の消失…、先ほどと雰囲気の違うダンジョン…、本来このダンジョンにいないはずのモンスターやNPCのルインが存在すること…、そして、ルインの話にあった病気や医者、王宮魔術士や医療魔術士という人物の存在…、そして、何より問題なのは、魔王というフレーズだ。
ゲーム・クレイグランドは確かに剣と魔法のファンタジーなゲームであると言っても過言ではない。
様々な人外の姿を持つ種族や魔術師や竜騎士など、様々な職業なども存在するし、冒険だって出来る。
ゲームだがリアリティのある景色や感覚など、普通のゲームと少し違う点も魅力の一つである。
だがしかし、クレイグランドにはストーリーというものはない。
プレイヤー達は自分の分身であるキャラクターになり、様々な行動をするが、その行動は一人として同じことはない。
多くの他のゲームでは、クエストがあったとしても、本編と呼ばれるストーリーのレールに沿って行動しなければならないものが大半だ。
そのストーリーの王道が、よく耳にする魔王を打ち倒す勇者の物語だろう。
だがしかし、ゲーム・クレイグランドにはその王道はない。
あるものは、様々なクエストや広大なダンジョンなどだけだ。
こうしなければいけないというようなルールもなければ、こう動くことが必然だという宿命のレールもない。
プレイヤー1人1人が自由に行動して、自由に冒険することだけがクレイグランドでの唯一無二の真実である。
つまり、本来、自由に行動を決めることのできるゲームであるクレイグランドには、魔王などという物語の要素そのものが存在するのが『あってはならない』事なのである。
そのあってはならないはずの物語要素である魔王というフレーズが出てきた事で、シンはある考えを抱いてしまった。
ーーまさかのテンプレ異世界転成か?……と。
しかし、すぐに、そんなわけない…妄想も大概にしろよと自身に言い聞かせるように首を振る。
シンが突然黙り込んで険しい顔で首を降り出したので、ルインは自分が何か失言してしまったのだと思い、オロオロと狼狽えて、何か声をかけようとした。
…その時である。
シンの左手側から犬サイズの大きさのゲーターハウンドが茂みから飛び出してきて、シンのオオカミの紋章が印されている腕に噛みついた。
《グワァオッ!》
「ぃっつ!?…このっ!?」
《ギャンッッ!》
シンに噛みついた犬サイズのゲーターハウンドは、即座にシンの刀で頭から刺し殺された。
噛みつかれ痛みを感じた腕からは、赤々とした血が流れ、その白のコートを染める。
(痛い…?痛みを感じる?まさか…さっきの妄想が現実だとでも言うの?)
ゲーム上バトルにおいて敵からダメージを受けると、そのダメージはHPを減らし、HPが減ったプレイヤーは動きが鈍くなるだけである。
決して痛みを感じたり、怪我を負ったりはしないのだ。
だが、先ほどゲーターハウンドから受けた攻撃は、シンの身体を傷つけ、痛みを感じさせ、尚且つ赤々とした血をその体から流れ落ちさせていた。
「シ、シンさん!大丈夫ですか!?今すぐ傷を縛りますから、腕を見せてください!!……えっ?…これって…。」
ルインは、呆然と痛みを感じる腕を見つめているシンのその腕を引き寄せると、ポケットの中からハンカチを出し、コートを肘のあたりまで引き上げて腕の傷にそのハンカチを当てて縛った。
その時、シンの腕に銀のオオカミの紋章が印されているのを見たルインは、シンの顔を不安そうに見上げて、言葉を告げる。
「シンさん…。この腕の模様はもしかして今噂されている勇者様の真似をなさってつけたのですか?…だとしたら、王都についたらその腕の模様は隠した方が良いと思いますよ…。似たように多くの冒険者さん達が女神様のお告げ通り、腕に神狼の模様の入れ墨を入れて、王宮に行って、我こそが予言の勇者だって嘘を言って、牢獄に捕らえられたって話を最近良く聞きますから。」
傷の手当てをしている様子を見ていたシンには、ルインが告げた内容のほとんどの意味がわからなかった。
だが、とにかくこれから向かう街(どうやらシラナミロウではない場所のようだ)で情報を少しでも集めて、自分に起きた状況を理解しようと思ったシンは、ひとまずルインの言葉に頷き、腕を再びコートの下に隠した。
(そういえば、さっきルインのプロフィールを確認するとき、ゲームの時と同じように確認できたよね…。だったらこの傷も回復魔術でなんとかできるかな?)
ふと、シンは先ほどルインのプロフィールを確認した時、ゲームと変わらない方法で確認できた事を思い出した。そして、もしかしたら魔術などもゲームと同じように発動できるかもしれないと思い至った。
そこで、召喚騎士でも発動できる、下級の回復魔術“癒しの風・ヒールウインド”を無詠唱で発動してみた。
すると、風がシン周りをふわりと吹いた後、先ほどまで血が出てジンジンと痛んでいた傷が見る間に回復した。
それと同時に、噛みつかれて穴が空き、血が染みついていた白のコートの袖も元の綺麗な白のコートへと直ってしまったのだった。
これにはシンも驚き、まじまじとコートと腕を眺め、さすったり、握ったりして問題なく術が発動したことを確認し、そして下級回復魔術がコートまで直した事に不思議な感覚を覚えていた。
そんなシンよりも驚いていたのは、その場でその様子を眺めていたルインだ。
シンが頷いた後、腕をじっと眺めていたので、傷が痛むのかと心配していたルインは、風がシンの周りを突然吹いたかと思うと、その白の服が元の綺麗な生地に戻って行くのを目の当たりにし、驚いた顔のシンが腕をさすったり握ったりしているのを見て、腕の傷も治ったのだと解ったからだ。
「えっ、ええぇぇぇっ!?シ、シンさん、傷が、服がっ!?」
「あー、うん。回復魔術かけたら治っちゃった…。」
「ええぇぇぇっ!?シンさん、回復魔術使えるんですか!」
「うん。下級回復魔術は一通りね。」
「カキュウ?っていうのはわかりませんが、とにかく、服まで直せるような回復魔術が使えるだなんて…。一刻も早く私の家に向かいましょう!さあっ!ついてきてくださいっ!シンさん!」
「えっ?ルイって、のわっ!?ちょっ、そんなに引っ張らなくてもついていくからっ!!」
「王都・セラスアトラスはもうすぐそこですから!」
シンが回復魔術を使えると知ったルインは、何かのスイッチが入ったかのように、シンの腕を引いて走り出す。
そんなルインの突然の行動に、最近良く引っ張られるなーっとどこかボケた考えを持ちながら、シンはルインの後に続き走り出す。
……しばらく森の中の小道を走り続けると、シン達の目の前に立派な壁がそびえ立つのが見えてきた。
小道の先はその壁の奥地の街へと続いており、壁の入り口付近では冒険者風の戦士や、商人の様な人物たちが、馬車に大量の商品を詰め込み、街の外に走り出したり、逆に街へと入って行ったりしていた。
徐々に近づいてきた壁の大きさに感動を覚えていたシンだったが、さらに街への入り口に近づくに連れて、木々の遮りがなくなり、その街が山のように上の方へと建造されていることが見て取れた。
そして、とうとう街の入り口に来た時に、その街の中心部であり、山のような街づくりの頂点に立派な白亜の巨城がそびえ立つのが目に入ったのだった。
ルインはそのまま人々をスルーして街の中へと走って行ったが、シンはいったん街の入り口に足を止めると、その白亜の巨城を見上げ、城の上空に不思議な七色の魔法陣が浮かんでいるのを確認した。
(なんとまぁ、いかにもなファンタジー城だなあ…)
シンが城の雰囲気にそんな感想を浮かべながら、城の周りに目を凝らすと、城の斜め前の辺りに、城には劣るが、それなりに大きな建造物が建ってあるのが見て取れた。
その建造物は城とは違い、まるで礼拝堂の様な外見を見せていた。
(やっぱり、ゲーム内の何処にもこんな街はなかったし、ここは違う場所…ううん、怪我を負った事やそれを魔術で治せた事を見れば、これはもうすでにゲーム内の魔術や技とかが使える異世界…だと思わないといけないかもしれない。)
先ほどからの情報や違和感、そして、この白亜の巨城のある街をみたシンは、ここがゲームの中ではなく、違う現実の世界…異世界だという考えにほんの少し現実味が帯びてきたなと感じた。
そして、とりあえず、辺りに自分と同じPCがいないかと、冒険者や商人のプロフィールを片っ端から確認して行くが、どの人物もレベル表記の後に続くのはNPCネーム???という、NPCしかいないという現実を見せつけた。
その様子に、ため息をついたシンが、とりあえず、自分のステータスにも異常がないか確認しようと、自らしか見えないステータス画面を表示する。
「…えっ?…、どういうこと?…私NPCになってる…。………な…なんでーーー!?」
シンが確認した自らのステータス画面には、NPCネーム・シン、職業・召喚騎士、レベル999という表記がされており、その他のステータス状況はゲーム内と同じであった。
しかし、自分自身がNPCと表記されているのを見たシンは、その表記に驚愕の叫びをあげた。
そんなシンの叫びを間近で聞いた人々は、一瞬驚いたが、シンが他に何も行動を起こさないことを見ると、すぐに元の日常へと戻っていった。
シンが街の入り口で、ショックに打ちひしがれていると、先に進んでいたルインが入り口まで戻ってきていた。
「シンさん!はぐれたかと思いましたよ…!さあ、私の家はこの通りの先にありますから、早く行きましょう?」
「あ、うん。…わかった。」
ルインの言葉に素直に頷いたシンは、その心中で涙を流していた。
だが、もうこれ以上現実から目をそらせないと思い至り、ようやく、自身がいる場所はゲーム、クレイグランドではない異世界のような場所であると思うようにしたのだった。
その日、召喚騎士・シンは、異世界・オルトクレイグランドにて最強のNPCになったのだった。
シンについてのミニ設定…その1(他に何か書くことがあれば増えるかも(笑))
①現実世界では、シンが20歳の時に両親は事故で他界している。(テンプレですね…)
②ゲーム時代、鎧を集めるためにゲーム内のお金“ギル”を所持金上限額まで貯めに貯めまくったので、現在は召喚士の所有する異次元にお金を貯金しています。(所持金が一兆ギルを超えたあたりからは、数えるのをやめたそうだ。)
③また、その他のアイテムや武器・武具などもほとんど異次元に保管しているらしい。
そのため、アイテムボックスには常にほんの少しの空きがある。
アイテムボックスに物を入れるときはコートのポケットにそのアイテムなどを入れると、自動的にボックス内に収まる。また、アイテムを取り出す場合はそのアイテムをステータスウィンドウにて確認し、選択しながらポケットから取り出すことでアイテムが出せるようだ。(今回手に入れたゲーターハウンドの牙は現在アイテムボックスに保存中である。)
ゲーム上の回復薬やアイテムなど鎧以外の道具も多く買い占めていたため、《貪欲なる収集家》という称号も所有している。
そのほかの称号については、また次回…
④シンが装備している武具の白のコートは、ゲーム時代では最上級の防御力を誇る白龍の皮で作成された特注のコートである。だが、異世界・オルトクレイグランドでは、ほんの少し強度が強い程度のコートとなっているようだ。
また、武器の二振りの刀は、銘を『鳳凰』といい、これまたゲーム上では最上級の攻撃力を誇る武器である。この武器については、ゲーム上と変わった点はない。刀身は紅色で、波紋が緋色の美しい刀である。騎士職と侍職のプレイヤーのみ装備できる。
少し攻撃力が劣る刀に『皇龍』や『雷麒麟』と呼ばれる刀があるが、狐の獣族で侍職だったスナイルさんは『雷麒麟』の刀を装備していたそうだ。
シンのこの二つの武具と武器は、ゲーム時代の特殊クエストで取得したらしい。(この話が本編か短編で出てきたらいいなという願望…(笑)スナイルさんのイケメンモフ無双があったとだけ言っておきます。(笑))
⑤中級以上の攻撃魔術や騎士職の中級以上の技を発動する際には呪文の詠唱や技名を唱えないと発動することができないが、下級の攻撃魔術や回復魔術、騎士職の技は、無詠唱でイメージするだけで発動させることができるようだ。
召喚魔術はパートナーの名や武器の名などを呼ぶ必要があるので、詠唱が必要のようだ。(でも、召喚って言うだけだから、ほかの中級魔術とかに比べると楽っちゃ楽なんだよね~byシン)
以上、シンについてのミニ設定…その1でした。
ケモノ成分が足りない…。スナイルさんカムバック!!(笑)