第二話 新たな人生
前回のあらすじ
痴漢冤罪をかけられた浅野正志、恐らくグルの証言者まで現れてしまったがために誰も浅野を信じるものはおらずなけなしの貯金は示談金等でパーになり、会社もクビとなってしまった浅野はこれからどうしようと考えていると信号が青になった事に気づかず死んでしまう…
俺が再び目を開けるとそこには辺り一面草むらが広がっていた。
俺はありとあらゆる知恵を使って考えた結果…………
「ここがあの世か!」
と言う結論を導き出した。
しかし俺が想像していたのは足がないだとか
浮けるだとかを想像していたんだかな…
あれは全てガセだったみたいだ。
とりあえず行く宛も無いので進んでいると
川のような物が見えた。
あそこがいわゆる三途の川というやつなのかなと思い
そのまま川を渡ろうと思い川を見ると………
何やら恐竜のような尻尾に足、爪等が俺の体についていた。
自分でも訳が分からなかったが何故今まで気づかなかったんだ?とも思った。
だかここがあの世だと思い気が動転したいたんだ。
そりゃ気づかなくて当然………なのか?
まぁこまかいこたぁどうだって良い。
だが一つ言えることは転生していると言うことか?
そうであればまだ良いな…いや!そっちの方が凄く良い!
そうと決まればこの川を渡って何か建築物がないか探そう!
川を渡り切ると村が見えた。
俺は幸先良いなと思ったがここで一つやばい事に気づいた。
この姿の奴を歓迎してくれるのか?
こんな意味のわからん恐竜みてぇな姿をした奴を……
俺なら絶対歓迎しないな………
うん間違いない。
であればどうしようか………
何かいい対策はないのか………
まぁ一旦村に行ってみるか?
このまま野垂れ死ぬよかマシだ!
走ってみたがこれは凄いなんとも早いのだ。
これも恐竜のような見た目になっているおかげか!
と、感心していたがそういえばなんで恐竜に?
と、今更感ありがちだがよくよく考えればなんで恐竜なんだろうな………
転生物ではチートスキルで無双ーとか魔法ーと言った何かしらの特殊能力があるはずだ!
しかし恐竜か………
まぁスケア○ーモンスターズみてぇだからいいか!
そう考えながら村に向かうのだった…………。