表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

第十二話 体育館の横を通って

引退して次の日。


学校の授業が終わると、私はいつも走って体育館へ向かっていた。


早くバレーがしたかったからだ。


だけど、私はもう引退した。


何をすればいいんだろう。


ただ帰るだけ?


私は体育館の横を通って帰った。


後輩達の大きな声が聞こえてくる。


ボールの音。

走る足音。

先生の笛の音。


昨日まで、私もあそこにいた。


私も練習に顔を出してみようかな。


そんなことを思った。


だけど、もうそこは自分の居場所じゃなくなった気がした。


昨日まではみんなと一緒にいたのに。


引退って、こういうことなんだ。


寂しかった。


今まで夢中だったものが、急になくなってしまった気がした。


そんな気持ちのまま、しばらく過ごしていた。


だけど私は、まだバレーを嫌いになれなかった。


あんなに苦しくて、悔しくて、沢山泣いたのに。


それでも、またバレーがしたいと思っていた。


その後、私は高校でもバレーを続ける。


まだまだ、私の青春は終わらない。

ここまで読んでくださりありがとうございます。


最後の試合が終わった次の日のことは、今でもよく覚えています。


毎日当たり前のように通っていた体育館が、急に遠く感じました。


昨日までそこにいたのに、もう自分の場所じゃない。


引退した時、そんな不思議な寂しさがありました。


だけど同時に、「私は本当にバレーが好きだったんだな」と改めて感じた時期でもあります。


中学生編をここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。


そして物語は、まだ続きます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ