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終焉のリスト

作者:柳 凪央
とある夜、都内の中堅企業のオフィスビルで、異常な集まりが開かれていた。
参加者は五人の社員──田所、坂口、宮島、倉持、そして浅野。
会議室に設置された監視カメラが淡々とその光景を映し出していく。

開始早々、異変が起きる。
水を飲んだ社員たちのうち数名が体調を崩し始め、
そこへ謎の作業服の男が現れ、部屋を施錠。
次々と拘束され、殺されていく者たち。
残された浅野だけが生かされたまま、カメラの前に晒される。

犯人は、かつてこの会社に在籍していた村瀬真一。
三年前、パワハラ・セクハラ・不正の温床となったこの会社で、
精神を病んで退職に追い込まれた元社員だった。

彼の「復讐のリスト」は静かに、だが残酷に遂行された。
死の先に何を望んだのか。
なぜひとりだけが生かされたのか。

すべてはカメラの前で、無言のまま語られる。
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