第八章まとめ ここまでの登場人物 ニィナスターライツ編
第八章 ここまでの登場人物(ニィナスターライツ正規メンバー編)
[デレス=アヴァカーネ](十九歳)勇者ポーター兼勇者
本作の主人公、低身長勇者(こちらでいう139cm)の黒髪、
東のミリシタン大陸にある面積第二の国ナムシア国出身、伯爵家(当時)の出。
ハーレムパーティーを全員寝取られ、ポーターとしてやり直そう西のモバーマス大陸へやってきた。
大陸の玄関口アイリー国で高身長巨女勇者のニィナに捕食され、続いて宗教国ルアンコで聖女クラリス、
魔法国シフリンで幻術師アンジュ、自由都市シュッコでサモナーのヘレン、ムームー帝国で勇者(のち勇者アサシン)のナスタシア、
更には踊り子ナタイラ、吟遊詩人オトゥハを婚約者にしていき、娯楽都市チャンミオではギャンブラー・ナーレにプロポーズをした。
勇者としてのレベルは100を超えており味方の能力を上げる個人スキルの相乗効果もあり、
大陸最強レベルとなっているが自分としてはあくまでも『勇者ポーター』は捨てていない。
最近は下着まで女装させられたりニィナさんの胸元に仕舞われたりしているが、ゾクゾクするくらい心地よい。
本当の生まれはナムシア国のタルッキ村だが家が貧乏過ぎる事、またデレスの身体が小さすぎた事により、
跡継ぎの長男イリオンが病弱だったブラヌシアタという街のアヴァカーネ伯爵家(当時)が大金で買い取り、
健康だった娘リッコの婚約者として、またイリオンに何かあった時の跡継ぎとして伯爵邸で育てられた。
小さな頃から人気のハーレムもの小説を義姉で婚約者(当時)に読まされ続けた結果、
冒険者になったら『最後の魔王を倒し、崖の上で朝日と共に幸せなキスをしてハッピーエンド』を迎える事を夢見ている、
モバーマス大陸で七大魔王全てを倒したら実現させる予定、その魔王もいよいよ残す所、あと一つ……いざ、最終章へ!!
[ニィナ=ミシュロン](二十三歳)勇者S級 本作品のメインヒロイン、正妻。
高身長勇者(こちらでいう身長193cm)の金髪、西のモバーマス大陸玄関口となるアイリー王国出身、公爵家の出。
アイリー王国騎士団に居たが彼女を手に入れたい者の策略によりクビになり酔いつぶれていたのをデレスに助けられ、その夜、宿で捕食してしまう。
元々低身長少年が好きな性癖で十九歳にもかかわらず幼い少年に見えしかも自分より強いデレスに心を奪われ、まんまと恋人(のち正妻)の座に収まった。
初期個人スキルで仲間の経験値を倍増させる能力を持っていたが、デレスのスキルとの相乗効果で、
通常ではありえない成長を遂げ、実際のレベルより遥かに強い勇者へと成長した、その見た目の派手さ、
一見、悪女のようにも見える巨女スタイルは、デレス自身が目立ちたくないと言っているその盾となるため。
実際の所、冒険者パーティー『ニィナスターライツ』のリーダーとして全てを取りまとめており、
そもそのデレスと組んだ条件に表立った事は自分が全てやる、という約束をしたためで多忙になった現在、
別行動も多いのでデレスを胸元に仕舞うのも会えた時に、一緒の行動の時に出来るだけ抱きしめていたいからである。
戦闘スタイルとしては背中に背負っている巨大な『ベルセルクソード』で敵を粉砕するのだが、
狭いダンジョンや細かい動きが必要な場所では女性用勇者剣『プリンセスソード』で戦っている。
最近、パーティー内の模擬戦、模擬決闘ではデレスにかなり負けるのでベッドの上で仕返ししているとかなんとか。
[クラリス](二十八歳)賢者S級 本作品のサブヒロイン、第二夫人。
巨乳聖女(こちらでいう身長165cm)で美しいな銀髪、西のモバーマス大陸にある宗教国ルアンコ出身、女神教の出。
ルアンコ教国に十三ある宗教のうち四番目に信徒が多い女神教の聖女。各国にも女神教の教会はありお祈りは欠かさず、
同じパーティーのアンジュや奴隷猫獣人少女ペロも女神教に入信させ、行く先々では時間があると布教活動も熱心にしている。
元は宗教戦争における暗殺聖女で男も女も構わずその肉体を使って多数、手にかけていたが、
そのうち自分の命も激しく狙われるようになり、すがる思いで一度は殺そうとしたデレスの仲間となり、
運命的な出会いを感じ、これは女神様の天啓だとデレスの恋人になる道を選んだ。
黒い装備中心、全体的に過半数が悪女に見えるパーティーにおいて、
オトゥハが来るまでは唯一の清純的な、正義の聖女的な見た目をしているが、
命令とはいえパーティー内では一番多く、人を殺した過去がありそれを一生背負う覚悟で魔王討伐をしている。
冒険者パーティー『ニィナスターライツ』内ではサブリーダーの立場でニィナやデレスを補助しており、
それは戦闘だけではなくさまざまな立場でである、年齢的な事も含めみんなのお母さん的な立場、実際、面倒見が良い。
人当たりが良すぎて誰とでも親しくなっている所からデレスに嫉妬されたりもするが、それすらも包んで受け止めてくれる聖女様である。
戦闘能力としては光魔法による全体攻撃や強い治癒魔法で長い間、支えていたものの、
最近はアンジュのサモンやヘレンとそのサモンが蘇生能力まで身に付けてしまっているため、
あまり目立った活躍はしていないように見えるが、ここぞという場面での精神的支柱をニィナと担っている、が、大黒柱はもちろん……
[アンジュ](十九歳)幻術師S級 本作品のサブヒロイン、第三夫人。
低身長幻術師(こちらでいう身長141cm)ボーイッシュで褐色の身体に濃い青髪、西のモバーマス大陸にあるシフリン魔法共国出身、女神教入信。
両親が冒険者だったが亡くなったため赤ん坊の頃に孤児院へ預けられたが、補助金目当ての劣悪な施設だったためきちんと学習させてもらえず、
また先天性によるものと環境によるものにより実年齢よりかなり幼いため、シュッコの学校で三か月の短期集中授業を経て、常識を身につけ卒業した。
幻術師と言う職業は超レアで育てれば貴族や国が抱えたがる程の能力を手に入れる事ができるが、
それには多大の年月と経験が必要で、一流の幻術師は皆、老人・老婆ばかりなのだがアンジュはそれに輪をかけて、
初期個人スキル『超大器晩成』のため、生きている間に幻術師としては使い物にならないだろうと判断され捨てられた。
過去、学校に通っていないのに幻術師としての学院に入れられ自動的に卒業した(させられた)後、
冒険者ギルドの隅で行き場の無い子達と一緒にボロ雑巾のように過ごし、全てを奪われていた所を、
デレス達に拾われて特殊スキルを駆使し育てて貰い、また刷り込みのようにデレスの事を慕うようになった。
若くして、十代で幻術師として一人前となってしまったアンジュは周囲の世界が一変、まさに手の平返し状態、
戦闘能力も『ニィナスターライツ』内トップクラスで特に空中浮遊や瞬間移動などの能力を持つ相当な手練れ、
国家幻術師レベルでないと出来ないような能力を手に入れてからは、あちこちでスカウトがひっきりなしに来ているようである、
更に異世界人の召喚まで出来るがその異世界人(主にイワモト)のせいで余計な異世界情報をよく出してくる、
例えば『ちくわ大明神』『ダディクール』『しじみチャンス』『ここがあの女のハウスね』『ザッツ! ウェディングベル』とか。
これは異世界人の住む亜空間のアパートにアンジュが出入りしているためで、そこでよくデスクトップPCやDVD等を見た結果である。
[ヘレン](二十三歳)サモナー:サキュバス系S級兼テイマー 本作品のサブヒロイン、第四夫人。
デレス達が自由都市シュッコに着いたとき襲って来たサキュバス使いの元悪女眼鏡サモナー(こちらでいう身長178cm)、
出身はカレンダという人も亜人も獣人も、魔物すらも共存する地方で生まれ育ったが、惚れた男について行ったものの、
便利にサキュバスだけ使われ彼女本人はヤンデレ気質もあり怖がられていた、のちに捨てられ自暴自棄になり野盗へ落ちる。
成敗された後、デレス達に奴隷として引き渡されたものの使い捨てにされる事の多いサモン(サキュバス)共々育てられ、
愛していた元仲間の魔法使いとも再会するも奴隷解放後、改めて捨てられたためヤンデレのターゲットをデレスへと変更、
後はひたすら尽くす元悪女としてデレスを『旦那様』と呼び愛し続ける、その恐怖すら感じる愛はサキュバスにも伝染した。
ニィナ程の高さは無いが女性としては高身長の部類で見た目もスタイルも、鞭含む装備もどう見ても眼鏡悪女、
同じく普段の姿が悪女に見えるニィナと共に『悪女ツートップ』を結成? していて間に挟まれているデレスを、
事情を詳しく知らない冒険者ギルドの受付嬢や職員は気の毒そうな目で見ている、が、デレスはそんな状況を内心、喜んでいる。
サモナーとしてサキュバスを召喚しているが、それは自分が魔物の血、おそらくサキュバスの血が入っているからだろうと予測、
パーティーメンバーのスキルや協力もあり使い捨てせず個々のレベルを上げた結果、それぞれ個性的に上位種へと進化して行き、
転移の使える者、エリクサーレベルで治癒や蘇生のできる者、擬態できる者等、恐ろしく強くなっているが、全員、デレスと関係を持っている。
またヘレン自身もレベルアップのサモナースキルにより『サモンの魔法スキルを全て使える』という能力を入手、
おかげでサキュバスを出さずとも単独で転移や治癒が出来、パーティー内の強さはもやはアンジュと並びトップクラス、
更にはティムモンスターのスキルも手に入れたため、テイマーとしてケルピー等を操る事も出来る、しかもサモンと同時可。
[ナスタシア](十八歳)勇者アサシン 本作品のサブヒロイン、第五夫人。
色白銀髪で若き女勇者(こちらでいう身長156cm)だったがムームー帝国のアスリクで『十二勇者』の末席として、
ニィナスターライツの勇者選抜と集団決闘をしたものの敗北、全員奴隷落ちとなり吸収されメンバーの一人となり色々あったのち、
デレスを関係を結んだ後、七大魔王討伐に貢献したという事で奴隷解放されるも残る事を選び、デレスと婚約する事となった。
職業は初めこそは勇者であったが、個人所持スキルの『ダブルクラス』により低確率であるものの、
Lv50になれば勇者とは別の職業が更に手に入るという能力が成功し、アサシンのクラスも発動したため、
おそらく世界で一人であろう『勇者アサシン』という職業となり、独自のスキルも取得して行くこととなる。
勇者アサシンとなってからは冒険者パーティーとしてはアサシン装束に身を包み、
謎の怪しい姿でパーティーの後ろをついていく、後方に気を配るスタンスで居るが、
素早さ特化で育てているのでいざ戦闘となれば真っ先に前衛に行って敵を倒す事が出来る。
更に勇者アサシン専用武器『光のアサルトライフル』は光魔法で遠い敵を撃ち抜いたり、
近くの敵に連射する事が出来、光属性の敵や魔法防御力の高い敵以外は瞬殺レベルの攻撃を放ち、
すでに七大魔王の一体を夫婦もろとも瞬殺している、狙って命中できるナスタシアの個人能力も特筆もの。
デレスに関する愛情は、もちろん個人の強さ・能力や勇者アサシンにして貰えたことなどもあるが、
第四夫人までの正妻側室を見て、こんなに愛されている人であるなら、という部分が大きかったと言える、
もちろん本当に真剣に愛していて、婚約当初は嫉妬すると爪を噛むと言うムーブを繰り返していた、今もまれに出る。
[ナタイラ](十八歳)踊り子 本作品のサブヒロイン、第六夫人。
褐色茶髪の踊り子でメンバー全体から見ると身長は低い方と言えなくもない(こちらでいう身長151cm)、
モバーマス大陸の南西にあるネクニュカマー諸島で敗戦したカルマソル国の女性一団がオークションにかけられ、
デレス達(正確にはアンジュがノリで)が買った結果、そこに含まれていた元お姫様、あと妹にライリアが居る。
祖母譲りの踊り子というレア職業を妹と共に持っているが当初は炎の儀式のみで魔法を使っていた、
初めは亡国のメンバーとパーティー『でろでろエクスタシー』(命名:アンジュ)を組んで過保護に護られていたが、
七大魔王を倒しているうちに正規メンバー入りし、使える魔法も派手に強くなっていき今や全体魔法攻撃で貴重な役割を担っている。
またオークションで買った魔導書により全体回復魔法も取得、とはいえ『儀式の時に派手だから』という理由だとか、
物理攻撃は投げナイフの他に扇を使い、今は『銀の扇』と『金の扇』の両方を使いこれは魔法攻撃や魔法防御すら切り裂く。
実は姉妹での新しい合体魔法も考えており妹のライリアをデレスの第八夫人に、と考えていて提案もしたが埋められてしまった。
全てにおいて面倒見の良いデレスに次第に惹かれていき、
なんとか抱いて貰おうと決闘でもし一勝でもすれば、とお願いした結果、
審議の結果なんとか一勝する事が出来、望み通りデレスと関係を結んだ。
最近はシャマニース大陸の勇者坊ちゃんに惚れられるも、
あっさりデレスと仲の良い所を見せつけてあっさり振ったり、
結構、度胸の据わっている場面を見せる事も出てきた、踊りもまだまだ続けたい様子。
[オトゥハ](十九歳)吟遊詩人 本作品のサブヒロイン、第七夫人。
色白でレモン色の髪をした長身(こちらでいう身長182cm)、
八分の一だけエルフの血が入っていて耳が気持ち、少しだけ尖っている、
どちらかというと『ニィナスターライツ』の長身組の中では細身の方である。
エルフの森に住んでいたが大火災が起きた際、
差別により濡れ衣・スケープゴート的に罪を着せられ、
奴隷としてオークションに出されていた所を買われて来た。
その歌声は素晴らしく、さすが吟遊詩人、さすがエルフの血と思わせ、
チャンミオで行われた歌い手コンテストでは最終的に準優勝に輝いたため、
すでに歌い手としてのファンも多数ついているものの、本人の心はデレスに。
デレス達による短期集中育成によりレベルが100を突破、様々なスキルを憶え、
その中にはティムモンスターの能力もあり兼業テイマーとしても活躍しており、
更に武器は『アーチャーハープ』という長距離攻撃と歌スキルを同時に出来る物を手にしている。
奴隷解放直後、今後どうするかという話に迷わずデレスのハーレム入りを希望、
それまでは奴隷という立場上、言う事はできなかったがずっと可愛いと思っていたらしく、
本人のぶきっちょな性格ながらも、デレスと結婚し、デレスのために歌い続けて行くらしい。
[ナーレ](二十七歳)ギャンブラー 本作品のサブヒロイン、第八夫人。
濃い茶髪を後ろで縛った爆乳(こちらでいう身長167cm)、
娯楽都市チャンミオのカジノでディーラーとして働いていると同時に、
地下闘技場で審判もやっていた胸がはちきれそうな、服が悲鳴を上げそうな爆乳お姉さん。
そのあまりにも大きすぎる爆乳で客に入れ込ませ、また集中力を削ぎ、
数多くの男を破滅させて行ったという伝説があり本人も『悪女』だと自覚している、
ただ相手があまりにも鮮やかなイカサマをした場合は、わかっていても一回だけ見逃すらしい。
基本的には生真面目で職務に忠実ではあるものの、
デレスの突然のプロポーズに取り乱しつつも支配人に確認し、
最終的に受け入れたという面もあり、何もかもお硬い訳では無い。
職業としてはギャンブラーというレアなものであり、
スキルとしても持っている『トランプ投げ』や『コイン投げ』で攻撃・防御をする、
その腕前はいきなり七大魔王戦に連れて行かれてもそれなりに戦力になった程である。
実はディーラーの他にも冒険者として生きて行く事にも前々から興味があり、
今回の提案・プロポーズは多数の自ら破滅していく男たちへの罪悪感から逃れるためにも、
渡りに船だった部分もあるようで、しかしながら早速デレスを『デレスちゃん』と呼んで慕っている。
次は準メンバーなどなど。